Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2014年5月を表示

青天の霹靂

監督:劇団ひとり
キャスト:
大泉洋 柴咲コウ 劇団ひとり笹野高史 風間杜夫

あらすじ:
 売れないマジシャンの男が40年前にタイムスリップし、生き別れたはずの両親との出会いを通して自分の出生の秘密を知っていく姿を笑いとユーモアを交えながら描く。

 39歳の売れないマジシャンの晴夫は、母に捨てられ、父とは絶縁状態。

 ある日、父の訃報を聞いて絶望した晴夫は、気がつくと40年前の浅草にタイムスリップしていた。そこで若き日の父・正太郎と母・悦子と出会い、スプーン曲げのマジックで人気マジシャンになった晴夫は、父とコンビを組むことに。やがて母の妊娠が発覚し、10カ月後に生まれてくるはずの自分を待つ晴夫は、自身の出生の秘密と向き合うこととなる。

感想:
 いわゆるタイムスリップ物です。
 大泉洋が生き甲斐を失った売れないマジシャンを見事に演じています。両親が子供に託す愛情を初めて知る設定は見事で、この映画の主題です。

 最近派手なCGとか、息をつかせぬ展開とかではなくて、じっくりしています。出演俳優も昨日まで歌を歌っていたような役者は一人も登場しなくて、映画が落ち着いています。

 ごく自然でタイムスリップ物にしては地味な展開ですが、とても良い作品でした。

 実に後味の良い映画でした。



2014年5月31日(土)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

貸本

電子書籍は貸本屋と同じだ!

 実際に手元にない物は、貸本と同じです。元々電子書籍は所有が認められていません。借りているだけです。

 宣伝では永久に何時でも読めるのようかのうたい文句ですが、倒産すれば無くなるし、収益性が悪くなれば突然閉鎖されても文句は言えません。

 大手ならと思っても、Sonyも外国では閉鎖しています。

 将来手元に置くような種類の本には向きません。雑誌などの読んだら捨てるような物に限ります。

 人類の役に立つような発明や、書籍は世界中の人の宝です。特許権とか、著作権を何時までも持ち続けることは、お金儲けのためだけです。

 発明した人の利益を際限なく守ると、貧困国などの人達はいつまで経っても恩恵にあずかれません。

 エイズの薬もそうですが、貧困国では高い薬に手が出なくて、沢山の人が亡くなっています。ブラジルなど人道的見地からコピー製品を作り、一時期国際問題になりました。

 このままでは永久に低開発国は、先進国に追いつけません。経済による帝国主義と言われても仕方ない面があります。

 TPPではアメリカはさらに特著作権の延長を求めています。中国のコピーは問題ですが、先進国特にアメリカの特許による利益の追求は著しく問題です。

 少しは社会に還元するとか、世界の人々の幸せのためにとか、そういった社会奉仕の精神が望まれます。



2014年5月30日(金)14:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

電子書籍

 ヤマダ電機の電子書店「ヤマダイーブック」が7月末に終了するのに伴い、購入した書籍が閲覧できなくなると告知しました。

 その後、コンテンツは新サービス移行後も引き続き閲覧できるよう調整しているとの訂正がありました。

 Rabooも終了しましたし、エルパカBOOKSも終了しました。ポイントとして一部返還されましたが、お金が返ってくるわけではありません。

 元々電子書籍サービスは「サービスが継続する期間に限定した読書権」であって、実際に本を買ったのではないのだから、一方的に打ち切られても文句は言えない仕組みです。安いのだから仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、どうにも納得いきません。

 これから電子書籍を選ぶ人は、大手で絶対に撤退しない会社を選ぶようになるでしょう。 

 今回のヤマダ電機の電子書店の問題は、大変な信用問題です。今までの人はともかく、今後少なくとも自社が倒産しない限り、電子書籍は続けますとでも表明しない限り、これからヤマダ電機の電子書店を選ぶ人は少なくなりそうです。

