Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



書籍 (短歌、漢詩)
~説明~
万葉集から、俳句、短歌、漢詩なんでもあり。

BRUTUS の「日曜美術館」。

 よく行く喫茶店で、手にしたBRUTUS2015年 7/1 号のBRUTUS の「日曜美術館」をゲットしました。

 美術館だけのために旅行することは無いけれど、その辺りに行ったときには是非寄ってみたいと思わせます。
 
 最近の雑誌はあれもこれもと盛りだくさんだけれど、広く浅すぎて、結局ネットで調べることになります。

 その点BRUTUS は特集になっているので、好みのジャンルだと購入してじっくり読みたくなります。



2015年6月30日(火)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

八木 重吉

ついに梅雨に成ったようです。

雨と言えばこんな歌もあります。

 男声合唱組曲「雨」より

1.雨の来る前 2.武蔵野の雨 3.雨の日の遊動円木
4.雨 雨 5.雨の日に見る 6.雨

 八木重吉:詩 多田武彦:作曲

「雨」

 雨のおとがきこえる 雨がふっていたのだ
 雨のおとがきこえる 雨がふっていたのだ

  あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう
  あのおとのようにそっと 世のためにはたらいていよう

 雨があがるように しずかに死んでゆこう
 雨があがるように しずかに死んでゆこう

 「八木重吉」の詩はとても短い物が殆どです。まるで短歌のようです。
 青空文庫で無料で読めます。



2015年6月3日(水)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

図書館

 ふと考えたのだけれど、図書館は不思議な存在です。著作権の問題を切り詰めていくと、貸し借りだから大丈夫となっています。

 所が図書が全て電子化され、さらにネットで借りられるとなると、「青空文庫」のように居ながらにして無料で誰でも閲覧可能になります。今でも学術書などコピーするとその本を買う必要が無くなってしまいます。

 もちろん著作権があるからそんなことには成らないけれど、買った本を自炊して友人に貸した場合は微妙になります。

 音楽の場合CDを買って車などにインストールした後友人に貸しても問題ありません。CDをコピーすると問題があります。

 書籍はどうなっていくのでしょう?最近町の小さな本屋さんがどんどん無くなっています。ネットで明くる日には届くのでは勝ち目がありません。

 大きな書店でさえ、ネット販売にはなかなか勝ち目がありません。

 本屋は大好きで、無くなることを恐れています。先行きを心配しています。



2015年5月28日(木)23:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

科挙―中国の試験地獄

 友人と試験制度の話をしていて、この本を思い出しました。
 amazonから自宅に送りました。こんな場合amazonは本当に便利です。

 もう何年も前に読んだのですが、ずいぶん高くなっていました。(笑)

 



 古い本ですが宮﨑 市定は東洋史の第一人者でした。特に中国の経済、政治制度については中心人物でした。
 中でも「科挙」は一般人にも解りやすい著書です。

 絶対に読んでおいて損はない、お薦めの本です。



2015年2月27日(金)23:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

「阪神タイガースの黄金時代が永遠に来ない理由」

 野村克也著 宝島社新書
内容:
 毎年のように優勝候補に挙げられながら、ファンの期待を裏切り続けている阪神タイガース。球界一の論客・野村克也氏が、「タイガースはなぜ常勝軍団になれないのか」について、さまざまな角度から問題点を洗い出しつつ、その理由を語る。

 本書は、野村氏の独自の視点による、現在進行形の阪神タイガースの分析と提言をまとめた一冊である。

感想:
 阪神ファンとして読みました。野村氏くらいになると幹部にも直接聞けるような話が解り興味深く読めました。

 究極の所、やっぱりお金を掛ければ勝てる。冷静に考えれば至極当然のことです。



2014年9月24日(水)23:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

藤沢周平の短編は殆ど

 5月末から藤沢周平の短編物を読んでいました。6月末にはかなり沢山読みましたが、さらに買い込んで殆ど読み切りました。

 出版社の違いによりごく一部重複はありますが、短編物は殆ど網羅しました。著者は描写も上手く、市井の貧乏な職人、禄高の低いしがない武士などのにんじょう、武士の意地など巧みに描いています。

