Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2005年12月を表示

今年も最後となりました。

 このブログは今年の6月4日に立ち上げ、それ以前の出来事もさかのぼって書きましたが、実質約半年になります。

 思いつくまま勝手なことを、書き綴ってきました。沢山のアクセスがあり、喜んでおります。始めのころは日記代わりに書いていましたが、アクセスが増えてからは、多少読者というか、訪問者を意識して書くようになりました。
 
 あまり意識しすぎ、オリジナリティーが少なくなってきていると、反省しております。来年はユニークさを取り戻したいと思っています。

 今後ともよろしくお願いします!



2005年12月31日(土)19:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ピアス

 今日変わった人に出会いました。その人は若い女性で、左の耳にピアスを4個空けていました。所が右耳にはピアスの穴一つありません。傷一つ無いのです。

 普通ピアスはしていないにしても、ピアスの穴くらいはあるのが普通です。いろいろ考えたけれど、なんとも不思議なので、尋ねてみました。その答えはなんとも面白い話でした。

 その女性のお父さんは、ピアスなどにうるさい人で、その女性はお父さんに知られるのが恐くて、ピアスが出来なかったそうです。お父さんは家では右側に座るので、どうしてもピアスを空けたいその女性は、左耳にだけ空けたのだそうです。また一つ、また一つととうとう4個空けたのだそうです。

 1年以上お父さんは、ピアスに気づかなかったそうです。当たり前ですが、そのうちに見つかりました。なんとも子供の考えることですね~~!

 昨日の映画「イゴールの約束」のように、子供は何とかして、親から独立しようとするのだと思いました。いかにも幼稚で、ほほえましいくらいの話でした。

  「親に見つかったときどう言われましたか?」と聞いたら、「空けたんだ!」と言われただけだそうです。

 そのときお父さんが、娘から見えない右側の耳を見せて、「ほらっ!俺も空けてたんだよ~!」みたいな事は?・・・・と突っ込んだら、馬鹿受けでした。

 もちろんそんなことは無かったそうです。



2005年12月30日(金)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

イゴールの約束

先日観た「ロゼッタ」に引き続き、ダルデンヌ 兄弟監督の映画を観ました。

「イゴールの約束」
監督 ルック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ 製作 1996年 ベルギー
出演 ジェレミー・レニエ、オリヴィエ・グルメ

あらすじ
 違法な労働者にアパートや仕事を斡旋している父親と、父親の仕事を手伝いながら、自動車修理の仕事もしている息子のイゴール。イゴールにとって父親は絶対の存在で、日ごろの行動からしぐさ、もそっくりです。考え方もモラルも全て父親のコピーでした。
 そこへアフリカ系の不法移民の夫婦と子供が来ます。神を信じるこの親子にイゴールは一寸興味を抱きます。ある日その一家の父親が事故で屋根から落ちて、重傷を負います。イゴールは助けようとしますが、イゴールの父は面倒を恐れ治療もしないで、死なせてしまいます。死の間際に、その父親は妻と子供のことをイゴールに託します。
 父親の目を盗んで、何かと面倒を見ます。ドイツへ売り飛ばそうとする父親に背いて、この母親と子供をかくまいます。この母親の親戚が居るイタリアへ送ろうとするのですが、夫を心配するこの母親に最後の最後で、死んでしまったことを告白します。

感想
 ロゼッタのときと同様、やはり音楽が非常に少ない映画です。ラジオを付けていたり、酒場で歌ったりするとき以外、音楽は流れません。

 始まりからイゴールはお客の財布を盗んだりします。全くモラルも何にも無く、時には違法労働者を警察に売ったりする、お金の亡者の親父とそっくりです。観ている方も、嫌になるくらいモラルの無いえげつない子供として描写されます。

 所がわけのわからない宗教を信じている、アフリカからの不法移民の親子3人に興味を抱きます。事故をきっかけに、何かしらイゴールの中に良心のようなものが目覚め、絶対であった父親に背き、父親からの自立が見事に描かれていました。