 電子書籍にはDRMが入っていて、その会社の機械か、ソフトでしか見られなかったりします。

 電子書籍のDRMを回避してコピーを可能にするソフトを開発、販売した人は逮捕となりました。

 せめて共通のDRMにしたら、サービスが停止されても、他のメーカーの機械でも見られるのにと思います。

 やっぱり書籍は本で買って、自炊するのが一番かも。自炊業者も違法の雰囲気です。

 そのうち高速、高性能の自炊の機械が格安になれば、解決するかもしれません。
 

 じゃあ図書館で借りてきて、自炊しちゃうとどうなるのでしょうか?
 次から次へと問題が起こります。



2014年5月29日(木)23:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

楽器が

 先日5月24日のチェロの演奏会ですがテクニックが素晴らしく良い演奏会でした。

 けれど幾分チェロの音が輝きを失ったように感じました。てっきり座った席の所為かと思っていました。あまりにも凄いテクニックなので、さほど気にはなりませんでした。

 今日聞いて判明しました。実は楽器が変わっていたそうです。新しく作られた楽器で、しかも半年も経っていないそうです。弦楽器はある程度弾きこまないと鳴らないというのは常識です。

  最近では木の性質も変えたり、ニスを研究したり(最もニスは音質にはさほど影響しない報告もあるようです。)して丹念に作った楽器は専門家でも判別できないそうです。

 今回値段はともかく、少なくとも弾きこんでいない楽器だったので、音が優れなかったのかもしれません。

 個人的には去年の楽器の方が数段好きです。ちょっと自分の耳に自信を持ちました。


 
 
 以前も耳だけは良いと言われました。
「だけ」というのが限界というか、残念なところです。



2014年5月28日(水)23:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

ひま~~

今日は仕事も暇で、のんびりしていました。

 あまり暇だからぶらぶらしていて、夕方変に疲ました。今週は予定もなくて、週末は映画でも観に行こうかな。



2014年5月27日(火)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

オープンで

 季節も良く時々オープンで走っています。

 夜も風が心地よく、爽快な気分!普段は使いにくくてもこういった日のための車です。

 いつも普通に通っている道も、オープンで走ると違った景色になります。

 残念なのは近場ばかり走っているので、もうちょっと遠出したいなと思っています。
 



2014年5月26日(月)23:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理

なでしこジャパン優勝

 今日は一生懸命応援しました。厳しい戦いでハラハラしました。

 戦前予想では五分五分かと思われましたが、内容は日本が押していたように感じました。

 フェアープレーも受賞したのは、本当に喜ばしいことです。
 大会最優秀選手には、宮間あやが選ばれたのも納得です。

 とにかく良かった~~!



2014年5月25日(日)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

チェロリサイタル

 ラチェザール・コストフ(Cello)さんと、ビクター・ヴァルコフ(piano)さんの演奏会に行きました。

 始めにボッケリーニのソナタ ト長調
 ブラームスの ソナタ ホ短調でした。

 ボッケリーニはとても素晴らしい演奏で思わず聞き入りました。 ブラームスはピアノが良かった。

 日本の曲や、現代曲で、最後にリストのピアノ曲であるハンガリー狂詩曲が演奏されました。
難局で少し荒々しい演奏でしたが、見事なテクニックでした。

 小さい子供が動き回ったりして、観客の側に問題有りでした。



2014年5月24日(土)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

LINE

 友人がやっとスマートフォンにしました。LINEもインストールしたので、いろいろ話せました。

 メールでのやりとりより、LINEはチャットのようで、気楽に話せます。

 紙ウサギロペのスタンプ送ったら、返事が遅れて、なんと紙ウサギロペで返事が来ました。一瞬自分が送ったかと勘違いしそうになりました。あっという間に購入して送ってきたのでした。笑えました。



2014年5月23日(金)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

大飯原発運転差止請求事件判決要旨全文

 色んな意見があるようですが、個人的には感動しました。

 原発は素晴らしい技術で有ることも事実だけれど、電力会社は、今回起こした事故を経済性とか、技術だけで語っているような気がします。

 もちろん会社であって、社会奉仕ではないから仕方ない面は有るにせよ、避難している人達の痛みを感じるべきです。


「豊かな国土と国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことが出来なくなることが国富の喪失と考える」この所は特に素晴らしい!

