Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



映画  ドラマ TV
~説明~
主に衛星放送で映画を観ます。時には映画館にも行きます。

Free as a Bird~大空の冒険者たち~

 NHKのハイビジョン特集で見かけました。

 北欧ノルウェーのフィヨルドで繰り広げられる仰天の光景。若者たちが高さ1000メートルの絶壁から次々と飛び降り、体ひとつでムササビのように飛んでいく…。

 その秘密は“ウイングスーツ”。着るだけで空を飛ぶことができるこのスーツは、世界中のスカイダイバーたちの間で大ブーム、夏には飛ぶスピードを競う世界選手権まで開かれている。

 このほかにも、日本のエンジニアが開発した“巨大タケコプター”や、時速300キロで空中を疾走する“ジェットウイング”など、独創的なアイデアで“空飛ぶ道具”が次々と生み出されている。

 そんな世界各地の“空飛ぶ男たち”の挑戦を取材。“空飛ぶ目線”など驚きの映像満載で、人類究極の夢にとりつかれた男たちのドラマを描く。

感想
 とても素晴らしい番組でした。
 ウイングスーツは、1990年中頃に「パトリック・デ・ガヤルドン」によって考案された、手と足の間に布を張った滑空用特殊ジャンプスーツです。まるでムササビのように空を滑空します。

 以前ちょっと見たことがあり、とても驚いたのですが、開発の経過を知ることが出来感動しました。残念ながら「パトリック・デ・ガヤルドン」は亡くなってしまったそうですが、凄い人だと思いました。

 ライト兄弟の言葉、
「もしお金に興味があったなら、もっと確率のよい物に挑戦していたでしょう。」
 素晴らしい言葉ですね~~
 



2010年10月31日(日)23:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

SAYURI

SAYURI

原作:アーサー・ゴールデン
監督: ロブ・マーシャル
出演:
チャン・ツィイー 渡辺謙 ミシェル・ヨー コン・リー 工藤夕貴 役所広 司桃井かおり 大後寿々花

あらすじ:
 9歳で花街の置屋へ売られた千代は、下女として働いていた。
 ある日、辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる紳士から優しく慰められ、いつか芸者になって会長さんに再会したいと願うようになる。
 
 時が経ち、15歳になった千代は、芸者の中でも評判の高い豆葉に指導を受け、「さゆり」としてその才能を開花していく。そしてついに、会長さんと再会することになるが…。

感想:
 日本人から見たら、おかしな部分が気になる映画です。ハリウッド映画なのでそれは仕方ないことなのでしょう。しかし映像的には大変綺麗で、日本的美がありました。

 話は初恋の人に憧れてひたすら努力する姿、はチャン・ツィイーの「初恋の来た道」と同様に素晴らしく感動しました。今回も同様な感動がありました。

 一般に言えば駄作でしょうが、十分お金がかかった映画で、作る前に京都辺りの置屋の人のアドバイスを入れたなら、日本舞踊も一人でいいから専門家の振り付けが入れば、もっと素晴らしい映画になったと思います。

 



2010年10月24日(日)23:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「奇跡の人」

 ハイビジョン特集▽わたしは“奇跡”ではない~生誕130年 ヘレン・ケラーの真実

 幼いころから目も見えず、耳も聞こえず、口もきけなかったヘレン・ケラー。
 
 生誕から130年を経て、脳科学や認知科学の進歩により、その業績が“奇跡”ではないことが、わかってきた。
 東京大学の福島智教授ら世界の研究者が、ヘレン・ケラーの“奇跡”を新たに検証。その最新の知見を伝える。
 また、詳細な自伝を、女優・大竹しのぶが、アメリカ・アラバマ州の生家を訪ねて朗読。一人の女性としての真実の姿に迫る。

