Cat Schroedinger の 部屋
 
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書籍 (短歌、漢詩)
==Explain==
万葉集から、俳句、短歌、漢詩なんでもあり。

江戸藩邸へようこそ

 江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」 (インターナショナル新書) 新書

 久住 祐一郎 (著)

 江戸の町には広大な大名屋敷(江戸藩邸)が多数存在し、その数は600にものぼったという。では、「江戸藩邸」とは、どのような空間だったのか?
 
 三河吉田藩(現愛知県)に残る「江戸日記」などの古文書から、江戸藩邸の仕組みや藩邸内で起きた事件や面白いエピソード、女性たちが暮らす「奥向」など、知られざる江戸藩邸の内部を紹介し、江戸の武家社会の実相を明らかにする。

 感想:
 江戸時代の大名の暮らしは一体どのような物であったかが、詳細に書かれていて面白い本でした。
 映画などの時代劇とはやっぱり違っているところが特に面白く読めました。



Jun.1.2022(Wed)23:04 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

シルバー川柳

 時々行く喫茶店で店主の方が、面白いからと本を渡されました。

 表紙に載っている川柳が
   「誕生日  ローソク吹いて  立ちくらみ」

   
 



  「LED  使い切るまで  無い寿命」

 amazonの紹介に載っていた句ですが、笑えます。


 コーヒー飲みながらあっという間に読みました。

 面白い本ですが、収載されている句が少なくてやや割高な感じ。



Apr.30.2022(Sat)16:03 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

偉人の年収

「 偉人の年収(イースト新書Q 77)新書」

 著者:堀江 宏樹

 カバーに書かれている紹介は
 世界史・日本史42人の金銭事情
 そのとき歴史は金(かね)で動いた。

 内容:
 新撰組は高給取り集団!ヒラでも月給100万円。
 無職のダーウイン、親から年額4500万円の仕送り。
 1億円貢がれた!?「資本論」に見るマルクスのヤバい金銭感覚。
 福沢諭吉、「学問のすゝめ」だけで22億売り上げる。
 ピカソ家の相続遺産8000億、裁判費は70億!?

 感想:モーツァルトが変人で有ったことなど、ある程度知っていましたが、天才と言われる人は、いろんな意味で普通では無いと思いました。

 著者が述べていますが、当時のお金の価値と現代のお金の価値を比べるのがとても難しいとのことです。

 1両と言っても江戸時代は300年も続いたので、当初は10万円くらいでしたが、末期には4万円、幕末には1万円くらいの価値になったようです。

 米の値段で比べるのが一般的ですが、人件費、食費などは異常に安く、着物などはとても高価でした。

 厳密な比較はともかく、とても面白く読めました。



Jan.23.2022(Sun)15:55 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

中村哲医師の著書

 中村哲医師の著書も紹介されていました。


 掛川市立図書館にある「中村哲医師」の関連図書リストがこれです。

 彼の医業は素晴らしいことは異論を挟みませんが、そもそもこれらのことは国家がやることだし、世界からの援助として行われるべき事です。

 政治的な問題を考えると空しくなります・



Jan.10.2022(Mon)00:00 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

「BARレモン・ハート」

 コックは殆ど読みませんが、「BARレモン・ハート」は気に入っていました。

 作者の漫画家 古谷三敏(85歳)が、2021年12月8日亡くなりました。

 「BARレモン・ハート」は、古谷三敏(ファミリー企画)による漫画で、主に酒に関するうんちくを扱った漫画作品で、『漫画アクション』(双葉社)にて連載中でした。

 「COMICアクションキャラクター」「漫画アクションピザッツ」「週刊大衆」など掲載誌は何度も変わっています。
 単行本の第1巻は1986年に初版が出ており、以降30年以上にわたって連載が続いていました。

 単行本は全部揃えています。

 ちなみに店名である「レモン・ハート」は実在するラムの銘柄の1つである「レモン・ハート」に由来します。現在は違いますが、当時アルコール度数75.5%の「レモン・ハート・デメララ151」が「世界で一番強い酒とされていました。

 話はもちろんマンネリですが、毎回変わったお酒の話が出てくるのと、このBARの雰囲気が大好きでした。

 作者が亡くなられ残念ですが、長い間ご苦労様でしたと言う気持ちです。
 



Dec.13.2021(Mon)12:31 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 百田尚樹 (著)

 「今こそ、韓国に謝ろう ~そして、さらばと言おう~」
               百田尚樹 (著)