 この判決文はそのような点からも、よくぞ言ったと全面拍手を送りたい!



2014年5月22日(木)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

横浜馬車道あいすもなか

このところ暑くなってきてアイスが美味しくなりました。
 「横浜馬車道あいすもなか」がお気に入りです。

 少し昔風の味で、甘さも控えめです。特にチョコが最高に好きです。



 この辺りでは、季節限定でなかなか入手が大変です。


2014年5月21日(水)22:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

「電王戦」

 コンピューター将棋ソフトとプロ棋士が真剣勝負を繰り広げる「電王戦」。今春は4勝1敗と
2年連続でソフト側に軍配がりました。

2014年 
   3月15日●菅井竜也五段(習甦)
   3月22日●佐藤紳哉六段(やねうら王)
   3月29日○豊島将之七段(YSS)
   4月 5日●森下 卓九段(ツツカナ)
   4月12日●屋敷伸之九段(ponanza)

 まぐれでは無いようで、もう人間はコンピューターには勝てません。
既にオセロや、チェスはかなり前からコンピューターに勝てなくなっています。

 最後のゲームとして囲碁があります。まだ囲碁はアマチュア5~7段くらいで、プロ棋士には4子置いて良い勝負です。

 普通のアマチュアでは勝てませんが、プロには対等となるにはまだまだです。囲碁は部分の単純な勝ち負けではなくて、形勢判断がとても難しので、局所的に勝っても形勢を損じる事があります。この辺はコンピューターの苦手なところです。しかし形勢も結局は数値化が可能ですから、時間の問題のような気がします。


 複雑なゲームで人間を凌駕するコンピューターから逆に、人間の意識とか知性は何かと思います。結局は大脳の電気回路に過ぎないとも言えます。

 このままコンピューターが進歩すると、いつかは知性を持つようになるかもしれません。いわゆる人工頭脳です。

 裁判官の判決が、コンピューターに取って代わられるようなことが起きるかもしれません。時々おかしな判決がありますが、コンピューターの判決の方が良いかもしれません。裁判官は法律や過去の判例に基づいて、判決を出しています。これはコンピューターのもっとも得意とする分野です。

 弁護士も優秀なコンピューターなんて恐ろしい話しです。


 作曲ソフトも多くのミュージシャンが使っています。そのうちコンピューターによるデザイン、アートなどが可能になるでしょう。コンピューターによる小説が芥川賞を取るようなことが起こらないとは言えません。



2014年5月20日(火)23:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

あべのハルカス

 のんびりとホテルを出て、「あべのハルカス」に行きました。大阪の名物の一つ串かつを食べようと、ハルカスの中の「串の坊」に行きました。昼時とあって大変な混雑でかなり待ちました。

