Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2005年12月10日を表示

ヒカルの碁(その1)

 テレビをつけたら、ヒカルの碁のアニメをやっていました。ついつい観ているうちに、以前読んだのですが、アニメで放映された所の続きを読みたくなり、本を2~3冊出してきて読み始めました。ついつい面白くなり3~4冊ずつ出してきて読んでいるうちに、とうとう全部読んでしまいました。

 改めて読んでみると、第一巻に全ての面白さが凝縮されています。「新藤ヒカル」と言う少年に取り付いた、平安時代の「藤原佐為」の霊、この霊は以前江戸時代の天才棋士「本因坊秀策」に取り付いたのでした。「本因坊秀策」は囲碁の世界では歴代の棋士の中でおそらく最強と言われる実在の人物です。

 物語は全く経験の無い「新藤ヒカル」が、ふと求道的な天才少年「塔矢アキラ」と対戦し、全くの素人ながら、「藤原佐為」の霊が取り付いているので、「塔矢アキラ」は屈辱的な負け方をします。「塔矢アキラ」は小さい頃から英才教育を受け、天才と騒がれていたのに、全くの素人に、子供あしらいの負け方をするのです。負けたアキラは大変なショックを受け、さらに「神の一手」を見たように思うのでした。思えば罪なことをしたものです。



2005年12月10日(土)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


(1/1ページ)