Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



映画  ドラマ TV
~説明~
主に衛星放送で映画を観ます。時には映画館にも行きます。

メン・イン・ブラック3

メン・イン・ブラック3

監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス、 トミー・リー・ジョーンズ

あらすじ:
 地球上の異星人を監視する極秘組織「MIB」のエージェントJ(ウィル・スミス)とK(トミー・リー・ジョーンズ)が帰ってくる。

 但し、彼らが帰ってくる場所は、今現在ではなく過去の世界だ。Jは、MIBの15年間で最も説明不可能な事件に遭遇する。それは異星人に関することではない。他ならぬ、皮肉屋で無愛想なパートナーKの生命に係わることだ。Jは、これまでKが語ろうとしなかった“宇宙の神秘”を過去へ戻って解き明かそうとする。この神秘には地球の運命をも秘められているというのだ。

 Kの命、MIBの存続、人類の未来・・・すべてを賭けて、歪められた時間軸を正すために、Jはタイムトリップを試みる。

感想:
 前2作も観ていますが、今回もとても面白い映画でした。前作より少しだけシリアスな場面もあり、良く完成した話になっています。

 多くの場合第二作、三作とダメになっていくのが普通ですが、全くそんな気配は杞憂でした。どちらかというと尻上がりに良くなっている感じです。



2012年6月5日(火)23:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

リアル・スティール

「リアル・スティール」

2011年 アメリカ
監督:ショーン・レヴィ
配役:ヒュー・ジャックマン エヴァンジェリン・リリー ダコタ・ゴヨ

 2020年、ボクシングは、生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていました。元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合などで生計を立てていました。

 ある日、かつての恋人が亡くなり、その息子・マックスがチャーリーの元にやって来ます。子供の親権も金のために売り渡してしまい、親子の関係は最悪です。

 意外にも息子はロボットボクシングのファンで、ロボットに興味を示します。簡単に負けてしまったロボットを修理するための部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、マックスはATOMという旧型ロボットを見つけ、家に持ち帰ってきます。

 マックスはATOMをチューンナップし、試合に出場する事を決意したのでした。

 戦いを通じて最悪だった親子関係が少しず良好な関係となっていきます。

感想:
 少し見ただけで、筋立ては判ってしまうのですが、アクションの凄さなどに圧倒されました。とても上手い演出です。アメリカ映画の子役はとても上手で、いつも感心させられます。
 
 個人的には息子・マックスが大人びているだけなら良いのですが、あまりにもアメリカ的で、ついて行けませんでした。もう少し子供っぽいところがある方が、感情導入しやすかった気がしました。

 ダメ親父のヒュー・ジャックマンは、デタラメさがひどすぎるのに、急に父親らしくなってしまいます。テンポが速過ぎて、こちらも今ひとつでした。二人の駆け引きを強調すれば、もっと面白い物になったでしょう。

 アクション中心の映画なので、それでも良かったのでしょうが、見終わった後の余韻がもう少しほしい感じでした。



2012年5月25日(金)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ

監督:武内英樹
配役:阿部寛 (ルシウス) 上戸彩 (真実)  北村一輝 竹内力
宍戸開 笹野高史 市村正親

あらすじ:
 古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、時代の変化についていけず、職を失ってしまいました。

 友人に誘われて公衆浴場を訪れるが、そこで突然、現代日本の銭湯にタイムスリップしてします。そこは “平たい顔族”、つまり日本でした。

 日本の風呂文化に衝撃を受けたルシウスは古代ローマに戻ると、そのアイデアを利用して大変な話題となります。タイムスリップを繰り返すルシウスは、ローマで浴場技師としての名声を得、ついには皇帝から浴場の建築依頼を受けるようにまでなります。

 風呂を愛する2つの民族が、時空を超えて繋がりを持つ事になります。

感想:
 原作の面白さを阿部寛が見事に演じています。顔立ち、体型もローマ人として違和感がありません。
 前半はとても面白くコメディー映画として良くできています。
 途中から変な恋愛映画の様相を呈して、コメディー映画と思ってみていたら、阿部寛と上戸彩が全くかみ合いません。上戸彩の人物像がコミカルで無く、後半はダレた話になっているのが残念でした。