 昨日食べすぎたので、今日は少量のコースにしました。まあ普通でした。意外とこんにゃくのフライが美味しかった。

 ネット予約しておいたので、待つこともなく登れました。

 凄い高さです。お天気も良かったので大阪市内が一望です。この写真に有るように、大阪城も見えました。

 窓の形も良くてスカイツリーよりズーと良い感じでした。



 60階が展望台で、59階は吹き抜け、58階は広場になっていて開放感があります。

 値段も適切でお奨めスポットです。



 真下から見ると高さに圧倒されます。

 スカイツリーがあんまりだったこともあり、ハルカスは好印象でした。

 帰りは御堂筋線で一気に新大阪、SUICAも使えました。駅でたこ焼きを食べて、新幹線に乗りました。

 昨日暑い中を歩きすぎたので、電車に乗ったら一気に眠気が、乗り過ごさないように気を遣いました。



2014年5月19日(月)17:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

大阪のふぐ

 親戚と落ち合い、ふぐを食べに行きました。こんな時期にと思ったのですが、大阪では年中あるそうです。

 もちろん養殖ですが、最近は技術が進歩して天然物と味が変わらないそうです。天然物は味のバラツキがあるけれど、養殖はその点でも一定で評価が高くなっています。何より毒が殆ど無いので安心です。

 テトロドトキシンは、ふぐが作るのではなくふぐが食べる物の中の毒を蓄積していく事に依ります。天然物でも毒が少ない物もあります。

 心斎橋の日航ホテルだったので、近所の「七ふく神」東心斎橋店に行きました。値段を見て目が丸くなりました。信じられない値段表です。

 とりあえずコースで頼んで、さらに二人前ふぐだけを追加しました。おじやに行き着く頃にはお腹いっぱいになって少し残しました。やっぱりコースの量で十分でした。
 なのに大衆的な店とはいえ3人で食べて、静岡なら一人前の料金です。安すぎ~~~~!
 静岡県では大衆的な店は無いし!

 



 激安で驚きました。味もなかなかでした。


 こんな時期でしたが、結構満足しました。


 お腹一杯になりすぎたので、アメリカ村当たりを散策しました。三角公園という意味の解らない小さな公園も行きました。



 古いホテルですが交通の便が良く、大阪に来るときはここの決めています。

 何より今時一階の喫茶室が全面喫煙というのが、潔くて気に入っています。(笑)ネットで予約するととても割安です。



 今回は早めに予約したので、30階でした。夜景がとても綺麗でしたが、残念ながら御堂筋側ではありませんでした。

 明日はあべのハルカス、こんな高さじゃありません!



2014年5月18日(日)23:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

「大阪あそ歩(あそぼ)」その3

 舎密局(せいみきょく)跡。舎密はオランダ語シェミー(科学の意)の当て字。
 当時の大阪府知事 後藤象二郎は理化学教育の重要性に鑑み、明治2年(1869年)オランダ人ハラタマを招いて公立学問所を作りました。その後京都に移転し、京都大学になります。

 そのハラタマの像です。

 その横にかって大阪憲兵隊本部が有ったところが、現在の大阪府警察本部になっています。



 NHKがある大阪歴史博物館に難波宮跡があります。孝徳天皇の前期難波宮と、聖武天皇による後期難波宮が有ったそうです。

 事前に申し込めば地下の様子も見学できるそうです。



 歩兵八聯(れん)隊跡および歩兵37聯隊跡
         (大阪医療センター)
とても弱かったと言われていた八聯隊ですが、事実とは異なりそれなりの理由があったようです。

 この大阪医療センターの地が大村益次郎終焉の地です。詳細は省きますが、軍の最高位だったため、左大腿部切断が必要になったとき、手術のための勅許を必要としました。東京都の調整に時間がかかり、手術が遅れたのが敗血症を悪化させました。


 



 昭和16年(1941年)大村益次郎終焉の地に「兵部大輔大村益次郎卿殉難報國之碑」が建立されました。

 巨大な石碑建立の発起人は、松下幸之助、野村徳七、伊藤忠兵衛、東条英機など88名の蒼々たるメンバでした。



 戦犯なので滅多に見ない名前がありました。


2014年5月18日(日)17:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

「大阪あそ歩(あそぼ)」その2

昭和14年近衛文麿の書によって建てられた「義侠 天野屋利兵衛之碑」です。

 仮名手本忠臣蔵では「天野屋利兵衛は男でござる」のセリフで有名ですが、赤穂事件とは無関係というのが定説です。そのためか裏の文字が、削られていました。

 播州赤穂で見た限りでは、討ち入りの武器はそれぞれバラバラでした。火消し装束でしたが、揃いの衣装も着ていなかったようです。



 大阪西町奉行所跡です。文久3年(1863年)勝海舟と親交があった、大阪西町奉行松平大隅守勘太郎を坂本龍馬や、海軍塾の塾頭佐藤与之助や門下生が数回訪れていたそうです。