感想
 NHKの番組でした。世界ふれあい街歩きを見たついでにこの番組を見ました。

 驚くべき報告でした。視覚を司る脳の部分や、聴覚を司る部分が実際に働いているのです。触覚によって、視覚を感じたり、音を感じたりしているのです。

 実際ヘレン・ケラーは演奏しているバイオリンに触れ、音楽を感じています。歌っている声楽家の口元に触れて、声の美しさを感じています。

 ヘレン・ケラーの奇跡は、教育を受ければ誰でも可能なことだったのです。ヘレン・ケラーはとても恵まれた家庭に生まれました。当時最高の教育を受け、卒業したばっかりのサリバン先生に最新の教育を受けました。

 現代ではその様な教育は、極普通のことになりつつあります。問題はそういった教育を、平等に受けられるような社会にすることなのです。

 人間の脳の驚くべき適応性と、教育の重要さにとても感動しました。



2010年10月17日(日)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

善徳女王

 韓国で驚異的な視聴率をたたき出した「善徳女王」62話を観ました。

 連日連日、4~8話位づつ見続け毎日寝不足でしたが、ついに終了しました。(笑)

あらすじはとても語りきれません。このサイトに詳しく書かれています。↓

   善徳女王 あらすじ


 とにかく良くできたドラマでした。日本のドラマに比べ、なんと良くできていることでしょう。韓国ドラマは最近の日本のドラマを越していると感じました。

 欠点はTV物だから、毎回事件が起こり続けます。観ていると、つい次を観たくなるため大変疲れます。(笑)



2010年10月12日(火)23:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「花のあと」

「花のあと」

監督:
中西健二

原作:
藤沢周平

出演:
北川景子 甲本雅裕  宮尾俊太郎  相築あきこ  谷川清美  佐藤めぐみ  市川亀治郎 伊藤歩  柄本明  國村隼

あらすじ:
 東北にある海坂藩。女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登は、一度だけ竹刀を交えた藩随一の剣士・江口孫四郎に、一瞬にして熱い恋心を抱く。

 しかし、以登にも孫四郎にも、ともに家の定めた許嫁がいた。以登はひそかな思いを断ち切って、江戸に留学中の許嫁の帰りを待ち続ける。数か月後、以登のもとに藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る……。

感想:
 時代劇にありがちな薄暗い映像と違って、とても綺麗で、出てくる女性は皆美人で、所作も武家の娘らしく行儀作法は満点でした。

 北川景子扮する「以登」は勝ち気ですが、武士の娘らしく親の決めた許嫁を嫌いながらも、しきたり通り素直に従います。
 また日頃の女らしさと、戦うときの厳しい表情の違いは映像的にも見事でした。何より勝ち気で一途な娘を良く演じています。この辺りは非常に良くできています。

 所が肝心の宮尾俊太郎扮する「江口孫四郎」がミスキャストでした。バレリーノだそうですが、一目見た瞬間歯並びに嫌な予感がしました。案の定滑舌は悪く、台詞回しは学芸会程度でした。無理もありません、バレリーノに台詞の上手下手を言う方が無理です。
 監督の責任です。(キッパリ)

 周りの女性も皆綺麗ですが、北川景子扮との会話ではお互いの稚劣さが目立ちます。これが甲本雅裕や國村隼との会話では、ごく自然に聞こえます。やはり役者さんは役者さんです。

 映像的には綺麗ばっかり追いかけており、肝心の斬り合いでも迫力がまったく有りません、殆ど血が流れません。斬り合いなのに血が出ない斬り合いでした。殺陣ですが、つばぜり合いが多すぎでもあります。真剣勝負でつばぜり合いなどは殆ど無いのが通例です。

 藤井勘解由役の市川亀治郎は大変良く演じていました。言葉使いから所作まで実に武士らしく、悪役も様になっていました。
 柄本明と國村隼は言わずもがな、地味でしたが良い味出していました。

 武士の父親として、娘に対する愛情を少ない台詞で十分に表現していました。この辺りはとても上手く行っていると感じました。

 落語や、時代考証、江戸時代研究を趣味にしていたので、時代劇にはとても厳しいのです。(笑)