 救いの無い生活から、最後には何か希望が見えてくるような、そんな筋立ては特に凝ったものではありませんが、実にリアルでした。



2005年12月29日(木)23:32 | トラックバック(1) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

プロジェクトX 最終回スペシャル

プロジェクトX最終回スペシャル
「地上の星たちへ」

第1部:19:30~20:43 | 第2部:21:15~21:58
 2000年3月から始まったプロジェクトXの最終回スペシャル。6年間、240回のテーマをふんだんに振り返りながら、戦後を築いた日本人の姿を見つめ直す。
  特に印象に残るリーダーたちに光を当て、スタジオに招き改めて番組を振り返る。
  その他、これまでの出演者の珠玉のインタビューを一挙紹介。その晴れがましい表情は、どの方たちを見ても胸がつまる内容である。
 さらに、木村拓哉さん、橋田壽賀子さんが、プロジェクトXについて熱く語る。
 そして、番組と共に大ヒットした「地上の星」にまつわる物語をお送りする。
 地上の星を人生の応援歌にする人たちの姿、あの紅白、黒部ダムでの熱唱秘話も盛り込みお送りする。

感想
 製作していくうちに、ネタ切れになって、やらせがあったとか、企業から協賛金があったとかいろんな批判がありましたが、やっぱり感動的でした。
 
 昔の日本では、とても有能であったり、大変な功績があっても、それほどお金になることも無かったり、それほど名誉を受けることも無かった。見返りを期待するのでなくて、黙々と努力してきた先人の偉大な努力に、頭が下がります。最近の研究、開発などはすぐお金になるとか、すぐに成果が現れないと見捨てられがちですが、当時はほんとに素晴らしい気持ちで挑戦していたのだと、感動させられました。

 あの番組を観ていると、すばらしい結果の話ばかりですが、実際はあの10倍100倍の失敗があるのです。何の成果も残せない失敗です。それでも挑戦し続けた人たちがいると思うと、胸が熱くなりました。

 そそ以前漫画で見た面白い話を思い出しました。確かビックコミックのC級サラリーマンという4こま漫画でした。

 社内一の切れ者で、やり手の社員が社長に折り入って話があると呼ばれます。「極秘特別プロジェクトを社内一の君に頼みたい。」と、それで「社史編纂室勤務を命ず!」
 社史編纂質といえば、どの会社でも一番の左遷場所です。あせりまくる社員に、社長はそっと耳打ちします。

 「プロジェクトXに出られるような、我が社の社史を捏造してくれたまえ。」

 どの会社もあのような番組に取り上げられたいと思うのは、無理も無いことですね~~

 



2005年12月28日(水)22:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

年賀状

 今年は戌年なので、年賀状に、飼っているキャバリアの絵を描きました。
 一生懸命描くと変にリアルになって、イラスト風に描くのは、大変難しい!

 戌年のときの年賀状は、いつもの年ならイラストなのに、自分が飼っている犬の写真を載せる傾向が多くなりがちですね!

 考えてみると、ネズミを飼っている人、牛を飼ってる人はいるかもしれません。
 
 トラを飼ってる人は少ないな。
 
 ウサギは多いかもしれません。龍はタツノオトシゴを飼ってるかも知れませんね!蛇は少ないけど居るかもね!

 馬、羊、さるも少数派でしょう。
 鳥は多いかもしれません。

 いろいろ検討すると猫は、干支に無いから、やっぱり犬が一番写真になりますね!



2005年12月27日(火)22:00 | トラックバック(0) | コメント(2) | 今日の出来事 | 管理

香合

 京都の陶芸の先生から、戌の香合をいただいた。

 さすがに素晴らしい作品!

