Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



書籍 (短歌、漢詩)
~説明~
万葉集から、俳句、短歌、漢詩なんでもあり。

歴史人「江戸の名所100」

 歴史人4月号の「江戸の名所100」をゲットしました。

 古地図と現代地図が比べられて、とても解りやすい編集となっています。

 地名で書かれてもパッとしませんし、現代地図だけでは殆ど解らない所もあります。これなら一目瞭然です。


 



 初めに広重「名所百景」実は119か所の浮世絵の場所を番号で示した地図があります。

 大変解りやすく、便利です。

 浮世絵、幕末時の写真、説明図が出ていて、とても親切な編集です。



2019年3月20日(水)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

るるぶ ベトナム

年末からベトナムに行くので、少し研究しようと本を買いました。

 パック旅行なので研究しても、ほとんど決められた所を見学し、決められたレストランで食事するので、精々夜出かけて軽食するぐらいです。

 名所も研究しなくてもガイドさんが説明してくれるので、さほど必要ありません。

 あまり下調べをしていき、ガイドさんに質問したりすると、うるさいお客のようになる可能性もあるので考え物です。

 毎回その傾向があるので、注意しているのですが・・・

 初めて見て説明を聞いて、感動するのも悪くないかも(笑)



2018年12月17日(月)22:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

BAR レモン・ハート33

 単行本になるのがとても不定期だったりしたのと、定期購読していた本屋さんが廃業したため、不便していましたが、ネット予約しておくと発売が近づくとお知らせが来て、予約注文が出来ます。

 更にに発売日には、自宅到着となりとても便利しています。



 以前からず~~と読んでます。マンネリだけど揃えたついでもあるので、どうしても気になって購入しています。初めのころの物は、もう廃刊なっているはずです。

 お酒の名前、由来、蘊蓄(うんちく)だけは覚えます。(笑)



2018年8月21日(火)22:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

科挙

 桂林四状元の像もあります。添乗員さんが少し説明してくれたので、いろいろ話そうとしましたが、それっきりになりました。桂林は中央から離れた地域なので、状元をたくさん出したのが、とても名誉なことらしいです。


 中国では役人になるための科挙という厳しい試験がありました。制度は時代によって多少違います。

 童試は県試・府試・院試の3つの試験があります。合格すると秀才となります。

 次の試験が本試験の郷試です。合格すると挙人の称号が与えられます。

 その次が会試で合格すると進士となります。(実際には殿試が終わると進士及第となりました。)
 
 最後に形式的ではありますが、殿試がありました。皇帝自身が行う試験です。

 郷試の一番を解元
 会試の一番を会元
 殿試の一番を状元といいました。

 ほとんどの場合会試の一番が、殿試の一番になりました。三回とも一番だと三元となり、麻雀の役満「大三元」はここから来ています。

 日本でも大学在学中(東大)に司法試験一番、東大卒業試験一番、国家公務員上級試験一番を、大三元と読んだりしています。しかしその後必ずしも出世していません。

 一説には試験が出来すぎる人の中には、他人との意思疎通が苦手な、いわば「アスペルガー」の人もいるとか言われています。


 詳しくは宮崎市定の名著「科挙」にあります。とても面白くてお勧めの本です。



2018年8月20日(月)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

マカン・マラン

「マカン・マラン」

 著者:古内 一絵

 読みかけだったのですが、3冊とも読み切りました。

 少し裏日れた商店街の裏路地にあるドラッククイーン(主としてゲイの人が女性らしく化粧したり、着飾ること)のしゃールと名乗る元エリートが営業している夜食レストランの話です。


 料理の話が多くて読み切るのに苦労しましたが、本題はこのレストランに来る様々な悩みを持った人達との関わりを描いた話です。

 描写が巧みで、悩む人達の生活が見事に描かれていていました。筆者が体験したり、こまめな取材をしたと思わせる詳細な描写は真実味がありました。小説でも映画でも本筋以外にリアルであることはとても大事です。