・日本史上、最悪の35年間―私たちの先人は朝鮮半島で何をしたのか?
・朝鮮にかかわったのが大失敗だった!
・残酷すぎる日韓関係の真実、併合時代にすべての問題の原因がある
・“徴用工"も慰安婦もレーダー照射も原爆Tシャツも三・一独立運動100周年も大幅加筆、すべて涙ながらの大謝罪
・大ベストセラー『日本国紀』の外伝――編集・解説 有本香
「私たちの父祖が良かれと思ってしたことは、彼らにとってはすべて『余計なお節介』だったのです」(「はじめに」より)

感想:
 著者の百田尚樹氏は極端に右翼的な人と思っていました。この本は強烈な皮肉で構成されていて、真っ向から異議を唱えるのでは無く幾分か主張が和らぐ感じが面白いと思いました。

 彼の主張は事実でも、やはり韓国の人たちは面白く感じなかったし、差別もあったと思っています。どこの国でも近くの国は協力しながらもそれほど仲が良くないことはよくあります。

 それの何時の日か今以上に仲良くなれることを願っています。個人的には、国境なんて無かったらどれほど良いかと思っています。

 アインシュタインの
 「私が世界政府を擁護するのは、今まで人間が遭遇した最も恐るべき危険を除去する方法が他にはあリ得ないからである。人類の全体的破滅を避けようという目標は、他のいかなる目標にも優位しなければならない。」

 を理想と思っています。



Oct.7.2021(Thu)20:32 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

童謡『赤とんぼ』の歌詞

童謡:『赤とんぼ』
      三木露風 作詞 山田耕筰 作曲

1.夕焼小焼の赤とんぼ負われて見たのはいつの日か
2.山の畑の桑の実を小籠(こかご)に摘んだはまぼろしか
3.十五で姐や(ねえや)は嫁に行きお里のたよりも絶えはてた
4.夕焼小焼の赤とんぼとまっているよ竿の先

 東京生まれの(3代以上続いた)友人が赤とんぼの曲の「あかとんぼ」頭の「あ」にアクセントがあるのはおかしいと言うので、反論しました。

 現在は「あかとんぼ」は頭にアクセントが無くて、「と」にアクセントがあります。所が古くは頭の「あ」にアクセントがありました。

 私はアクセントは自信が無いので、アクセント辞典を持っています。



 辞書にはこのようになっていると友人にメールしました。彼は東京下町まれですが、高校は山の手なのでの「のてことば」も話せてバイリンガルです。「ひ」と「し」の発音の区別が出来ます。

 友人をやり込めましたが、彼曰く「赤とんぼについては解った。俺はきっちり標準語なのでアクセント辞典は持ってねえ!」と悔し紛れのメール

 ちょっと悔しい!!


 この歌詞は色々論点が多く、「お里のたよりも絶えはてた」については、三木露風が子供の頃両親が離婚した事による母親のお里なのか、子育ての女中のお里なのかはっきりしません。

 明治になっても14歳で嫁に行く人は居ましたが、希になっていたそうです。

 調べてみると、赤とんぼは秋の季語ですが実際には夏から飛んでいて、秋になると山から里へ降りてくるのだそうです。



Sep.25.2021(Sat)16:39 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

古今亭志ん朝

 文芸別冊のKAWADEムック「古今亭志ん朝」本人のエッセイ、インタビュー、等が盛りだくさんです。

 ちょうどNHKでも志ん朝の特集がありました。

 全体に褒める話ばかりで、少し物足りない感じはありました。やはり父親志ん生の重圧などは大変だったようです。

 真打ちになってそれほど経っていない頃、何人も飛び越して真打ちになったのは親の七光りかとおもっていましたが、上野鈴本で「船徳」を聞いたときあまりにも素晴らしくて舌を巻きました。

 船徳 https://youtu.be/iyM6o2JBqag

 その後いろんな話を聞きましたが、やはり若旦那を演じるときが一番だと思っていました。もう少し歳を取って渋い芸になったらと思っていたのに早すぎる死でした。

 本では褒める話が多いのですが、個人的に評価すると、高座の流れは、口上、マクラ、噺、サゲという構成になっていますが、志ん朝のマクラはつまらない物が多かったような気がします・

 本人も父親の志ん生が食うや食わずの中で作り上げたマクラは、誰にも真似が出来ないと言っていました。



Sep.19.2021(Sun)13:02 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

古今亭志ん生 〈増補新版〉: 落語の神様 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

 旅行の時読み終わった友人から貰いました。同じような話をかなり読んだことがあります。

 とにかく古今亭志ん生は破天荒な人でした。ですからごく普通の落語より、その破天荒さが出る噺は「とても面白いと思っています。

 この本では短いエッセーもも多く、対談などもあり充実した本です。

 落語家を真面目に評論してもどうかとは思っています。落語家はその高座なり、噺の評論だけで良いようにも思います。

 時々使われるギャグですが、
 「落語家は人生の落伍者」とか、
 「落語家は馬鹿では出来ない、でも利口者は落語家にならない」

 普通の人は普通の落語しか出来ない、破天荒な彼は破天荒な落語が出来たと言うところでしょうか?