2010年9月20日(月)01:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

借りぐらしのアリエッティ

「借りぐらしのアリエッティ」

監督:米林宏昌
企画・脚本:宮崎駿
出演:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林

あらすじ:
 身長10センチの小さなアリエッティ一家は、人間が住む家の床下で、さまざまな生活品をこっそり借りて暮らしていた。
 彼らの掟は「決して人間に見られてはいけない」ということ。しかし、アリエッティはその家に引越してきた少年・翔に自分の姿を見られてしまう。

感想:
 面白い設定でした。宮崎駿の作品は空を飛んだり、日常からかけ離れた違う世界でしたが、この作品は身近な日常のすぐ傍の話です。

 一つ気になったのは、滅び行く一族を暗示させる雰囲気です。おとぎ話であればたった三人だけの家族よりは、アリエッティの学校問題、親戚の噂や、近所付き合いなども扱って、彼等も逞しく生活しており、大きな世界がある設定の方が良いかと思いました。

 あなたの住んでいる家の地下や、屋根裏には、彼等が住んでいるかも知れません。時々角砂糖が無くなっていませんか?
 こんな雰囲気の方が・・・個人的には好きです。



 動物番組は嫌いではないのですが、必ずと言っていいほど、自然環境の破壊が・・・と説教臭い話が出てきます。それはそれで別問題なのです。アフリカならアフリカの経済問題、世界の貧困の問題、先進国のエゴ等が根底に有るのです。
 だから動物番組は説教臭い話になると、途中でチャンネルを変えることが多いのです。(笑)



2010年9月18日(土)23:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

マイレージ、マイライフ

マイレージ、マイライフ

監督・脚本:
ジェイソン・ライトマン

原作:
ウォルター・キム

出演:
ジョージ・クルーニー  ジェイソン・ベイトマン  ヴェラ・ファーミガ  アナ・ケンドリック  ダニー・マクブライド

あらすじ:
 年間322日も出張し、リストラ宣告を行っているライアン。「バックパックに入らない物は背負わない」がモットーだ。面倒な人間関係を嫌い、出張先で出会った女性とその場限りの情事を楽しむ毎日だ。貯まったマイレージは1000万目前。

 しかし、その目標を阻む者が現れた。新人ナタリーが、ネット上で解雇通告を行うという合理化案を提出したのだ!

 ネット全盛と言われる現代に、人との心の繋がりについて問題提起する人間ドラマ。人間関係のしがらみを避け、効率だけを優先してきた「リストラ宣告人」ライアンは、自分より更に効率を優先させるネット世代の新入社員、ナタリーの教育係を任されたことで、これまでの自分を振り返り、本当に大切なことは何なのか気付いていく。

イ ンターネットは人の繋がりを稀薄にすると批判されるが、それはどの時代にも問題にされてきたことなのではないだろうか。 (goo 映画より)

感想:
 考えさせられる映画でした。インターネットの持つ威力と弊害。日本でも間もなくこの様になっていくのでしょう。いや既に携帯の遣り取りは、アメリカ以上かも知れません。

 少なくともビジネスの世界では、もう止められないのでしょう。わざわざ出張しなくても、ネットで済ませられます。会議でさえTV会議になりつつあります。一体どうなっていくのか見当も付きません。
だけどそれだけに人と人との関係が逆に大事になっていくような気もします。
 

 
 ナタリー役のアナ・ケンドリックは若いのにとても良い感じでした。



2010年9月15日(水)14:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

映画は

 映画はあらゆる芸術表現の中で、最も情報量が多く、最も高度な物と言えるでしょう。

 脚本が文学とすれば、音楽あり、芝居有り、美術有り等々・・・・何でもあります。

 しかし鑑賞する側からすると、あまりにも説得力が大きく、ややもすると無批判に受け入れてしまいます。

 最近のアメリカ映画は、特にこの傾向が強く、観たときだけの感動で終わる気がする今日この頃です。



2010年9月14日(火)23:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

オカンの嫁入り

オカンの嫁入り

監督・脚本:呉美保
原作:咲乃月音

出演:宮崎あおい  大竹しのぶ  桐谷健太  絵沢萠子  國村隼

あらすじ:
 陽子と娘の月子は、ずっと母一人子一人で仲良く支え合って暮らしてきた。ある晩、酔っ払った陽子が若い金髪の男・研二を連れて帰ってくる。
 そして「お母さん、この人と結婚することにしたから」と、彼との結婚を宣言する。あまりに突然のことに戸惑う月子は、とっさに部屋を飛び出してしまう。母に裏切られたという思いから、月子は陽子にも研二にも心を閉ざしてしまう……。Goo映画より