 画像をクリックすると、様子がわかります。



2005年12月26日(月)23:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

電飾

 車で通りかかったら、普通の民家に物凄い電飾がありました。通りかかった人たちが車を止めて、ちょっとした渋滞でした。


2005年12月25日(日)20:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ブラジルのサンタさん

 今日聞いた話ですが、ブラジルのクリスマスは真夏です。それでもサンタさんは、汗びっしょりの冬装束で、活躍するのだそうです。


2005年12月24日(土)20:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ウエールズの山

一寸古い映画を観ました。

ウエールズの山 ‘95英

 監督:クリストファー・マンガー
 出演:ヒュー・グラント、 タラ・フィッツジェラルド

あらすじ
 自分たちの村に誇りを持ち、実直に日々暮らす人々のいる田舎の村。村の背後には小高い山がありました。その「山」を村人は誇りにし、自分たちのものであると思っていました。だが、ある日、辺りの地形を調査するヒュー・グラント(が演ずる測量士)がやってきました。その測量の結果は大変なことになりました。今まで村人が毎日誇りにしていた「山」が、僅か6メートル足りないために、「丘」だと判定されてしまう事になりました。
 
 そこで村人たちは、宴会を開いたり、魅力的な女性を使ったりと、測量隊を引きとめ再測量をしてもらうことにします。その間に村人全員が土木作業をして、山のかさ上げをします。なかなか全員の協力が得られなかったり、雨が降って、せっかく盛り上げた土が流れたり、牧師が過労で亡くなったり、そのうち測量士自身も土木工事を手伝ったりするようになり、とうとう山と認定されます。

感想 
 イギリス人だけでなくウエールズ人スコットランド人みんな山をあがめます。聖書の中に山を拝めという記述があるからのようです。また山は戦争の時かなりその土地を守ってくれます。ウエールズ人はかつて、山があるから自分たちはイングランド人に征服されずにすんだと思っているのでした。派手な映画ではありませんが、同じ英国でも地方の誇りを面白く扱った映画です。実在の話ですから、お決まりの筋だけに、出演者の演技が見ものです。

 実は日本でもそういった傾向はあります。東京に対して、大阪は何かと張り合います。現に日本で一番低い山は、大阪の「天保山」4.53メートルです。日本ではイギリスのように高さによる認定靖はないのですが、あまりに低いので、地名か本当の山かの認定では、その地域の強力な運動があったようです。
 
 「天保山」は人工の山です。自然の山では徳島の「弁天山」6.1メートルが日本で一番低い山です。



2005年12月23日(金)23:22 | トラックバック(0) | コメント(2) | 映画  ドラマ TV | 管理

クリスマスプレゼント

 ベルギーから素敵なアロマキャンドルと、キャンドルスタンドを頂いた。フランス産で香りが素晴らしい。


 絵柄がとても綺麗で、スタンドにするだけではもったいないので、適当なソーサーに乗せてみた所ぴったり!!!


2005年12月22日(木)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

UR & UL

 老人ホームの要望書を見ていたら、URの役割についてという言葉がありました。UR?解らないので、事務長に尋ねると
 事務長 「各ユニットに入るリーダーのことです。」
 私 「へ?リーダー? ユニットの、チームのリーダーのことでしょう。それならリーダーはLeader と書きます。ですからLです。ULとしないと・・・」
 事務長 「げっ、もう2年以上URはユニットリーダーのこととして使ってきました。」
 私 「う~~~ん。。(o_ _)oバタ Unit Leader と書きます。日本語ならいいけれど、みっともないから今日からULにしましょうと・・・」
 反対意見は出ませんでした。即決ULになりました。

 何でも頭文字だけとって略すのは反対です。もちろん全て日本語に訳す必要も無いし、仲間内で略語を言っていても問題ありませんが、略語で使うときは一度は元の字を書くべきと思っています。新聞などは絶対そうするべきです。良く使うNPO、NGOですが、
 NPOは、Nonprofit Organizationの略で、直訳すると「非営利組織」となりますが
 NGOは、Non-governmental Organizationの略で、「非政府組織」となります。

 NPOがNew Profit Organizationですと、ぜんぜん違う意味になります。
 
 NHTKこれは日本冷やし中華協会です。(笑)
 DM ダイレクトメール? 糖尿病?