 江戸の街の詳細も丹念に調べてあり、そういった分野では破綻がありません。

 地方の城下町の話しは架空の藩で、架空だけれど地図のような物まで想定して書いてあります。

 著者は大衆小説家のため作品は多く、沢山読むと同じパターンが出てきたり、物語に直接必要ない描写があったりします。

 それと時代が書かれていないので自由ですが、一口に江戸時代と言っても、現在のように飲み屋で一杯等という外食の風習が起こったのは、文化文政の頃からです。
 
 金銭感覚も、疑問な表現が目立ちます。また武士と町人の境目も曖昧で、現代のサラリーマンのようにお城帰りにちょいと一杯など、考えられないことです。

 下級武士でも、登城、下城に供も無しに歩くことは稀です。武家の女性も供無しは、よほどのことでした。

 なによりも江戸時代は極めて平和で、殺人事件などは極めて稀でした。作品の中では斬り合いや、決闘が頻繁に出てきます。もちろんそのようなことは殆どありませんでした。

 武士も人を切ったことがある人は、殆ど無かったと言えます。剣道の稽古も、江戸中期を過ぎればまじめに稽古する人も殆ど無くなりました。チョコチョコット稽古に通って、いい加減な免状を貰っていました。

 旗本八万騎と言われ旗本は騎馬隊でしたが、幕末の騒動になって馬に乗れた旗本は殆どいなかったのが事実です。乗馬はとっくに廃れ、引き馬に乗っているだけでした。



2014年9月3日(水)22:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

朗読

 先日アナウンサーをしたことがある方に、本の一部を朗読して貰いました。

 ニュースのような読み方と、本の朗読のような読み方をされました。本の朗読は感情を込め、抑揚を付けて読むのがよく判りました。

 朗読は奥が深いと思いました。

 アナウンサーでは広瀬修子のファンでしたとか、漢詩紀行の江守徹の朗読は実に素晴らしいなどと、色んな話しをしました。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=8oYnfb63QyU#t=3



2014年9月2日(火)23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

一両の価値

 藤沢周平の作品を読んでいると、著者がお金のことに全く無頓着であったことが解ります。

 ちょっとしたお小遣いに一分銀が2枚とか有ります。一分は一両の四分の一で、1000文です。

 江戸時代は長く次第にインフレとなり一両の価値は下がっていきますが、現在の価値にして、少なくとも4万円高く見積もれば15万円くらいです。

 ちょっとしたお使いのお駄賃に5万円は、いくら何でも沢山渡しすぎです。

 当時の住み込みの女中が年収一両ぐらい、男性の奉公人で二両くらいでした。料理人は一日300文でした。職人の中でも資格を持った大工は月に一~二両は稼げました。

 お駄賃の二分だと蕎麦なら200杯食べられます。お饅頭なら1000個です。お酒は一合26文でした。カゴに乗るのは200文、ウナギは150文くらいでした。二分のお金は2000文ですからとてつもない金額です。

 江戸っ子にとって、ウナギを食べてカゴに乗るのは最高の贅沢でした。

 著者の作品の中には、すぐに5両、十両というお金が出てきます。手切れ金に100両とか200両とか、著者は江戸時代の貨幣の知識が殆ど無いことが解ります。

 そもそも町人は基本的には文でした。一分、一朱が使われました。

 商人は銀で、一両が銀60匁でした。

 



2014年8月15日(金)23:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

スピン

 本に付いている紐栞(しおり)はスピンと言うそうです。
 本の背にあたるspine から来ているのか、spin から来ているのか不明です。

印刷や製本は機械でできるけど、スピンをつけるのは手作業で、それでコストがかかるみたいです。スピンを付けると本の厚みに不均衡が出来たりするので、ソフトカバーの本には滅多に付いていません。

 最近は親書で出てもすぐに文庫本になります。文庫本でスピンが付いているのは新潮文庫だけです。

 スピンを付けると本の厚みに不均衡が出来たりするので、ソフトカバーの本には滅多に付いていません。

 自宅で机に向かって本気で読むときにはそれほど気になりませんが、文庫本はちょっと鞄に入れておいて、時間の合間に読むときは普通の栞だと落としたりするので、やっかいです。スピンが付いているととても便利です。



2014年7月9日(水)22:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

藤沢周平

 最近「藤沢周平」にはまっています。長編は疲れるので、もっぱら短編集だけにしています。

 既に十数冊読破しました。さすがにこれだけ読むと、著者の癖や、話し運びに見当がつき始めます。(笑)

 大衆作家だから、段々同じような傾向になってきて、少々食傷気味になりました。やはり名作と、どうかなと思える作品があります。

 



2014年6月28日(土)21:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

貸本

電子書籍は貸本屋と同じだ!