 この奉行所跡が慶応4年(1868年)に大阪府庁が設立されました。



 大阪商工会議所に三体の立派な銅像があります。

 「五代友厚」「土居通夫」「稲畑勝太郎」です。



 大阪では唯一の能楽堂です。聞けば「観世流」だそうです。大阪は商人の町の所為か、武士の能楽は盛んでは無かったようです。大阪では歌舞伎と文楽です。


 これが大村益次郎「漏月庵」跡です。

 1846年緒方洪庵の適塾に入学した頃は村田良庵と名乗っていました。大変優秀で、僅か2年で塾頭になりました。

 始めは寮生活でしたが、初めて自分の家を持ったのがこの地でした。奇しくも医院になっていました。



2014年5月18日(日)16:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

「大阪あそ歩(あそぼ)」その1

「大阪あそ歩(あそぼ)」に参加しました。

 今回は村田蔵六、のちの大村益次郎は、諸藩の存在を否定して、四民志願制の国軍を建設しようとした。大阪に陸軍の拠点を定めたが、藩制にこだわる一派から命を狙われた。大村の一人住まい住居跡「漏月庵」を訪ね、終焉の地を訪れる。

コースは
・曲渕地蔵尊~料亭三橋楼跡~本町橋~井原西鶴文学碑~義侠天野屋利兵衛之碑~坂本龍馬訪問の地 大坂西町奉行所跡~牢屋跡~大阪府庁跡~明治天皇聖躅碑~英照皇太后・昭憲皇太后行啓之所~五代友厚像・土居通夫像・稲畑勝太郎像~宇野薬局~旧熊野街道~大村益次郎寓居(漏月庵)跡~舎密局跡~K・W・ハラタマ博士像~大阪憲兵隊本部跡~五世紀の高床式建物~豊臣秀次邸跡~安国寺恵瓊屋敷跡(安国寺坂)~難波宮跡~歩兵第八連隊之碑~昭和天皇御臨幸之~歩兵第三十七聯隊跡~小松帯刀治療の地~大村益次郎終焉の地~司馬遼太郎終焉の地~大村益次郎殉難報国碑~南組惣会所跡

 とても長いので話だけで近くで済ませた物もありましたが、4時間に及ぶ内容の濃い物でした。夏のような気候でずいぶんバテました。

 集合場所は地下鉄「堺筋線堺筋本町駅中北改札口前」でした。今回2回目の参加でしたが、ガイドの方も前回と同じお二人で、参加者の中にもお馴染みの方がいらっしゃりました。ボールペンや、パンフレット、お菓子まで頂きました。既に昨夜前夜祭としてガイドの方とお馴染みさんでの集まりがあって、ずいぶん盛り上がったようです。



 先ず始めに訪れたのがこの写真の「曲淵地蔵尊」でした。金網に囲まれていますが、由緒ある物です。

 豊臣秀吉が大阪城の外堀としてこの川、江戸期には東横堀側を作ったとき、浄国寺を避け、川筋を曲げたため俗称「曲がり」がはっせいしました。
 流水が渦を巻くようになり、入水自殺する人が絶えないため地蔵尊が作られたそうです。