 ただ何話にもなっていて、その都度同じ説明や、同じ描写が出てくるので、一冊の本にするなら再編集した方が良かったと感じました。

 第3巻「きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび」の第3話「風と火のスープカレー」は悩む女性と、ドラッククイーンのシャールの関係が明らかになる見事な設定に感動しました。

 まるで3冊の本の総括のような話でした。

 どうしてこの話が3冊目に来たのか、初めから設定されていたのでしょう。

 少し描写などもたつき、やや女性向きですが素晴らしい本でした。



2018年6月22日(金)21:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

町の本屋さんが

 定期購読していた町の本屋さんが、ついに廃業となりました。

 挨拶に来られた時の話では、毎年10%ずつ売り上げが落ちていたそうです。店主はジャンルも広く、とても詳しくて、今までもお会いすると本の話が聞けましたが淋しい限りです。

 確かに定期購読以外の本は、大型店に行くか、Amzon で買うことが多くなっていました。Amzonなら翌日か、翌々日には到着します。本屋さんに注文するより遙かに簡単です。これでは太刀打ちできません。

 町の商店街は淋しくなるばかりです。

 
 ネットで探したら、定期購読専門のオンラインショップ「Fujisan.co.jp」を見つけて、幾つかの雑誌を契約しました。

 送料も無料で発売日ごとに買いに行かなくて済むので便利です。



2018年6月1日(金)13:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

スペイン旅行記5月4日 トレド その4

 次にサント・トメ教会を訪問しました。
 私の苦手なエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」の絵があります。

 この絵は、死後に伯爵位を綬爵されたトレド出身のオルガス首長ドン・ゴンサロ・ルイスが1312年に死去したときの伝説を題材としています。



 街角に「ダヴィデの星」(六芒星、ヘキサグラム)のタイルが見られます。この辺りはユダヤ人街でした。


 とても狭い路地はイスラム建築の特徴です。

 土地が狭いので通路の上にも部屋を作りましたが、当時は照明器具も無く、道路が暗くなるので普及しなかったそうです。



 お終いに象眼の店に行きました。

 ふと見ると、添乗員さんがいつの間にか着替えて扮装しているかと思いましたが、サンヨ。パンサの等身大の木彫りの像でした。



 サンチョ・パンサとうり二つです。

 今回の添乗員さんは、今まで経験した中で飛び抜けて一番の添乗員さんでした。

 ここに書いた数倍の説明を聞きましたが、殆ど忘れました。手配も抜群です。おみやげ物屋さんでも、正確な情報で、押し売りみたいな事は全くありませんでした。

 日本からポン酢などの調味料を持ってきて居ました。初めのうちは使いませんでしたが、3日ほど経ちお醤油の味が恋しくなり、豆腐のようなチーズにかけたら抜群でした。段々みんながポン酢を使うようになりました。

 旅行者のみんなの人気者になり、一緒に写真を撮ったりしていました。

 旅行は添乗員さんの力量も大事です。



2018年5月4日(金)15:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

桂離宮

 先日友人が、桂離宮と修学院離宮に行ってきました。以前よりネットで申し込めるようになって、簡単に見学できるようになりました。

 なんと入場料は無料だそうです。見学の列の先頭に解説の方が付き、後ろには管理の方が付くそうです。

 「月の桂離宮」のビデオをお借りしました。内容は以前NHKで放映されて物と一部かぶります。

 「松琴亭」、「賞花亭」、「園林堂」、「笑意軒」、「月波楼」と4棟の茶屋があります。

 笑意軒は李白「山中問答」から取られています。

  山中問答
        李白
原文:

 問余何意棲碧山    
 
 笑而不答心自閑    
  
 桃花流水杳然去   
  
 別有天地非人間    
 
読み方:
 余に問ふ 何の意ありてか碧山に棲むと
 笑って答へず心自から閑なり
 桃花流水杳然として去る
 別に天地の人間に非ざる有り


 月波楼は白楽天「春題湖上」から取られております。

原文:
 湖上春来似画図      

 乱峰囲繞水平舖       

 松排山面千重翠       

 月点波心一顆珠       

 碧毯線頭抽早稲       

 青羅裙帯展新蒲       

 未能抛得杭州去       

 一半勾留是此湖       

読み方:
 湖上 春来たれば がとに にたり
 らんぽう いじょうして 水たいらかに しく
 松は さんめんに はいす せんちょうのみどり
 月は はしんに点ず いっかのたま
 へきたんのせんとうは そうとうをひき
 せいらのくんたいは しんぽを のぶ
 未だ 杭州を なげうち えて さる あたわず
 いっぱん こうりゅうするは これ この湖

訳:
 西湖に春が来れば それは まるで絵のように美しい
 不揃いにそびえたつ峰々に囲まれて 湖面は 波もなく 平らである。
 山の側面には 松が列になって生え、幾重にも緑を重ね
 月がさざなみの中心に 一粒の真珠のように映っている。
 緑の絨毯の毛先に見えるのは 早稲の発芽した穂先
 青いうすぎぬの 裳裾と帯に見えるのは 蒲の新芽の広がりである。
 まだ この杭州の地を投げ捨てて 去ることができないのは
とどめている半分(の理由)は (あまりにも美しい)この湖にあるのだ。

 



2018年4月24日(火)22:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

山本周五郎の短編集を読んで。

 やはり戦前の生まれなのかなと感じました。特に女性は正妻で、男性経験がないなどを大事にしている古い感性が随所に見えます。明治時代からの清純、貞節を称えるような描写が多々あります。

 実際には江戸時代は、武家以外は現代以上に性に対してとてもおおらかでした。江戸時代の女性はほぼ全員一度は結婚しましたが、離婚はとても多く、再婚、再々婚もとても多かったのです。

 さらに驚くことに、あこがれの職業は少し器量がよければ、御妾さん(愛人契約)になることでした。再婚して苦労するより、ずっと気楽な生活が送れるからでした。そんな人も歳になったら、小唄や、三味線を教えたりしてのんびり暮らしました。

 また武士の家では、武士としての体面を保つため付き合いは決して節約できない仕組みで、禄高の少ない武士はとても質素な暮らしをしていました。禄高の多い武士も、禄高に見合った家来、奉公人を持たねばならず、家庭は質素でした。

 時代が進むにつれ、米で支給される給与は年々価格が下がっていき、殆どの武士が節約しないと暮らせないようになっていきました。

 これが江戸時代の実態です。特に江戸では圧倒的に男性が多く、女性はとても威張っていました。もちろんこんなリアルな時代劇小説を書いたのでは、ヒットしません。しかしあまりにも山本周五郎の作品は昔の、主として明治期の道徳観念に強く支配されている感が否めません。



2018年3月28日(水)22:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ

『マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ』 

     古内一絵 (中央公論新社)

 NHKの日曜名作座で包装されて、面白そうなのでゲットしました。

 まだ読み始めですが、流石の作品です。

 「マカンマラン」とはインドネシア語で、「マカン」は食事、「マラン」は夜で、「マカンマラン」は夜食のようです。

 店の主人シャールは、ホモセクシャルでラァグクィーン(トランスジェンダーとは違って、ゲイの人が女装することのようです)です。

 23時から開店する店には、悩みを持った人も多く、この店主から励まされたり、癒されたりする話です。

 とても良くできた作品でしたので、一気に3巻ゲットしました。読み切るのが楽しみです。



2018年3月27日(火)21:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

短編「時代劇」

 去年から藤沢周平の短編を読んでいました。殆ど読み切りました。

 今は山本周五郎の短編を読んでいます。

 どちらも同じような傾向にありますが、山本周五郎の方がより細かい設定になっています。特に地名など江戸時代を詳細に記述されています。

 あて字のような漢字が多くて、読むのに苦労します。

 山本周五郎は沢山読んでいくと、傾向が似通って来るのに対し、藤沢周平は話が豊富です。

 そろそろ読み終わってしまいそうなので、次はどうしようかと思っています。

 長い話は苦手で、短編集だけにしています。






2018年2月20日(火)22:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

”「縮み」志向の日本人”