 調べて判ったのですが、ローマのシネチッタ撮影所に残っていたアメリカのTVミニシリーズ「ROME]の豪華実物大セットをそのまま使ったそうです。どおりで映像がとてもリアルで、説得力がありました。やっぱり映画はリアルでないと面白くありません。
 観る価値のある映画でした。


 



2012年5月22日(火)00:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

まほろ駅前多田便利軒

「まほろ駅前多田便利軒」

監督 大森立嗣
脚本 大森立嗣
原作 三浦しをん

配役:
瑛太 (多田啓介) 松田龍平 (行天春彦) 片岡礼子 (ルル)
鈴木杏 (ハイシー) 本上まなみ (三峯凪子) 柄本佑 (山下)

あらすじ:
 東京郊外のまほろ市に住む多田啓介は、駅前で便利屋を営む真面目な青年。バツイチの彼は、拭えない過去を持ちながらも地道に仕事をこなしている。

 ある年の正月、仕事からの帰り道で、別の依頼人から預かったチワワを見失ってしまう。必死に探す多田は、バス停でチワワを抱いている男を見つける。その男は中学時代の同級生、行天春彦だった。よくしゃべる男に変貌していた行天は、事情も告げず「今晩泊めてくれ」と多田に頼む…。

感想:
 瑛太と松田龍平の絶妙なやりとりが面白い映画でした。

 二人共心に傷を負っているのですが、この問題に関してだけは深刻すぎます。
 せっかくコメディーなのだから、もう少し軽やかに演出した方が良かったような気がします。
 
 「探偵はBARにいる」と似ている映画です。



2012年5月12日(土)23:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

はなれ瞽女おりん

「はなれ瞽女おりん」
これも古い映画です。休みなので映画ばっかり見ています。

1977年 配給 東宝
監督: 篠田正浩
配役:
岩下志麻 (おりん) 原田芳雄 (大男・平太郎) 奈良岡朋子 (テルヨ)
神保共子 (ツギ子) 横山リエ (カネ子) 宮沢亜古 (ヤス子)
中村恵子 (ミツ子) 殿山泰司 (炭焼男) 桑山正一 (今西万三郎)
樹木希林 (一瀬たま) 小林薫 (袴田虎三) 西田敏行 (助太郎)

あらすじ:
 盲目の旅芸人・おりんと、警察や憲兵隊に追われる男・平太郎との愛を美しい自然の中に描く。

 大正七年、春まだ浅い山間の薄暮、おりんは、破れ阿弥陀堂で一人の大男(平太郎)と出会った。翌日から、廃寺の縁の下や地蔵堂を泊り歩く二人の奇妙な旅が始まる。


 ある日、木賃宿の広間で、漂客や酔客相手におりんが「八百屋お七」を語っている時、大男はその客に酒を注いだり、投げ銭を拾い集めていた。またある夜には、料理屋の宴席で「口説き節」を唄うおりんの声を聞きながら、大男は勝手口で、下駄の鼻緒のすげかえをすることもあった。

 それからも大男は、大八車を買入れ、おりんと二人の所帯道具を積み込んで、旅を続ける。

感想:
 岩下志麻、奈良岡朋子、樹木希林等の視力障害者の所作に驚かされます。あまりにもリアルで、見事としか言いようがありません。特に食事の時の動作は目を見張りました。