 ですから安易に頭文字だけ表示するのは反対です。だって日本人なんですから、簡単にもとの意味がわからないことが多いのです。間違いの元です。

 OIIOは何の略でしょうか? 

 これは頭文字表示反対協会の略です。

 Opposite Initial Indication Organization 今作りました。



2005年12月21日(水)23:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

寒い夜は啄木の歌が・・・

 やはらかに積れる雪に
     熱(ほ)てる頬(ほ)を埋うづむるごとき
       恋してみたし
     

 忘れ来(き)し煙草(たばこ)を思ふ
     ゆけどゆけど
       山なほ遠き雪の野の汽車

 さいはての駅に下(お)り立ち
     雪あかり
       さびしき町にあゆみ入(い)りにき

 よりそひて
     深夜(しんや)の雪の中に立つ
       女の右手(めて)のあたたかさかな

 小奴(こやつこ)といひし女の
     やはらかき
       耳朶(みみたぼ)なども忘れがたかり



2005年12月20日(火)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

物凄い寒さ

 物凄い寒さです。「地球温暖化は一体どこに?」とそう単純ではないらしい、地球温暖化の影響は、暑さ寒さ、降ったり降らなかったりと、天候不順にもなるらしい。いわば降れば土砂降りという雰囲気になるらしい。
 
 本当に温室効果ガスの排出が地球温暖化の原因なのかも、疑問はあるのです。
 少なくとも、12世紀ごろは今よりも地球は暖かかったのは事実です。また炭酸ガスといっても、本当に大きな火山噴火が起これば、こんな量で無い炭酸ガスが排泄されます。

 海面の上昇も、疑問です。地球温暖化が進むと、南極、北極の氷は解けますが、溶け出すことによって、降雨量が増え、結局氷は増えるかもしれないという意見もあります。さらに、氷が溶け出すと、海底に冷たい淡水が増えて、海流の勢いがなくなり、結局緯度の高い所は温度が下がり、やはり沢山雪が降るようになるかもしれません。
 海面上昇は起こるかもしれませんが、単純に温度が上がるかどうかは疑問です。今までの地球の歴史を見ると、もっと大きな噴火などによって、劇的な変化が起こっています。また太陽活動の一寸した変化によっても、地球の受け取るエネルギーが変化してしまいます。

 時々真剣に考えるのですが、どうなのでしょうね~~?



2005年12月19日(月)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

Mp3プレイヤー  その3

 今Mp3プレイヤーといえば、なんといってもi-Pod が超人気ですが、最近携帯電話で音楽再生が出来るようになって来ました。

 まだ電池寿命に問題があるのですが、機種によっては可能です。きっと1~2年以内に、殆どの携帯電話で音楽のフル再生が出来るようになるでしょう。もちろん音楽のダウンロードも、お手の物ですから、i-Pod 人気もそろそろ下火になるかもしれません。

 何でも出来るようになる携帯電話の威力は、とどまる所を知りません。

携帯電話の今後の予想

 お財布携帯の次は、貯金通帳、音声入力、翻訳、通訳機能、入室用のキー、車のキー等と、どんどんすごくなって、いつかはパソコンを追い越して、身分証明書、運転免許書、印鑑証明、パスポートと、まさかそこまでは行かないでしょうけど・・・



2005年12月18日(日)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

Mp3プレイヤー  その2

 Mp3プレイヤーといえば、なんといってもi-Pod が有名です。次がソニー系のものでしょうかね~。しかし使い勝手にはいろんな問題があります。日本性も同様ですが、著作権の問題があって、入れた音楽の出し入れはなかなか大変です。

 i-Pod は特に一つのPCからしか音楽が入れられなくて、また一度i-Podに入れた音楽は、取り出せません。もちろん特殊なソフトを使えば、一度入れた音楽も取り出すことは可能です。最強の裏技としては、何かと厄介ですが、LINUXを導入してしまうというのもあります。
 