 ずいぶん前に”「縮み」志向の日本人” 李 御寧著 を読んだことがあります。日本人は世界にも稀な小さい物を作る事が好きで、得意であると言った事でした。 世界中に送り出された扇子、エレクトロニクスの先駆けとなったトランジスタなどはそうした。

 大自然を庭の中に縮小させて作った日本庭園、大きな樹木を植え替えて縮めた盆栽、4畳半の茶室、食卓の上の食事を小型化して、小さな箱に詰め込んだ幕の内弁当、ご飯を縮めたおにぎり、詩を17文字に短縮した俳句など、例を挙げれば枚挙にいとまがない。

 日本人はなぜ小さくて精巧なものを好み、小さなものを作るのが好きなのか?日本人の特質を発見した李氏も、「その理由はよくわからない」と率直な感想を述べている。

 日本にはなくて輸入されたコウモリ傘を、折りたたみにしたことも世界を驚かせました。


 中国の新聞の記事に面白い記事を見つけました。
 日本人による日本人論や日本文明論は、みな欧米との比較になっている。しかし、日本文明や日本人を考察するには、単に欧米だけの比較だけではだめだ。隣国の中国や韓国との比較が大切だ。

 日本人が旅行が好きだった。しかも日本人は自分で荷物を背負い、一歩一歩長い距離を歩くしかなかった。長い距離を歩き続き、ようやく宿に着いて休む時、人々はお互いにいかに荷物を軽くできるかの心得や方法を教え合った。

 物を小さくする方法を発見した人は、同宿の人々からの賛同を得て、一夜にして英雄となった。これらの縮めた物は、あっという間に日本全国に広まった。日本列島の地形や気候の中にあったのだ。

 以上の事が小さくすることに長けた理由だと述べています。まさにその通りです。


 これにはもっと理由があると確信しています。江戸時代武士から百姓まで旅は建前は自由には出来ませんでした。しかし江戸中期以後、宗教的な理由が有れば旅行はかなり自由でした。

 その代表は御伊勢参りです。日本人はさほど伊勢神宮を大事に思っていたかは怪しいところもあります。伊勢参りと言いながら、その足で京都見物、大阪見物はセットでもありました。

 また旅自体も参勤交代で各街道は整備され、実に安全に旅行できました。個人の旅行であり、ごく普通の町人、百姓の旅行ですからお伴が付くことはなく基本的には自分で荷物を持っていきました。それが道具を軽く小さくする様に成りました。

 幕末に日本を訪れた外国人は、農民が自由に旅行しているのを見て驚いています。携帯用のペン(矢立)を持っていて、殆どの人が字を書き、読めることに驚いています。一番驚いたのは、商家に雇われている女中が手紙のやりとりをしていることでした。また宗教的な旅行のはずなのに、明らかにピクニックだと、イザベラ・バードが宗教心のなさを驚いています。

 しかしそれだけで全ては説明できせん。やはり茶道の影響を挙げたい。大名までが3畳間の茶室でお茶を飲む文化は日本独特の文化です。庭も借景と言う概念を入れた作りです。この根本の思想は禅の思想であり、老荘思想の隠遁の思想です。

 江戸時代が平和であり、支配階級の武士も質素を心がけ、百姓は農奴などではなく、町人もかなりの人権が保証されていたことが有ります。



2017年10月19日(木)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

月波楼

 現代では月見はそれほど盛んではありませんが、昔は貴族の間ではとても重要なことでした。

 代表は桂離宮です。古書院や月波楼の東側には、突きだした月見台があります。笑意軒には浮月の手水鉢があります。松琴亭の茶室には月見窓があります。

 月の出る頃を一番大事に考えていました。そのため月見台など全て東向きに作られています。特に月波楼は月を見るための建物です。その月を直接見るより池に映った月を見ることに重点が置かれました。