Jul.9.2021(Fri)15:28 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

金子みすゞ大全集 

 「金子みすゞ大全集」生誕100年記念 朗読CD復刻版を買いました。

 みすゞの全ての詩512編の朗読が入っています。読み手は「若村麻由美」です。

 みすゞの詩はやはり綺麗な声の女性の朗読に限ります。あまり感情込めて朗読するより、さらっと朗読しているのが気に入りました。短い詩も多く、さらっとしか朗読できないのかも。

  



 2012年9月仙崎から湯本に宿泊し萩市に一人旅行しました。このブログにも書きました。列車の本数が少なくて苦労しました。

http://catschroedinger.btblog.jp/cm/kulSc3aIW5061D8B1/1/

 みすゞの詩の中に出てくる店から、通り、神社などそのままで驚きました。



 この二階の窓からみすゞは表を眺めたりしていました。この机で詩を書いていたのでしょう。


 「王子山」という詩には王子山から見た自分の街を歌っています。

 駅からわざわざタクシーで王子山まで行きました。詩のままの光景に感動しました。



 「王子山」の詩の看板が建っていました。目の前に景色があるのに写真入りの古い看板は、ちょっとと思いましたがご愛敬で。

 今回のCDで朗読を聞くと、一気にみすゞの世界に引き込まれました。詩を作る技術より、彼女の優しさに心打たれました。



May.13.2021(Thu)00:01 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

ベスト・エッセイ 2020

 以前は毎年読んでいたけれど、いつの間にか読まなくなっていました。

 久しぶりに2020年版を読みました。エッセイはそれぞれが短くて、根詰めて読む必要が無くちょっと時間があるとき読めるのだとても好きです。

 気の利いたエッセイはなかなか難しく落語のような落ちを付けようとしてある物も沢山ありました。昔のベスト・エッセイに比べやや軽い感じになった気がしました。

 それにしても、このような文章が書ける人は素晴らしいと憧れます。



May.11.2021(Tue)00:00 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

山陰本線

 山陰本線は京都から幡生まで673kmで、新幹線を除くJR線の在来線としては日本最長です。駅数も161駅あります。

 京都駅 - 園部駅間、綾部駅 - 福知山駅間、伯耆大山駅 - 安来駅間、東松江駅 - 松江駅間、玉造温泉駅 - 来待駅間が複線で殆どが単線です。

 京都駅 - 城崎温泉駅間、伯耆大山駅 - 西出雲駅間はでんかさっれていますが、殆ど気動車です。

 多くの人の移動には津山・因美線とか智頭急行、伯備線などが使われ純粋に山陰本線だけで東西の行き来には使われにくくなっています。

 特に長門市駅 - 下関駅間は美祢線も有りますが、どちらも乗客が少なく極端に本数が少ない状態です。

 一応一日で乗り切る計画は立てられますが、始発の新幹線で07:55に到着し08:38にJR特急はしだて1号に乗り込んで、23:08に下関到着となります。


静岡県からこだま始発で
07:55着 京都
08:38発
JR特急はしだて1号・天橋⽴⾏ 31番線発
09:54着 福知⼭
10:12発
JR⼭陰本線・城崎温泉⾏
11:32着 城崎温泉
11:56発
JR⼭陰本線・⿃取⾏
13:54着 ⿃取
15:09発
JR特急スーパーまつかぜ7号・益⽥⾏
19:04着 益⽥
19:11発
JR⼭陰本線・⻑⾨市⾏
21:00着 ⻑⾨市
21:06発
JR⼭陰本線・下関⾏
23:08着 下関

 これでは乗っているだけなので、細かい計画を考えています。



 

 、

 

 



Mar.2.2021(Tue)16:07 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

時刻表

 3月15日に大幅なダイヤ改正が有り、時刻表を買ってきました。

 JR時刻表とJTB時刻表が2大時刻表ですが、2色刷りが好きなので、JR時刻表です。みどりの窓口に常備されているのはJR時刻表です。

 最近はYAHOOの乗換案内を使うので、めったに時刻表を買うことも無くなりました。


 山陰本線全制覇をしたいと、前から思っていました。

 山陰本線など途中下車しながら予定を立てるには、やっぱり時刻表です。

 それにしても山陰本線は西の方は本数が少なすぎて、上手い計画が立てられません。

 