 やっぱり映画は、リアルでないと始まりません。最近の映画のように歌手が片手間に出演したり、CGで雪を降らせたりでは説得力がありません。

 岩下志麻は10年に一人といわれた名女優です。さすがの映画でした。

 ただ一つ最後のシーンは原作にもなく、蛇足でした。リアルな映画を目指せば何でも描きたいのかもしれませんが、余韻がないラストでした。



2012年5月4日(金)21:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

警察日記

 とても古い映画を観ました。

「警察日記」

1955年日活製作
監督: 久松静児
脚色: 井手俊郎
原作: 伊藤永之介

配役:
三島雅夫 (石割署長) 森繁久彌 (吉井巡査) 十朱久雄 (赤沼主任)
織田政雄 (金子主任) 殿山泰司 (倉持巡査) 三國連太郎 (花川巡査)
宍戸錠 (藪田巡査) 伊藤雄之助 (岩太) 小田切みき (桃代)
東野英治郎 (村田老人) 岩崎加根子 (二田アヤ) 飯田蝶子 (母タツ)
杉村春子 (杉田モヨ) 左卜全 (猪岡熊太郎) 多々良純 (紅林)
三木のり平 (町長) 沢村貞子 (料亭の内儀ヒデ) 二木てるみ (ユキ子)
坪内美子 (母シズ) 千石規子 (セイ) 香川良久 (子竹雄)
稲葉義男 (丸尾通産大臣) 天野創次郎 (高谷重四郎)

あらすじ:

 東北地方の田舎町の警察署。署には頑固な石割署長、金子主任、赤沼主任、人情家の吉井巡査、純情な花川巡査、剣道自慢の署長の相手役藪田巡査、倉持巡査等がいる。刑事部屋は毎日様々の人で大にぎわいで、今も窃盗容疑の桃代、神社荒しの容疑者お人好の岩太が取調べを受けている。駅前では戦争で子供達を失くしてから頭の変な村田老人が交通整理中である。

 ある日吉井巡査は六つ位のユキコと赤ん坊の姉弟の捨子を発見した。預ける所もないので、赤ん坊は料亭の内儀ヒデが、ユキコは自分が引きとった。

 花川巡査はもぐり周旋屋杉田モヨに身売りされかけた二田アヤを保護したがアヤはお金のためにまた町を抜け出そうとしたので、彼は給料をさいてお金をやった。モヨは人身売買の件で検挙されたが平然としていた。

 セイと息子の竹雄が万引で捕って来たが彼女は亭主に逃げられたのだった。その後セイと竹雄が無銭飲食で挙げられ、セイの夫重四郎も取調べをうけていたが、金子主任にさとされ一緒に帰って行った。

 通産大臣が帰郷し、町長や署長等役人は大騒ぎであった。交通安全週間中だというのに大臣一行の傍若無人な振舞に町の人々は唖然とした。

 その夜母親シズが二人を引き取りに署へ来たが子供達が幸せと知ると安心し子供の顔を一目見て東京へ去った。

 花川巡査はアヤから手紙を受け取ったが、中には彼に返す為のお金と真赤な紅葉が入っていた。 goo映画より

感想:

 終戦後まだ貧しかった頃の、日本の田舎の様子が見られました。警察も地方の人々に深く関わっていて、いろんな御世話をしたりしていました。

 主役である森重久弥はそれほどの役ではなく、彼の力量を十分には発揮できていません。脇の役者も芸達者揃いですが、なんと言っても一番凄いのは、二木てるみ 扮するユキ子です。昔から子供と動物には勝てないと言われますが、彼女の演技は素晴らしく、天才子役と言われたのが納得できました。
 口数が少なく、殆ど話さないユキ子ですが、弟だけには呼びかけます。泣かせるところです。ここだけでも名画といえるほどです。

 たいした事件も、盛り上がりも無い映画ですが、現代の映画には無い表現で、貧困の厳しさ、人の優しさ等を描いています。

 超おすすめの映画です。



2012年5月3日(木)21:49 | トラックバック(0) | コメント(2) | 映画  ドラマ TV | 管理

岳 -ガク-

岳 -ガク-
監督: 片山修
配役:小栗旬 (島崎三歩)
   長澤まさみ (椎名久美)
   佐々木蔵之介 (野田正人)

あらすじ:
 島崎三歩は、世界中の山を登り、山の楽しさ、山の厳しさ、山の美しさを知り尽くした山岳救助ボランティア。山の素晴らしさを多くの人たちに知ってもらいたいという三歩は、たとえ自分の過失で遭難した者であっても、決して責めることはしない。仮に要救助者が死亡していたとしても、その遺体に向かって「よく頑張った」と労わりの言葉をかける男である。

 そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってくる。久美は、同じ山岳救助隊の隊長・野田や三歩の指導の下、厳しい訓練をこなし新人女性隊員として着実に成長していく。

 しかし、実際の救助では自分の未熟さや大自然の猛威により、遭難者の命を救うことが出来ない日々が続く。打ちひしがれ自信をなくす久美。そんな折、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生。救助に向かった久美を待ち受けていたのは、想像を絶する雪山の脅威。その時、三歩は……。(goo映画より)

感想:
 原作も島崎三歩の人柄が、ややもすると無頓着に見られがちでした。映画ではそれが強調されているような感じがします。山の厳しさを知り尽くし、事故の悲惨さ、悲しさを乗り越えての三歩の明るさのはずです。

 これを的確に描くのは、山に対する感覚や、登山事故のに対する感性もあり、とても難しいと思います。

 個人的にはもう少し厳しさを出してほしかったと思います。新人とベテランのやりとりも、良くあるパターンで陳腐な感じです。
 



2012年4月23日(月)00:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

浜矩子氏の原発再稼働に関しての発言に共感!

浜矩子
 ニュースステーションで浜矩子氏の原発再稼働に関しての発言に共感。

 「反対です。」「どれだけ未熟であったか思い知らされた。」「今までと真逆の政策を考えるいい機会。」

 「原子力に関して、私達は魔法をかけることは出来てもそれを解くことが出来ない『魔法使いの弟子』だから原発という魔法は使ってはいけない。」
原発を「魔法使いの弟子」にたとえました。

 原発を停止したら経済が駄目になると言うけど、しかしながらシャッター通りは今のままでしょう。そんな問題ではないのですとの事。

「原発再稼動でもシャッター通りはなくならない。今の電力使用が多すぎる。そして脱原発で世界を変えられるかもしれない」原発を稼働させなければ維持できない経済活動の水準が大きすぎる。
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  だいたい以上のような発言でした。短い時間で取りようによっては誤解があるかもしれませんが、非常に良いたとえだと思いました。いろいろな反対意見はあっても、素直に考えれば、原発はとてつもない事故を起こしたのです。さらに廃炉するのに30年はかかるとか言われています。手に負えないのは明らかです。

 経済問題に関しても、全く同感です。現在の日本の状態は、電気料が安いとか高いとかの問題ではありません。もう10年も日本の経済は低迷しているのです。さらに今後国内需要はそれほど見込めないのは明らかなのです。もうそろそろ品質の良い製品をぎりぎりの低価格で大量に作る手法から脱却しないと、中国、韓国、ブラジルなどと、同じ土俵で競争していくのでは、数字は上がっても、勝負にならなくなります。日本は決して豊かにはなりません。

 もっと付加価値のの高い製品の開発、また小さな国家を目指していかないと、いやどうあがいても、自然にそうなっていくのでしょう。原発もそのような方向の中で検討されるべきなのです。



2012年4月20日(金)00:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

鉄道チャンネル

 スカパーの「鉄道チャンネル」を時々観ています。

 野月貴弘、吉川総一朗が面白い・・・

 「鉄道チャンネル」や「旅チャンネル」を観ていると、ちょっと旅行した気分になります。



2012年3月31日(土)23:55 | トラックバック(0) | コメント(2) | 映画  ドラマ TV | 管理

ヒューゴの不思議な発明

ヒューゴの不思議な発明

監督:マーティン・スコセッシ

キャスト:エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、サシャ・バロン・コーエン、ベン・キングズレー、ジュード・ロウ、レイ・ウィンストン

あらすじ:
 1930年代のパリ。父親の残した壊れた機械人形とともに駅の時計塔に暮らす少年ヒューゴは、ある日、機械人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベルと出会い、人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出すのでした。

感想:
 3Dで観ましたが、これこそ3Dに適した映画です。時計塔の中の映像などはとてもリアルで素晴らしい出来でした。

 エイサ・バターフィールド演ずるヒューゴは天才子役といわれるだけのことがありました。

 大事なノートを取り上げられて泣く場面は、感動的でした。見事と言うほかありません。

 その他の役者さんもすべて名演技でした。映像も素晴らしいのですが、ストーリーはやや平凡でした。もう少し何かのオチがほしかった気がします。

 でもこの手の映画は大好きです。出来れば3Dで!