 実際に手元にない物は、貸本と同じです。元々電子書籍は所有が認められていません。借りているだけです。

 宣伝では永久に何時でも読めるのようかのうたい文句ですが、倒産すれば無くなるし、収益性が悪くなれば突然閉鎖されても文句は言えません。

 大手ならと思っても、Sonyも外国では閉鎖しています。

 将来手元に置くような種類の本には向きません。雑誌などの読んだら捨てるような物に限ります。

 人類の役に立つような発明や、書籍は世界中の人の宝です。特許権とか、著作権を何時までも持ち続けることは、お金儲けのためだけです。

 発明した人の利益を際限なく守ると、貧困国などの人達はいつまで経っても恩恵にあずかれません。

 エイズの薬もそうですが、貧困国では高い薬に手が出なくて、沢山の人が亡くなっています。ブラジルなど人道的見地からコピー製品を作り、一時期国際問題になりました。

 このままでは永久に低開発国は、先進国に追いつけません。経済による帝国主義と言われても仕方ない面があります。

 TPPではアメリカはさらに特著作権の延長を求めています。中国のコピーは問題ですが、先進国特にアメリカの特許による利益の追求は著しく問題です。

 少しは社会に還元するとか、世界の人々の幸せのためにとか、そういった社会奉仕の精神が望まれます。



2014年5月30日(金)14:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

「藤沢周平を読む」に感銘を受け

 TVで松平定知の藤沢周平を読むに感銘を受けて 、「隠し剣 弧影抄」と「隠し剣 秋風抄」を読みました。

 このジャンルの本は殆ど手にしたことはなかったけれど、読んでみて構成の素晴らしさ、人物の描き方など二感嘆しました。さすがに映画化されたり、人気が高いのもうなずけました。

 出てくる女性の描き方は、素晴らしいの一言です。武士の妻らしく、感情を大げさに出すことはないけれど、秘めた情熱の表現はまさに時代小説にピッタリです。


 単なる時代小説とは一線を画しており、見事と言うほか有りませんでした。やや難を言えば、いつもいつも御家騒動的な事が出すぎている感じがしました。

 幕末期には多くの大名の財政は逼迫していました。けれど小説に出てくるほど大名自身は権力を持っていなかったようです。そうならないように幼い頃から慎み深く育てられ、政治は家老以下多くの上級武士が取り仕切っていました。

 さらに汚職は殆ど無かったのが実情のようです。



 江戸時代は長く、戦国時代直後はともかく、平和な時代が続いた元禄以降は刃傷沙汰もどんどん無くなります。

 仇討ちを除いて決闘など滅多にというか、殆ど無かった事です。私闘は固く禁じられていたし、喧嘩して刀を抜いて相手を傷つければ、切腹は間逃れませんでした。

 武士が町人と喧嘩して無礼打ちにしてもよほどのことがないと、責任を取らされました。



2014年5月15日(木)23:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

Lillo

 アントワープから車で20分ほどの所にある「Lillo」という村が良いと言われたので、行ってみました。

 ベルギーでも有名ではないようです。周りは工業地帯で、おまけにすぐ側に原子力発電所が有ります。

 なのにここだけは保存地区のように昔の姿そのものでした。



 昔は小さな漁港だったのでしょう。今はヨットハーバーになっています。


 緑豊かで小さな村のカフェレストランです。


2014年4月29日(火)17:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

忙しくて

 沢山本を買い込みましたが、忙しくてなかなか集中して読めません。

 結局軽い物ばかり読んでいます。感想を書く必要のない物ばかりです。


 もっとしっかりした物を読みたいと思っても、読み始めればそれなりに読めるのですが、読み始める気力が沸きません。
 
 情報だけならネットで事足りてしまいます。何か調べるにもネットで一応は事が済みます。



2014年3月6日(木)22:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

聖書を読んだサムライたち  

聖書を読んだサムライたち
      もうひとつの幕末維新史

守部喜雅 (著)
出版社: いのちのことば社

内容:
 幕末維新期に、聖書に影響を受けたサムライたちがいた。新島襄、新渡戸稲造、福澤諭吉のほか、坂本竜馬を斬った今井信郎、自由民権運動を推進した坂本直寛など個性的な人々の生涯を紹介する歴史読み物。。あわせて、彼らに聖書を伝えた宣教師たちの足跡も追う。

感想:
 上下関係が厳しい幕藩体制の中にあって、キリスト教が教える世界は身分のない新しい国を目指していた当時の幕末の武士には大きな影響を与えたと思われます。

 当時日本を訪れた外国人が、支配者である武士がそれほど宗教心を持っていないことに驚いています。キリスト教自身がそれほど影響を与えたとは言えませんが、その精神は衝撃的だったでしょう。

 本書はその点の突っ込みがやや不足気味ではありました。



2014年1月3日(金)02:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

原発ホワイトアウト

原発ホワイトアウト
   若杉 冽(著)

内容紹介: 
  
 キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!