 



Feb.27.2021(Sat)23:44 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

王維『雑詩(君自故郷来〜)』

 梅と言えば「寒 梅 著 花 未」

 君 自 故 郷 来
 応 知 故 郷 事
 来 日 綺 窗 前
 寒 梅 著 花 未


「書き下し文」
 君は故郷より来たる
 応に故郷の事を知るべし
 来たる日綺窗(きさう)の前
 寒梅花を著けしや未だしや


「口語訳」
 あなたは(私の)故郷からいらっしゃったので
 きっと故郷の事をご存知でしょう。
 出発された日に、美しい模様で飾った窓の前の
 寒梅は花をつけていたでしょうか、それともまだだったでしょうか



Feb.21.2021(Sun)09:06 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

大伴家持

 菊川市の「花筏 陶美庵」へ屋久島旅行の時買った屋久杉の林檎を見せに行きました。

 陶美庵の御主人は、陶器の販売、展示などが本業ですが、木工製品を作っておられ万華鏡も制作されています。

 今は現在木製の湯飲みなどを作っておられました。陶器、木工など色々話しました。


 帰りに素晴らしい新年の葉書を頂きました。

 金箔の中に「あたらしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと」と書いてあります。

 原文は「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事」で、

 現代語訳は「新年を迎え、初春も迎えた今日、降る雪のように良い事もたくさん積もれよ」というところです。

 作者は万葉集を編纂した大伴家持(おおとものやかもち)です。

 万葉集二十巻の最後の歌です。

 



 小さな屋久杉の林檎ですが、重さに驚かれていました。木工旋盤で作るのはそれほどではないけれど、木目の美しさを出すのが難しいそうです。

 別に屋久杉で作らなくてもいいし、そのまま真似することも無いけれど、 陶美庵の御主人はちゃんと屋久杉の原木も持っておられました。



Jan.9.2021(Sat)19:40 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

三島由紀夫没後50年

 浜松の小説家「渥美 饒児(あつみ じょうじ」氏の三島由紀夫コレクション展を見に行きました。


 渥美 饒児(あつみ じょうじ、1953年5月27日 - )氏は、日本の小説家。静岡県浜松市出身で、2010年3月より1年2ヵ月にわたり、『沈黙のレシピエント』を「ハワイ報知」「静岡新聞」に連載されていました。

 『ミッドナイト・ホモサピエンス』で第21回昭和59年度文藝賞を受賞。

 2003年、女子高生コンクリート詰め殺人事件を元にノンフィクション・ノベル『十七歳、悪の履歴書』を出版した。翌2004年にはこの本を原作とした映画「コンクリート」が中村拓監督、高岡蒼佑・三船美佳主演により上映されました。



 



 浜松文芸館は大変立派な建物でした。展示室はそれほど大きくなく、中は撮影禁止でしたが、ガラス張りなので外から撮影しました。


 三島由紀夫の殆どの小説の初版本が収集されていました。幼児期からの写真や、原稿も数多く展示されていました。


 この着物は映画「人斬り」に使われたものです。

 
 彼の作品は格調高く素晴らしいものでしたが、晩年は極右化し、「盾の会」を結成し、最後は自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)に突入しバルコニーでクーデターを促す演説をしたのち、割腹自殺を遂げました。

 当時の新聞や、ニュースも流れていました。

 大変優秀な人でしたが、極端な人でもありました。



Nov.4.2020(Wed)17:43 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

新訂 幕末下級武士の絵日記

 大岡 敏昭 (著)

 「新訂 幕末下級武士の絵日記 」は、忍藩(現・埼玉県行田市)の下級武士・尾崎石城(おざきせきじょう)が書き残した「石城日記」です。

 尾崎石城は元々は中級武士でしたが、「藩主」に上書を差出したことから「藩主」の怒りを買い、「10人扶持」に落とされました。そのため「養子先」を追い出され「妹」の主人宅に住むことになりました。

 本人は至って呑気で、友人達と毎日のように酒を飲みかわし、書や絵を書いたりするアルバイトをしていました。

 彼の絵日記は実に見事で、当時の生活が手に取るように描かれています。資料としても素晴らしいものでした。

 