 イギリス系の役者さん揃いで、とても上品で、判りやすい英語でした。
 でもこの舞台は、1930年代のパリです。現代のアメリカ語よりは、英国語の方が合っている感じがしました。

 エイサ・バターフィールドですが「縞模様のパジャマの少年」も観ました。とても暗い話で、好きにはなれない映画でしたが、名演技でした。

 



2012年3月12日(月)22:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

アフロ田中

アフロ田中

監督: 松居大悟

配役:
松田翔太 (田中広)
佐々木希 (加藤亜矢)
堤下敦 (大沢みきお)
田中圭 (岡本一)
遠藤要 (村田大介)
駒木根隆介 (井上真也)

あらすじ:
 強烈な天然パーマでこの世に産まれ落ちた田中広。幼い頃からその髪質ゆえ理不尽なイジメを受け、不遇の少年時代を過ごしてきた。

 成長し高校生となった田中はその場のノリで学校を中退。その後、さらなる自由を求めて埼玉から上京する。肉体労働で日々汗を流しながら、田中(松田翔太)は24歳を迎えるが、いまだ、彼女も出来ない寂しい生活を送っていた。

 そんな時、学生時代からつるんできた地元の仲間たちの1人、井上(駒木根隆介)が、結婚するという知らせが舞い込む。高校時代の約束を思い出し、真っ青になる田中。その約束とは“仲間5人のうち誰かが結婚する日には、その時の彼女を連れてくる”というものだった。

 焦る田中の前に、隣に引っ越してきた加藤亜矢(佐々木希)が現れる。そのあまりの美しさに激しく心をときめかす田中だったが、

感想:
 話が漫画ののりで進みます。松田翔太はなかなかの好演でした。佐々木希はとっても可愛いけれど、存在が薄い感じでした。

 まあお笑い映画以上でも、以下でもありません。



2012年2月27日(月)19:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

スカパーをHDにしました

 今日からハイビジョンにしました。以前から気になっていたのですが、TVを大きくしたら画像が荒く、今回格安キャンペーンがあったので、ついに変更。

 やっぱりハイビジョンは綺麗です。

 ハイビジョンに慣れると、もう普通の画面に戻れません。

 自動車でも、携帯でも、新幹線でもどんどん進化します。そんなに必要ないと思っていても、慣れると元に戻れない、人間の欲望はきりがありません。

 このまま進むと未来はいったいどうなるのか、楽しみでもあるけど、心配でもあります。



2012年2月24日(金)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

探偵はBARにいる

「探偵はBARにいる」
 監督:橋本一
 配役:大泉洋 (探偵) 松田龍平 (高田) 小雪 (沙織) 西田敏行 (霧島)

あらすじ:
 札幌・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くした探偵(大泉洋)は、いつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田(松田龍平)と酒を飲み、オセロに興じていた。そこへ“コンドウキョウコ”と名乗る女から電話が……。職業柄、危険の匂いには敏感なはずが、簡単な依頼だと思い引き受け、翌日実行。だがその直後に拉致され、雪に埋められ、半殺しの目に遭ってしまう。

感想:
 大泉洋と松田龍平の二人が良い味出しています。大泉洋が主役ですが、おとぼけの松田龍平が素晴らしい。小雪もこの役でははまり役で、ぴったりでした。

 筋立ても良く、良い映画でした。超おすすめです。



2012年2月13日(月)17:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ALWAYS 三丁目の夕日´64