 再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!

 この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!

感想:
  
 今やベストセラーの域に達しています。読んでみると殆ど実話です。ある程度噂されていたことですが、やっぱりという感じです。

 予想通り原発自体より、組織の不完全さが心配です。



2013年12月4日(水)23:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

「熔ける」 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

「熔ける」

井川 意高 (著)

内容紹介:

カジノに入れ込み、注ぎ込んだカネの総額106億8000万円。
一部上場企業・大王製紙創業家に生まれ、会長の職にありながら、
なぜ男は子会社から莫大な資金を借り入れ、カネの沼にはまり込んだのか。
その代償として、塀の中に堕ちた男の懺悔がここに――。

著者について:

1964年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、87年に大王製紙に入社。
三島工場次長、常務取締役、専務取締役、副社長を歴任。
07年より大王製紙取締役社長になる。
同会長を務めていた2010年から11年にかけ、カジノでの使用目的で子会社から総額106億8000万円もの資金を借り入れた事実が発覚。
会長職を辞任した後の2011年11月、会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕される。
2013年6月、最高裁にて上告が棄却され、懲役4年の実刑判決が確定した。

感想:
 著者は優等生で、高学歴です。幼い頃から厳しく育てられ、とても冷静できちんとした計算が出来る人です。

 大赤字の会社を建て直した能力には目を見張る物があります。
 
 彼はさほど贅沢に育てられたとは言い切れないけれど、金銭感覚は無かったようです。厳しい親も直接高額なこずかいを渡してはいなかったけれど、子供の頃から庶民には考えられないような店に出入りしていました。

 彼の記述に依れば、豪華な生活もさほど楽しくは書かれていません。何よりギャンブルのスリルに夢中になったようです。

 たぶん豪華な生活は彼にとっては、やっと手に入れた物ではなく当たり前であり、一部は仕事のようでもあったようです。何となくですが、心許せる良い友達などが少なく、孤独感がそうさた面も伺えます。

 どうしてそこまで使い込んだかと言えば、それだけ資産があったからです。自分の小遣いでやっている限りは、無くなったらおしまいのはずでした。

 お金を自由に出来るオーナー社長の悲劇です。文中に出てくる、ジャンケットのK氏、ギャンブル会社の罠のような仕組みにはまったとしか言えません。

 普通人のカード破産と同じような感覚です。規模が大きかっただけです。

 彼自身が言っているように、ギャンブル依存症でした。更にアルコール依存症と抑鬱状態でもありました。病気だったといえます。

 日本でもカジノが解禁されるかもしれません。遊びという方が殆どでしょうが、中にはこのようになる人がいることは大変な問題です。

 



2013年12月2日(月)23:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

残念な話を聞いて

 友人に不幸なことが起こったと聞き、憂鬱な気分に成っていたけれど、ふと「金子みすゞ」の詩を目にし、少し救われた気になりました。

「わたしと小鳥とすずと」

わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

 
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
                金子みすゞ


 進む道は違っていても、とても優秀な友人でしたが、不幸なことがあったと聞きました。この詩とは直接関係ないけれど、なんだかバランスみたいな物を感じました。

 この詩は実に微妙で、読む人の心理状態で感じ方が違います。

 



2013年11月29日(金)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

あまりに早さに

 絶版になった本をNETで探して注文。昼間に注文したら、何と翌日の午前中に到着。

 便利すぎて、恐ろしい気がする。

 働く人達の苦労や、管理システム、おおよその想像は出来るけど、そこで働く人達は、人間的な仕事をしているのか心配になりました。

 これから先更に管理が完璧になされると、一人一人の労働効率、能力から、仕事の仕方まで全て管理されそうな気がします。

 しかも完璧なマニュアルに沿って、仕事させられるのです。人間が機械の一部になっていくような気がします。



2013年3月9日(土)23:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

サザエさん

 「サザエさん」の登場人物は、高学歴の記事に驚きました。


 磯野波平: 京都大学
 磯野フネ: 日本女子大

 フグ田マスオ: 二浪の末、早稲田大学商学部 
 フグ田サザエ: あわび女子学園

 伊佐坂難物 : 早稲田大学第一文中退
 伊佐坂お軽 : 日本女子大学 
 伊佐坂甚六 : 三浪の末、早稲田大学理工
 伊佐坂ウキエ : 東京理科大理工 

 サブちゃん: 一橋大学 → サントリー → 三河屋
 アナゴ: 京都大学
 ノリスケ: 東京大学
 タイコ : 立教大学経済学部



2013年3月1日(金)00:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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