 PCメーカーのものですから、音質も今一と言うのがもっぱらの評価です。それでもいろんなアクセサリーも豊富だし、値段も安いし、次から次へと新製品が出るし、やっぱり魅力的です。なんといっても有名だからブランド力があります。                                           

 それに比べて韓国製のMp3プレイヤーは、著作権がうるさくないのか、通常のUSBメモリーのように使えます。ファイルの部分にドラックするだけでも、音楽再生できますし、逆にPC へもコピーできます。

 電池の持ちに関しては、ソニーなど日本製に軍配が上がります。使わない回路を切ったり、入れたりするのだそうです。その辺のノウハウは、携帯電話で鍛えられている日本製が一番です。音質も日本製は素晴らしく、韓国製もメーカーによっては日本製に劣らないようです。

 私自身は、以上のような理由から韓国製を使っています。



2005年12月17日(土)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

Mp3 プレイヤー

 ビンゴの景品になるMp3プレイヤーについて、一寸調べてみたが、PCを持ってても使えない人が意外と多く、MP3プレイヤー持ってても、Line in recording で使っている人もいました。

 アンケートでは、何も知らずに i-Pod が欲しいという人が居たから、景品にしたのは良いけど、使えないのではね~~

 今回のはLine in recording も出来るから、何とかなるでしょうが・・・



2005年12月16日(金)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

ビンゴの景品

 忘年会のビンゴの景品に、頭を悩ましていました。

すると超底値の販売のサイトがありました。

●携帯型デジタルオーディオプレーヤーの世界ブランド「iriver」(アイリバー)登場!
●2005年発売時14,800円相当のアイリバーヒット商品【iFP-890SE 256MB】が、底値5,980円(税込6,279円)のスペシャルプライス!
●約60曲収録可能。つまり毎日の通勤通学のお供にベストサイズ。

とても安いのでこれに決定し、2個注文しました。



2005年12月15日(木)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

新春

 年賀状を書かなくてはと思い、住所録を点検したりしていました。最近はPCソフトを使って、裏はもちろん宛名まで印刷と言う有様です。ソフトの名前も「筆王」「筆ぐるめ」「筆まめ」など沢山ありますが、ネーミングとしては「筆不精」が良いかもと思うくらいです。

 年賀状に新春の候・・・と書くのは、江戸時代は旧暦でしたから、春は1月からでした。節分は立春の前日ですから、12月に節分が来るのが普通でした。
良い例が「三人吉三廓の初買」の有名な場面  「大川端庚申塚の場」

  月も朧(おぼろ)に白魚の
  篝(かがり)もかすむ春の空
  つめてえ風もほろ酔いに
  心持よくうかうかと
  うかれカラスのただ一羽
  ねぐらへ帰る川端で
  棹(さお)のしずくか濡れ手で粟
  思いがけなく手に入る百両
    
      ここで「お厄払いましょう~~~」と節分の厄払いの声が聞こえます。

  ほんに今夜は節分か
  西の海より川の中
  落ちた夜鷹は厄落とし
  豆沢山(だくさん)に一文の
  銭(ぜに)と違って金(かね)包み
  こいつあ春から縁起がいいわえ

 今で言うニューハーフのお嬢吉三が、夜鷹(たか)の「おとせ」を川に突き落とし、百両取りあげて言う有名な台詞です。美人の女性が急変し、女装の強盗となって長ドス抜いて凄む場面です。

 江戸時代からニューハーフの芸は、女と見せかけて急に男っぽさを出して凄むのです。弁天小僧菊乃助の「浜松屋の場」もそうですね。現在の「おかまバー」でも同じ芸風です。まったく進歩していません。(笑) ニューハーフの方は、実は本心は男ぽさは出したくないのです。これについては又の機会に・・・

 もうすぐ新春、年賀状書かねば・・・・いや印刷しなければ!



