「電王戦」 |
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| コンピューター将棋ソフトとプロ棋士が真剣勝負を繰り広げる「電王戦」。今春は4勝1敗と 2年連続でソフト側に軍配がりました。
2014年 3月15日●菅井竜也五段(習甦) 3月22日●佐藤紳哉六段(やねうら王) 3月29日○豊島将之七段(YSS) 4月 5日●森下 卓九段(ツツカナ) 4月12日●屋敷伸之九段(ponanza)
まぐれでは無いようで、もう人間はコンピューターには勝てません。 既にオセロや、チェスはかなり前からコンピューターに勝てなくなっています。
最後のゲームとして囲碁があります。まだ囲碁はアマチュア5~7段くらいで、プロ棋士には4子置いて良い勝負です。
普通のアマチュアでは勝てませんが、プロには対等となるにはまだまだです。囲碁は部分の単純な勝ち負けではなくて、形勢判断がとても難しので、局所的に勝っても形勢を損じる事があります。この辺はコンピューターの苦手なところです。しかし形勢も結局は数値化が可能ですから、時間の問題のような気がします。
複雑なゲームで人間を凌駕するコンピューターから逆に、人間の意識とか知性は何かと思います。結局は大脳の電気回路に過ぎないとも言えます。
このままコンピューターが進歩すると、いつかは知性を持つようになるかもしれません。いわゆる人工頭脳です。
裁判官の判決が、コンピューターに取って代わられるようなことが起きるかもしれません。時々おかしな判決がありますが、コンピューターの判決の方が良いかもしれません。裁判官は法律や過去の判例に基づいて、判決を出しています。これはコンピューターのもっとも得意とする分野です。
弁護士も優秀なコンピューターなんて恐ろしい話しです。
作曲ソフトも多くのミュージシャンが使っています。そのうちコンピューターによるデザイン、アートなどが可能になるでしょう。コンピューターによる小説が芥川賞を取るようなことが起こらないとは言えません。
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2014年5月20日(火)23:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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