 出席者の皆さんはとても熱心で、素晴らしい説明に聞き入っています。


 本町橋は東横堀川の開削とともに、豊臣秀吉の大阪城築城の時に懸けられた橋です。

 この橋を挟んで、大阪冬の陣でのやりとりなど面白い話が聞けました。

 近くの「ぜー六」という老舗のアイスモナカを店の案内もありました。



 井原西鶴の文学碑。大阪市内には沢山の碑があるそうです。中央区内本町橋4


2014年5月18日(日)13:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

明日から大阪

 明日は大阪で友人と「大阪あそ歩(おおさかあそぼ)」に参加予定です。

 次の日は「あべのルカス」展望台訪問の予定。

 ホテルから「大阪町歩き」、「あべのルカス」展望台まで、何から何まで、ネット予約です。スカイツリーの時もそうでしたが、「あべのルカス」もカードで先払い。

 ホテル料金などは、ネットと飛び込みとの料金差も気になります。

 本屋さんもネット販売に押され続け、値引きの問題もあって風前の灯火です。

 ネット会議などと言っている内に、ネット学校でネット授業。ネット学会、

 そのうちネット同窓会、ネット結婚式、ネット葬儀
まさかいくら何でも(笑)

 



2014年5月17日(土)21:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

藤沢周平を読み過ぎて

 名作でも一気に読むと、段々パターンが同じになってきました。

 このシリーズは二冊です。このくらいで十分でした。

 藤沢周平はこの作品を書くに当たって、沢山の武芸書を読んだそうです。この小説の中にある秘剣も、各派の特殊な技を研究し小説にしたそうです。


 実際の剣道とはどんな物だったでしょうか。

 江戸時代竹刀が発明されてのはかなり末期で、それまでは木刀で型だけの練習でした。木刀だから本当に身体に当てることは出来ませんでした。

 試合でも寸止めでした。本当に打ち合うこともありましたが、大怪我したり命を落とすこともありました。

 真剣での試合はよほど腕が違わない限り、勝った方も傷つく可能性は高くとても危険な物でした。

 実際に見た人達の話をまとめると、真剣で立ち会った場合両者とも顔面蒼白で、見合ったままなかなか動けないそうです。つば競り合いなどということは殆ど無く、両者が斬り合うとどちらかが傷つき、その後打ち込まれて勝負が付くのが普通のようです。

 一太刀で絶命などは、それほどありません。そのように切り込むのは、相手も打ち返すので相打ちの確率が高まります。 実践的な方法としては小手を狙うのが、安全な試合運びでした。

 各派の奥義の多くに、死ぬことを恐れない心がけが必勝の秘結と有りました。危険だからこそ恐れては負けるのです。



2014年5月16日(金)23:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

「藤沢周平を読む」に感銘を受け

 TVで松平定知の藤沢周平を読むに感銘を受けて 、「隠し剣 弧影抄」と「隠し剣 秋風抄」を読みました。

 このジャンルの本は殆ど手にしたことはなかったけれど、読んでみて構成の素晴らしさ、人物の描き方など二感嘆しました。さすがに映画化されたり、人気が高いのもうなずけました。

 出てくる女性の描き方は、素晴らしいの一言です。武士の妻らしく、感情を大げさに出すことはないけれど、秘めた情熱の表現はまさに時代小説にピッタリです。


 単なる時代小説とは一線を画しており、見事と言うほか有りませんでした。やや難を言えば、いつもいつも御家騒動的な事が出すぎている感じがしました。

 幕末期には多くの大名の財政は逼迫していました。けれど小説に出てくるほど大名自身は権力を持っていなかったようです。そうならないように幼い頃から慎み深く育てられ、政治は家老以下多くの上級武士が取り仕切っていました。

 さらに汚職は殆ど無かったのが実情のようです。



 江戸時代は長く、戦国時代直後はともかく、平和な時代が続いた元禄以降は刃傷沙汰もどんどん無くなります。

 仇討ちを除いて決闘など滅多にというか、殆ど無かった事です。私闘は固く禁じられていたし、喧嘩して刀を抜いて相手を傷つければ、切腹は間逃れませんでした。

 武士が町人と喧嘩して無礼打ちにしてもよほどのことがないと、責任を取らされました。



2014年5月15日(木)23:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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