2005年12月14日(水)01:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

囲碁の打てるロボット

 もう何年もすると、韓国000PC対アメリカ000PCの名人戦とか、インド000PCが神授の一手を放ち、日本000PC惜敗、PC囲碁ワールドカップ予選落ち・・・・中盤まで日本のPCがわずかなリードを保っていましたが、インドPCが予想外の素晴らしい手を放ち・・・・またしても日本PC最後の寄せに泣く・・・なんていう事がニュースになるかもしれません。

 
 退屈そうにしていると、家庭用ロボットが、
 「一番お相手しましょうか?」などと誘って来るかもしれませんね。
 私が「よし一番やるか」と言うと、
 「はーい!」と言ってロボットが嬉しそうに碁盤持って来る。
 
 「このところ腕を上げられましたね~」ロボットは遠慮がちに言う。
 私は一寸不愉快になり「うるせぃ~、待ったありだかんな!」
 「ご主人はこないだも、3番勝負で5回も待ったしましたよ。一番目の待ったは156手目の・・・」
 「ううるせぃ~、黙って碁盤を拭け~~、そんなデーターは聞きたくない!今までのデーターは消去しとけ!」
 「へ? 私の記憶は一部だけ消すことは出来ません。データーを消すとその他の処理に問題が起こる可能性があります。」
 
 「う~~ん」唸りながら、ロボットと囲碁を打つ私でした。



2005年12月13日(火)00:42 | トラックバック(0) | コメント(2) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

囲碁ソフト

 最近のコンピューターの発展の速度は目覚しく、チェスでは、97年に当時の世界チャンピオンが、IBMが開発したチェス専用コンピューターに、1勝2敗3引き分けで敗れています。チェスでは一度取られた駒は、使えません。取った相手の駒をどこにでも打てる将棋は、チェスよりもはるかに複雑で、大変です。人工知能とゲーム情報学が専門の松原仁教授によれば「初手から終局までの可能な指し手は、チェスが10の120乗、将棋が10の220乗」だそうです。

 将棋では、森内俊之名人とソフト大会で全勝優勝した「YSS」(商品名・AI将棋)「人と電脳の最強対決」が公開の場で行われました。「角落ち」のハンディでしたが。森内名人がコンピューターに勝ちました。森内名人の終局後の感想は「序盤は弱いのに中盤から強くなる。こんな将棋を指す人間はいないと思った」。
コンピューター将棋は全て読みきるので、玉の詰みを見つける能力ではプロを上回るようになりました。昨年のソフト同士の大会で優勝した「AI将棋」には、将棋連盟からアマ四段の免状が授与されました。

 このほかにもプロとハンディ無しでの勝負でも、まだ勝てませんが、コンピューター将棋が良いところまで行くようになって来ました。10年後には名人とハンディ無しで、勝負できるくらいになるかもしれないそうです。

 囲碁ソフト世界戦、2005年10月30日に世界トップクラスのコンピューター囲碁プログラムが参加した「世界コンピューター囲碁大会岐阜チャレンジ2005」が29、30の両日、岐阜県大垣市で開かれ、北朝鮮の「KCC囲碁」(日本での商品名は「銀星囲碁」)が3連覇しました。しかしまだその実力はアマチュアの有段者ほどもないそうです。昨日の話のように、神の一手という言葉があるように、わからない部分が多いからだそうです。

 しかしコンピューターの計算は、碁盤を持っていて、相手が打つと自分の計算機の中で、いろいろ打ってみるのですから、言ってみれば打ち直ししているようなものです。打った形を見て判断して選べるのですから、いつかはコンピューターが勝つ様になるのでしょう。コンピューターの終盤は全て読みきりですから、絶対負けません。



2005年12月12日(月)23:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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