感想:
 物語はコメディー風に始まり、暖かい雰囲気の中の親子喧嘩で話が進みます。再婚する相手の男性とも少しずつうち解けてくる・・・
 所が急に余命1年と重大な問題が発覚します。

 これでは許すもなにも、死を前にしては何もかも決定です。筋立てとしては非常に不味いと言えます。親子の細やかな愛憎劇を、容赦なく決定してしまう。これではせっかく途中まで描いてきた話が一気にお終いです。これくらいなら交通事故でころっと逝った方がマシです。

 舞台は京阪電鉄沿線でしょうが、周りの人達の関西弁は大阪弁であったり、京都弁であったりそれはそれで良いとしても、親子の関西弁がいかにも不自然です。
 関東の人が聞けば関西弁と思えるでしょうが、本物の関西弁育ちの人が聞けばおかしな言葉に聞こえます。はっきり言って練習が足りません。

 演技については、さすがに演技は芸達者揃いで文句有りません。まったく安心して観られました。

 



2010年9月13日(月)20:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ
監督 : ガイ・リッチー
出演 : ロバート・ダウニー・Jr 、 ジュード・ロウ 、 レイチェル・マクアダムス 、 マーク・ストロング 、 ケリー・ライリー

あらすじ:
 あらゆる悪がはびこる、19世紀末のロンドン。不気味な儀式を思わせる手口で、若い女性が次々と殺害される怪事件が勃発する。
 名探偵シャーロック・ホームズはたちまち犯人を突き止め、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿を捕まえる。

 だが彼は、処刑されても自分は復活する、とホームズに宣言。やがて予言通り、死刑に処されたブラックウッドが、墓場から甦ってしまう。前代未聞の大事件に人々がパニックに陥る中、ホームズだけは史上最大の謎に挑めることに胸を躍らせていた…。(Goo 映画より)

感想:
 従来の冷静沈着なシャーロック・ホームズとは、かなり違ったキャラクターです。従来の天才的な観察、分析、推察力は持っているけれど、向こう見ずで腕白なシャーロック・ホームズです。

 とても面白いし、愛すべきキャラクターです。興行的にもイギリス紳士のすました冷静なキャラクターはもう受けないのかも知れません。

 シャーロック・ホームズの研究家などの分析では、そういった面も多々有ったかと思われます。
 「アマデウス」でもモーツアルトの実像を描いていて、ビックリしました。この映画も有る意味面白い描き方でした。
 映画としてはとてもよくできています。ただ物語がフ
ラッシュバックして、説明が入るのは親切だけど、単なる殴り合い等にまでは必要ないのではと思いました。



2010年9月12日(日)15:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

素晴らしいメール

 今年の1月に映画館で観た「今度は愛妻家」はもうDVDになっています。

 友人に奨めたところ、素晴らしい感想文が来ました。

 再度見直しました。とてもお薦めな映画です。 一見単純な話ですが、男女の愛情表現の違いなど微妙な事をとても上手く表現しています。



 当ブログの感想「今度は愛妻家」



2010年9月11日(土)22:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

BECK

BECK

監督:堤幸彦
原作:ハロルド作石

出演:水嶋ヒロ  佐藤健  桐谷健太  忽那汐里  中村蒼  向井理

あらすじ:
 内気な高校生の幸雄(通称コユキ)は、ある日、ニューヨーク帰りで天才的なギターテクニックを持つ竜介と運命的な出会いをし、音楽の道にのめり込んでいく。

 ボーカルの千葉、ベースの平、そしてコユキの親友サクがドラムに加わり、バンドBECKが結成された。

 ライブハウスでの活躍、自主制作CDの作成、そして大型ロックフェスへの出演が決まり、順調に見えたかの船出。しかし、ライバルバンドの大物プロデューサーが・・・(Goo映画より)