Aug.19.2020(Wed)22:02 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

迢迢牽牛星

 今日は七夕です。七夕と言えばいつもこの漢詩を思い浮かべます。

 南朝梁の昭明太子によって編纂された詩文集「文選(もんぜん)」の中に収録されている漢の時代(今から約2000年前)に詠まれた「古詩十九首」

     http://catschroedinger.btblog.jp/cl/0/1/2010/7/7/

 古い漢詩なので繰り返す漢字が多いのですが、最後の「脈脈(みゃくみゃく)として語(かた)るを得(え)ず」の言葉が好きです。

 中国では二人は永久に会えない話だったようです。それが一年に一度会える話に変わっていったようです。


 晩唐の詩人杜 牧(と ぼく、803年(貞元19年) - 853年(大中6年))作の七言絶句「秋夕(しゅうせき)」も名歌です。

(白文)
 秋夕
  銀燭秋光冷畫屏,
  輕羅小扇撲流螢。
  天階夜色涼如水,
  坐看牽牛織女星。

(訓読体)
 秋夕
 銀燭(ぎんしょく)秋光(しゅうこう) 畫屏(がへい)冷(ひや)やかなり
 輕羅(けいら)の小扇(しょうせん) 流螢(りゅうけい)を撲(う)つ
 天階(てんかい)の夜色 涼(すずし)きこと水の如し
 坐(そぞ)ろに看る 牽牛織女星

(口語訳)
 秋の宵
 秋の夜の白い蝋燭のともし火は 屏風を冷やかに照らしている
 宮女が薄絹の小さな扇で 闇に飛び交う蛍を撲って無聊を紛らわせている
 宮殿や天上界の階段の夜の景色には 水のような涼しさを感ずる
 七夕を一人で過ごす宮女は 年に一度は会えるという牽牛織女星をそぞろに見ている

 杜牧はとても好きな晩唐の詩人で、杜甫の「老杜」に対し「小杜」と呼ばれます。なぜだか「唐詩選」には1編も選ばれていません。漢詩には珍しくん恋愛を歌った詩も多いのが特徴です。

 若いころは妓楼から通勤していたそうです。

 「清明」「江南春」「遣懐」「赤壁」「泊秦准」などが代表作です。
 「張好好詩」の歌はどこにも無くて、「詩詞世界のブログ」作っておられる 「碇豊長」さんにお願いし、文献を探していただき訳までしてくださりました。

 大変な長文ですが、「碇豊長」さんのサイトで見られます。http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/rs97.htm


 


  

 



Jul.7.2020(Tue)19:47 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

最強囲碁AI 「アルファ碁 解体新書」

三宅陽一郎 監修
大槻知史 著

内容:
 学術論文(NatureやGoogleのサイト)などで提供されている難解なアルファ碁およびアルファ碁ゼロの仕組みについて、著者がとりまとめ、実際の囲碁の画面を見ながら、アルファ碁およびアルファ碁ゼロで利用されている深層学習や強化学習の仕組みについてわかりやすく解説した書籍です。

感想:
 とても分かりやすく書いてありますが、内容が厳しく理解できないところも沢山ありました。

 しかし大まかには、仕組みが理解出来ました。



Jun.12.2020(Fri)00:35 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin

静岡県鉄道軌道史、磐田・袋井・森今昔写真帳

 「静岡県鉄道軌道史」と「磐田・袋井・森今昔写真帳」

 今回の記述の参考にした書籍です。平成24年10月23日初版と、平成24年8月発刊された写真帳です。


 静岡県鉄道軌道史  静岡新聞社発刊
森 信勝(著)

要旨(「BOOK」データベースより)
 現存15路線、廃線33路線、未開業120路線余を網羅―日本最古の人車軌道発掘!(藤枝~焼津間明治24年7月25日開通)。

 静岡県内の馬車・人車・蒸気・内燃・電気の多彩な動力路線ほか次世代のモノレール・リニア・DMV・LRT燃料電池構想案に言及。

 鉄道・軌道の敷設経緯、最盛期の状況、廃線事情、挫折実態等を記録。沿線の産業・文化、人々の暮らし、エピソード、作家らの文芸作品を挿入。鉄道・軌道から見た静岡県近現代郷土史を描く。

 巻末=静岡県鉄道・軌道史年表その他関連年表付。

 とても詳しく書かれており、参考になります。辞書のように使っています。



「磐田・袋井・森今昔写真帳」

発売日: 2012年08月
著者/編集: 小杉達
出版社: 郷土出版社

 鉄道の写真はそれほどありませんが、当時の様子を知るうえで貴重な写真集です。



 小さな単行本ですが、これも参考にしました。


Dec.8.2019(Sun)21:23 | Trackback(0) | Comment(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | Admin


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