 時間の関係で3Dで観ました。それほどすごい3Dではなく、自然な感じでした。

 堤真一、もたいまさこ、薬師丸ひろ子は相変わらず良い演技でした。当時のセットはよく作られていて、懐かしく感じました。


 吉岡秀隆は元々そんなに好きではありませんでしたが、この映画ではぎりぎりセーフでした。

 堀北真希の東北弁も、時間が経っているのにあれではわざとらしくて、不自然です。もっと台詞を少なくした方がリアルです。

 原作の六さんは男性で、ごくごく口数の少ない役柄でした。



2012年1月31日(火)23:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

かもめ食堂

かもめ食堂

監督:荻上直子
出演者:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ

あらすじ:
 サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を始めました。メインの料理がおむすびです。思いつきで開業したため客がぜんぜん来ない日が続きます。

 ある日食堂にやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。もしや、と思い試しに「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」と話しかけると、見事に全歌詞を書き上げました。

 旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった、というミドリを家に招き入れ、食堂で働いてもらうことになります。

 一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、荷物が紛失してしまう。航空会社が荷物を探す間にかもめ食堂へ。

感想:事件らしい事件もなく、話は淡々と進みます。3人ともあくせくしたところが無くほのぼのとした映画です。

 芸達者な3人のごくごく自然な演技が光ります。

 どのような経過で日本料理店を開いたとか、旅行者が働くのは違法とか、それもこれも計画性の無い人ばかりなのが、この映画の特徴です。

 実際外国には、日本で疲れてふらっと来て、ぶらぶらしている人がたくさんいます。この映画を見て、癒されました。

 このレストランはヘルシンキに実在しているそうです。フィンランドエアーラインでは、機内で長い期間上映されていました。



2012年1月24日(火)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

源氏物語 千年の謎

源氏物語 千年の謎

監督: 鶴橋康夫

出演: 生田斗真 中谷美紀 窪塚洋介 東山紀之 真木よう子
多部未華子 芦名星 蓮佛美沙子 室井滋 田中麗奈 榎木孝明
甲本雅裕 尾上松也 東儀秀樹 佐久間良子

あらすじ:
 平安時代。藤原道長は、娘・彰子に一条天皇の子を宿させるために紫式部に物語を書くことを命じる。やがて執筆に没頭する式部に凶相が立ち現れる。物語の主人公・光源氏が道長への式部の想いにとりついて、境界を超えようとしていて……。

感想:
 映像は素晴らしく、美男美女の有名役者さんが勢揃いで、映像的にはとても良い映画です。

 しかし内容は長い割には何もありません。そもそも源氏物語の中の物語の部分と、紫式部の現実の部分とが、あまりにもまぜこぜで、物語らしさがどちらも不足しています。盛り上がりもなく退屈なだけです。うっかりするとどちらの話か判らなくなるほどです。 

 陰陽師の出現はB級ホラーです。源氏物語と全く関係ない話になっています。面白くしたいのでしょうが、何が何だか判らない映画です。

 生田斗真のファン以外良いと感じられる人は無いくらいひどい映画でした。



2011年12月12日(月)23:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ぼくのエリ 200歳の少女

ぼくのエリ 200歳の少女

2008年:スウェーデン
監督:トーマス・アルフレッドソン
配役:オスカー (カーレ・ヘーデブラント)
   エリ (リーナ・レアンデション)

あらすじ:
 ストックホルム郊外に住む12歳のオカルト好き少年オスカーは、内気で友達が居ない、いじめられっ子である。

 ある日、彼の家の隣にエリという名の同い年の女の子が引っ越してくる。学校に通わず、昼間は外出もしないミステリアスなエリにオスカーは恋心を抱くようになった。同じころ、町では失踪・殺人事件が相次いで発生。やがてオスカーはエリの正体が不老不死のヴァンパイアであり、一連の事件の犯人であることを知る。

感想:
 沢山の賞を貰った映画だけのことがあります。素晴らしい映画です。ストーリーは残酷な面もあるのですが、美しい映像が多く、残酷な映像を見せつける普通のホラー映画とは一線を画しています。

 人間とバンパイヤーの微妙な関係を乗り越える愛情。残念ながらバンパイヤーの生態について詳細に描かれていないので、将来どんな関係になっていくのかちょっと気になりました。