感想:
 想像以上の出来でした。やや大げさですが、音楽関係者によくある音楽性の違いや、技術の違いによるゴタゴタを上手く表現していました。

 何より登場人物の英語が上手でとても自然でした。

 貴重とはいえ、バイオリンじゃないのだから古いギターにそれほどこだわるのはちょっとと思えました。

 大音量の映画でから、映画館で観るべき映画といえます。(笑)



2010年9月6日(月)00:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ハート・ロッカー

ハート・ロッカー

監督・製作:キャスリン・ビグロー

出演
ジェレミー・レナー  アンソニー・マッキー  ブライアン・ジェラティ
レイフ・ファインズ  ガイ・ピアース  デヴィッド・モース

あらすじ:
 2004年、イラク・バグダッド。駐留米軍のブラボー中隊・爆弾処理班の作業中に爆発が起き、班長のトンプソン軍曹が爆死してしまう。トンプソン軍曹の代わりに派遣されてきたのは、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹。
 彼はこれまでに873個もの爆弾を処理してきたエキスパートだが、その自信ゆえか型破りで無謀な行動が多かった。部下のサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は彼に反発するが、ある事件をきっかけに打ち解けていく。(Goo 映画より)

感想:
 戦争に魅力を感じ麻薬のようにのめり込む兵士の姿を、不安定に動き回る手持ちカメラを使い、リアルな映像で描きだしています。
 とにかく緊張感が凄い映画です。それ以上にだんだん爆弾処理に慣れていく姿が見事です。冷静に見ればとても異常な世界です。
 

 ちょうど今日NHKのハイビジョンで、「貧者の兵器とロボット兵器」という番組をやっていました。現在では無人飛行機プレディターによる監視が発達し、映画の中でも現われる、無人ロボット爆弾処理機がさらに進化しています。

 しかしやればやるほど誤爆も増え、復讐のためさらに敵が増えていきます。復讐の連鎖です。まさに泥沼です。



2010年9月5日(日)23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ちゅーぼーですよ

 TVを観ていたら「ちゅーぼーですよ」に木村多江が出ていました。

 先日ゼロの焦点見たので、興味深く見ていました。映画で見た印象と、台本のない女優さんの印象の違いにちょっと驚きました。

 映画やTVで見る役者さんの、実生活はどんなだろうと思うことが結構あります。

 だいたい二つのタイプだそうです。全く違うか、殆ど同じかどちらかだそうです。

 



2010年8月21日(土)23:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ウィンチェスター銃’73

ウィンチェスター銃’73

原題 : Winchester '73
製作年 : 1950年
製作国 : アメリカ
配給 : 日本ユニヴァーサル




キャスト(役名) - ウィンチェスター銃’73
ジェームズ・スチュアート (Lin McAdam)
シェリー・ウィンタース (Lola Manners)
ダン・デュリエ (Waco Johnny Dean)
スティーブン・マクナリー (Dutch Henry)
ミラード・ミッチェル (High Spade)

あらすじ:
 1873年7月4日、リン・マカダム(ジェームズ・スチュアート)と“ハイ・スペード"ジョニー・ウィルスン(ミラード・ミッチェル)は、仇敵ヘンリー・ブラウン(スティーブン・マクナリー)を求めてドッジ・シティに乗り込んだ。

 ヘンリーは、かつてリンが射撃コンテストで獲得したウィンチェスター・ライフル銃を持って砂漠へ逃げ込み、リンとハイ・スペードは早速これを追いかけた。

 ところがヘンリーは、途中でポーカーに負けて銃を商人のラモントにせしめられ、更にラモントはインディアン酋長ヤング・ブルに巻き上げられた。

 ヤング・ブルは部下を糾合して合衆国騎兵隊を襲おうとしていた。

 リンとハイ・スペードは街のダンサーのローラ(シェリー・ウィンタース)やその許婚者スティーヴらとともにき兵隊に同行していたが、、奮戦の末インディアンを撃退、銃はスティーヴの手に渡った。

