「シモーヌ」 主演 アル・パチーノ |
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| ’03 年の映画で「シモーヌ」というのを観た。監督はアンドリュー・ニコル 主演はアル・パチーノ レイチェル・ロバーツ
落ち目の映画監督が、CGで作った架空の女優を大スターに仕立てる。所がだんだん彼女が一人歩きしだして・・・という話。
風刺喜劇だが、実に良く出来ていて笑える。
映画はそう遠くなく、現実の物になるかもしれない。現在動画はまだまだ絵のように見えるが、近い将人間の役者と区別つかないようになるかも知れない。
現在でも、アニメのキャラクターはそれなりに存在感がある。科白だって、声紋分析し、合成すれば、実際可能。CG合成の女優が、アカデミー賞を取る日がほんとに来る様な気がする。
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Apr.30.2005(Sat)23:00 | Trackback(0) | Comment(0) | 映画 ドラマ TV | Admin
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ポルシェカイエンターボ |
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| 同級生の家に行ったら、車庫の片隅にポルシェのカイエンターボがあった。4500ccのV8エンジンで、450馬力ととてつもなく凄い車。フォルクスワーゲンと共同開発で、日本ではトアレグとして売られてて、車体は同じ。カイエンの方はエンジンがポルシェ制。 しかしその大きさたるや、まるでトラック。総重量は2.4トン、車幅は2メートルを僅かに切る程度。いくらなんでもこんな大きな物が時速200キロ以上で走るのはあまりにも・・・ 案の定車庫入れでこすって、左ドアー全面取替えとか何とか、250万円ほどかかったそうで、いやはや・・・
彼は昔から良い趣味で、以前もベンツのE500と言うポルシェエンジンのベンツに乗ってた。以前乗せてもらったが、何の変哲も無いベンツだけど、スピードが上がるとエンジン音からしてもうポルシェの世界。素晴らしい車だった。
今回もポルシェだからと車も見ないで、カタログだけで注文(1200万円以上で、アラブの石油王様ご用達の車だから、見ようにも、日本では買う人殆どいないから、なかなか実車は無くて)、車が届いてびっくり、山のような大きさ・・・
写真だけ見ると、確かに可愛い形で、まさかポルシェがそんな大きな車作ると思ってなかったらしい。(笑)大して調べもしないでポンと1200万円以上の買い物する所が、彼らしいおおらかさで、素晴らしい! 彼の家の周りは道路も狭く、高速も無くて、スピードは出せないし、狭い道ではバスのようによけたり、停車したりで、性能を発揮できないと、嘆いていた。
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Apr.18.2005(Mon)22:34 | Trackback(0) | Comment(0) | 車の話 | Admin
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カルメン |
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| ふとテレビをつけたら、衛星放送でオランジュ音楽祭のカルメンを放送してた。 カルメンは ベアトリス ウリア モンゾンでそれほどではなかったが、ホセの ロベルト アラーニャは素晴らしい出来だった。ミカエラの ノラアンセン は綺麗な声だった。役に合ってた。
カルメンはアグネス・バルツァが最高と思ってるからかな~ベアトリス ウリア モンゾンは好きになれない。
ロベルト アラーニャ には大感動、最高!
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Apr.9.2005(Sat)20:41 | Trackback(0) | Comment(0) | 音楽 | Admin
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伊良子半島 |
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| 知り合いが、伊良子半島からフェリーに乗って伊勢のほうに行く話になって、伊良子岬には島崎藤村の有名な碑があると教えてあげました。椰子の実をジャワのほうから流してみて、実際に日本にたどり着くかと言う実験が行われ、見事に何個か流れ着きました。その話を聞いてその人は、びっくりしてました。私が歌おうとしたのですが、一番だけしか覚えてなかった。字で見てみると難しい字を使ってますね。
最近ではゴミも、名も知らぬ遠き島より流れ寄るようで、昔のようにロマンチックな話ではないようです。確かに発泡スチロールを胸に当てても、新たな流離の憂いは湧かないな~(笑) ゴミを分析して、どこの国から流れ着いたか突き止めて、国際問題にするらしい。
椰子の実 名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子(やし)の実(み)一つ 故郷(ふるさと)の岸を離(はな)れて 汝(なれ)はそも波に幾月(いくつき)
旧(もと)の樹(き)は生(お)いや茂(しげ)れる 枝はなお影をやなせる われもまた渚(なぎさ)を枕(まくら) 孤身(ひとりみ)の浮寝(うきね)の旅ぞ
実をとりて胸にあつれば 新(あらた)なり流離(りゆうり)の憂(うれひ) 海の日の沈むを見れば 滾(たぎ)り落(お)つ異郷(いきよう)の涙 思ひやる八重(やへ)の汐々(しほじほ) いづれの日にか国に帰らん
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Apr.6.2005(Wed)00:32 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin
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若山牧水 |
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| 海の声 若山牧水
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
白き鳥ちからなげにも春の日の海をかけれり君よ何おもふ
春の海のみどりうるみぬあめつちに君が髪の香満ちわたる見ゆ
春の海さして船行く山かげの名もなき港昼の鐘鳴る
春の雲しづかにゆけりわがこころ静かに泣けり何をおもふや
別離 若山牧水
別るる日君もかたらずわれ云はず雪ふる午後の停車場にあり
春の日の満てる木の間にうち立たすおそろしきまでひとの美し
君すててわれただひとり木の間より岡にいづれば春の雲見ゆ
病院の玻璃戸に倚れば安房の海のあなたに伊豆の山焼くる見ゆ
安房の国の朝のなぎさのさざなみの音のかなしさや遠き富士見ゆ
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Apr.6.2005(Wed)00:29 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin
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