2011年12月8日(木)23:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

坂の上の雲

 今年も「坂の上の雲」が始まりました。
 
 史実と、作者の司馬遼太郎の記述とは若干の違いがあるとされています。特に乃木希典の評価が大きく分かれます。

 旅順要塞総攻撃で大変な犠牲者が出たことは、乃木希典だけの所為ではありませんでした。大本営も、満州軍総参謀長・児玉源太郎も旅順の要塞の堅固さを知らなかったのです。乃木希典は命令通りに攻撃をしただけとも言えます。

 実際の戦争は小説よりもっと複雑で、命令指揮系統にも乱れがあったようです。

 実際満州軍総司令官の大山巌や総参謀長児玉源太郎、現地軍である第3軍司令官乃木希典らは

  1.既に大孤山からの観測砲撃や黄海海戦で旅順艦隊は壊滅しており、観測点など必要としない。

  2.艦隊を殲滅しても要塞守備隊は降伏せず、降伏しない限り第3軍は北上することはできない。そのためには、要塞正面への攻撃による消耗戦しかない。

と判断し、海軍や大本営の203高地攻撃要請を却下し続けていました。
 処が海軍からの要請が強く、大本営の命令に押し切られて、無理な攻撃になったのです。

 あれほど苦労して陥落させた203高地も、第一次総攻撃前に行われた黄海海戦で、陸軍の予想通り、旅順艦隊は既に戦闘不能な程の大損害を被っており、旅順港の施設では修復は不可能だったので、それほど役には立ちませんでした。

 結果論ですが、あのまま持久戦にしていれば、補給路はないロシア軍は自然に降伏した可能性もあったのです。

 



2011年12月4日(日)23:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

I am Sam アイ・アム・サム

「I am Sam アイ・アム・サム」

 2002年6月8日公開のちょっと古い映画です。知的障害を負っている父親と、幼い娘の純粋な愛を描いた感動作。

監督: ジェシー・ネルソン
配役:
ショーン・ペン (Sam Dawson)
ミシェル・ファイファー (Ritta Harrison)
ダイアン・ウィースト (Annie)
ダコタ・ファニング (Lucy Diamond Dawson)
リチャード・シフ (Turner)
ロレッタ・デヴァイン (Margared)

あらすじ:
 サムは知的障害のため7歳程度の知能しかなかったが、娘のルーシーの母親が彼の元を去った後、1人で奮闘して彼女を育てていた。だからサムとルーシーは大の仲良し。
 
 だがルーシーが7才になったとき、彼女は父親の能力を追い越すのを恐れ、勉強が身に入らなくなる。それを心配した担任教師やソーシャルワーカーはサムに教育能力がないと判断、ルーシーを施設に入れた。

 そこでサムは彼女を取り戻すべく法廷で闘う事に。そしてサムはエリート弁護士のリタとともに裁判に臨む。果たしてサムは自分が立派な父親である、ということを証明できるのだろうか…。(goo映画より)

感想:
 素晴らしい映画でした。何より話が素晴らしく、親子の愛情が理屈無く伝わってきます。教育には知能より、愛情が必要という下りは、実に感動的です。
 
 日本人の感覚からすると、裁判場面が長すぎる様に感じました。日本なら引受人がいれば、実の親が居るのに引き離すことはそれほど無いと思いますが、アメリカではそんな物かと思えました。

 超お勧めの映画です。



2011年12月1日(木)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

横山光輝の「三国志」

 横山光輝の「三国志」アニメを録画して観ています。47話有るので、なかなか観切れません。

 吉川英治の小説『三国志』が元になっているので、史実とはやや異なるようです。衣装など時代考証が合っていないそうです。

 子供の頃英語を教わっていた家庭教師の先生は、中国歴史の教授になられた方なので、断片知識は少しは有ります。けれど本格的に勉強したことが無く、どうにも中国歴史は得意でないので、かえって気楽に面白く観られます。

  



2011年11月26日(土)23:26 | トラックバック(0) | コメント(3) | 映画  ドラマ TV | 管理


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