 ただしスティーヴは無法者ワコ・キッドとの争いで殺され、銃を奪ったキッドはローラをさらった上、ヘンリーと共に町の銀行を襲撃した。この襲撃は失敗に終り、キッドはころされれて銃は再びヘンリーの手に帰った。

 彼はこれをもって逃げ出したが、ついに追い付いたリンに捕らえられ、あえなく最後を遂げた。

 リンは今や運命の銃の由来から「ウィンチェスター」と仇名されるヒーローとなり、ハイ・スペードと共にドッジ・シティに引き揚げた。(Goo 映画より)

感想:
 TVで偶然見かけました。とても古い映画ですが、名作でした。映像もリアルでなつかしの西部劇と言った感じでした。
 西部劇は悪者と、善人がはっきりしていて単純です。見ていて疲れません。(笑)



2010年8月20日(金)23:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ゼロの焦点(2009)

ゼロの焦点(2009)

キャスト:広末涼子、中谷美紀、木村多江、杉本哲太、鹿賀丈史

あらすじ:
結婚式から7日後。仕事の引継ぎのため、以前の勤務地である金沢に戻った夫・鵜原憲一は、そのまま帰ってこなかった。

憲一の足跡をたどって北陸・金沢へと旅立った禎子は、憲一のかつての得意先・室田耐火煉瓦会社で、社長夫人の室田佐知子と受付嬢の田沼久子という、ふたりの女に出会った。3人の女の運命が、事件がもとで複雑に絡み合ってゆく。

一方、憲一の失跡と時を同じくして連続殺人事件が起こる。一連の事件の被害者はすべて、憲一にかかわりのある人間だった。夫の失跡の理由とは? 連続殺人事件の犯人の正体は? その目的とは? 
すべての謎が明らかになるとき、衝撃の真相が禎子を待ち受けていた。

感想:
 あらすじは昔のままです。中谷美紀の迫真の演技はなかなか見物でした。木村多恵の渋い演技も素晴らしい物がありました。
 
 戦後の問題が下地になっているだけに、現代では受け入れにくい面もあるかと思いました。



2010年8月17日(火)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

犬と私の10の約束

 「犬と私の10の約束」

キャスト:
 田中麗奈、加瀬亮、福田麻由子、池脇千鶴、高島礼子、豊川悦司

あらすじ:
  北海道・函館で暮らす14歳の少女あかり(福田麻由子)の家の庭に、ある日、前足の片方だけが靴下を履いたように白いゴールデン・レトリバーの子犬が迷い込んでくる。
 その子犬に“ソックス”と名前をつけたあかりに、母(高島礼子)は犬を飼うときは犬と「10の約束」をしなければならないと教えるが……。

感想:
 TVで放映されたのを観ました。
 10の約束はとても有名ですが、作者は不明の詩です。原作は英語のようですが、伝わっていく内に変化したらしく、所々異なっています。
一例ですが、
「犬と私の10の約束」
1. 私と気長につきあってください。
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3. 私にも心があることを忘れないでください。
4. 言うことをきかないときは理由があります。
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。

 この詩はとても感動的で、犬を飼った人なら必ず心を打たれます。

 映画はわざとらしさが無くて、淡々と話が進み、話が自然でそれが感動的でした。
 動物を使った映画はたいてい大げさになりがちで苦手ですが、この映画はとても良かったと思います。
 



2010年8月10日(火)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

HACHI/約束の犬

 TVで放送されたのを何気なく観ました。

「HACHI/約束の犬」

原題:Hachiko: A Dog's Story

監督:ラッセ・ハルストレム

キャスト:キャストリチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アバリ、タベニア・マクファデン、ロビー・コリアー=サブレット

あらすじ
 アメリカ東海岸の郊外にあるベッドリッジ駅。大学教授のパーカーは、その駅前で迷子になっていた秋田犬の仔犬を保護して家に連れ帰る。
 以前に飼っていた犬を亡くした悲しみがまだ癒えない妻の反対を押し切って、仔犬を飼うことを決めたパーカー。着けていた首輪に漢字の「八」が刻印されていたことから、仔犬は「ハチ」と命名される。

 パーカーの愛情を受けてすくすくと育ったハチは、毎朝彼を駅まで見送り、午後5時になると迎えに行くのが習慣になり、周囲の人々もそれを微笑ましく見守っていた。しかし、幸せな日々は突然の悲劇によって終わりを迎える…。

感想
 動物の映画は設定が上手く行けば、もう絶対に成功です。良く知っている話だけに、これと言って問題はありません。元々美談ですから、良くできています。

 この手の映画は、可哀想になるので個人的にはそれほど好きではありません。



2010年8月6日(金)23:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

サヨナライツカ

「サヨナライツカ」

 監督:イ・ジェハン
 キャスト:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、加藤雅也、マギー、スパコン・ギッスワーン、川島なお美、松原智恵子

ストーリー:
 辻仁成のベストセラー恋愛小説を、辻の妻・中山美穂を主演に映画化。中山の主演は「東京日和」(97)以来12年ぶりとなる。監督は「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン。

 1975年のバンコク、ひとり自由気ままに暮らす沓子(中山)は、日本から赴任してきたエリートビジネスマンの豊(西島秀俊)に出会う。
 激しく惹かれ合う2人だったが、豊には日本で彼の帰りを待つ婚約者がいた。

感想:
 映像の美しさはお薦めですが、全体にムード優先です。

 中山美穂も痩せすぎでしょうか、アップで観ると年令を感じさせます。演技も石田ゆり子の方が良いと感じました。
 
 元々単なる不倫で、別れて、思い出が強く再会という単純な話ですから、見終わって心に残る物が今一つでした。
 出逢って恋におちるところが、簡単すぎるというか、一瞬に恋に落ちたと言いたいのでしょうが、婚約者がいるのなら、もう少しためらいがあって、やむなくと言うところも大事です。

 遊び女と、浮気男の不倫では、二人とも軽薄に描かれてしまいます。出来ればやむを得ないような状況があり、とうとう恋に陥ると言う設定の方が、二人が誠実に見えるし、その後の話の展開も説得力があります。
 
 この描き方の所為か、石田ゆり子の方が凛として素敵に見えました。



2010年7月29日(木)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

必死剣 鳥刺し

「必死剣 鳥刺し」

 監督:平山秀幸
 出演:豊川悦司、池脇千鶴

あらすじ
 時は江戸。東北は海坂藩の近習頭取・兼見三佐ェ門(豊川悦司)には、消せない過去があった。三年前、失政の元凶である藩主・右京太夫(村上淳)の愛妾・連子(関めぐみ)を城中で刺し殺したのだった。

 妻・睦江(戸田菜穂)を病で喪った三左ェ門にとって、連子刺殺は死に場所を求めた武士の意地でもあった。が、寛大な処分が下され、一年後、再び藩主に仕えることになる。亡妻の姪・里尾(池脇千鶴)との日々の中で三左ェ門は再び生きる力を取り戻してゆく。

 ある日、中老・津田民部(岸部一徳)から思わぬ話を持ちかけられる三左ェ門。「鳥刺し」という必勝の技を「お上のために役立てろ」という秘命を受けることになるが…。

感想
 上映時間が限られていて、早起きして観に行きました。
 豪華な能楽のシーンから始まり、本格的な時代劇を感じさせました。どのシーンも武士の作法が守られていて、違和感は有りませんでした。映画はその様なリアリテイーも大事です。

 始まりと最後は盛り上がりますが、中だるみの感が否めません。もう少し話に工夫が欲しいと思いました。最後の展開も、必然性をもう少し練って武士道を表現する工夫が必要な気がしました。

 ネタバレっぽくなります。ここから先は注意です!











 最後にもし中老の津田民部が兼見三佐ェ門に切腹を申しつけたら、彼は喜んで従ったのではないかと思います。その辺の行き違いを詳細に描かないと、理不尽な感がありました。



2010年7月25日(日)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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