 名前も白楽天の漢詩から取られています。この漢詩の「月点波心一顆珠
(月は はしんに点ず いっかのたま)」の句です。

 「春題湖上」、白楽天
湖上春来似画図 (湖上 春来たれば がとに にたり)
乱峰囲繞水平舖 (らんぽう いじょうして 水たいらかに しく)
松排山面千重翠 (松は さんめんに はいす せんちょうのみどり)
月点波心一顆珠 (月は はしんに点ず いっかのたま)
碧毯線頭抽早稲 (へきたんのせんとうは そうとうをひき)
青羅裙帯展新蒲 (せいらのくんたいは しんぽをのぶ)
未能抛得杭州去 (未だ 杭州を なげうち えて さる あたわず)
一半勾留是此湖 (いっぱん こうりゅうするは これ この湖)

訳は

西湖に春が来れば それは まるで絵のように美しい
不揃いにそびえたつ峰々に囲まれて 湖面は 波もなく 平らである。
山の側面には 松が列になって生え、幾重にも緑を重ね
月がさざなみの中心に 一粒の真珠のように映っている。
緑の絨毯の毛先に見えるのは 早稲の発芽した穂先
青いうすぎぬの 裳裾と帯に見えるのは 蒲の新芽の広がりである。
いまだ この杭州の地を投げ捨てて 去ることができないのは
とどめている半分は 美しいこの湖にあるのだ
 
 現代のように照明がなかった頃は、月明かりは貴重な光でした。 天文学的にも地球に対して衛星である月は大きすぎると言われています。そのため重量が強く働き潮の満ち引きが起こります。



2017年10月6日(金)20:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

酒の蘊蓄(うんちく)

 BARレモン・ハートを読んでいると実に様々なお酒が出てきます。

 私はそれほど飲めないのがとても残念です。

 けれども私の周りにいる超酒豪の多くは、やや依存症気味(笑)なのか、高くて良いお酒を飲むより、安いお酒を沢山飲みたがる傾向にあります。

 確かに酔うまでに、ビールではお金が足りません。と言うかビールは殆どお茶代わりみたいな人は、良い気分になるまで大変な酒代がかかります。

 更に連日ともなると、そうそう良いお酒を飲んでいられません。

 酒豪には酒豪の悩みがあるようです。

 周りには一晩で一人でウイスキー2本とか、日本酒2升(正確にはお銚子で20本)のような人がいます。

 いかに酒代を安く済ませるかに気を遣っていて、良い酒を飲む余裕がありません。だから無料で飲めるときは、とにかく嬉しいようです。お祭りなど朝から無料でお酒が飲めるのは至上の喜びのようです。

 理想的な飲み手とは、日本酒なら3~4合程度、カクテルでも3杯くらい、ビールだと数本飲んでほろ酔いで乱れず。これくらいの飲み手が理想です。



2017年7月13日(木)23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

BARレモン・ハート(32)

 あまりコミックは読みませんが、「BARレモン・ハート」は好きで第一巻から持っています。
 古い物は既に廃盤になっています。

 以前は新しい物を注意していました。時々立ち寄る本屋で見つけるか、月刊誌を配達してくれる本屋さんにも気にしてくれるように頼んだりしていました。、

 最近は予約機能で連絡が来ます。更に発売日には自宅に送られてきます。

 これはすごい機能で、驚いています。このコミックはとても不定期に発売です。たかがコミックですからそれほど重要ではありませんが、揃えているのでありがたく安心な仕組みです。

 



2017年7月11日(火)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

「死ぬまでにこの目で見たい西洋絵画100」 

 今日発売日のBRUTUS 「人気画家・山口晃の死ぬまでにこの目で見たい西洋絵画100」

 凄い特集ですが、素晴らしい内容でした。美術館は世界中に有るので、全て見ることの出来る人はなかなかいないでしょう。

 いやそれだけに、この本はよく解説されています。以前ルーブルやオルセーで沢山見ました。有名な物は写真などで知っていましたが、タッチ、大きさなどは本物を見る以外には絵の良さが掴めません。

 特にドガのパステル画などは、写真でとは全く違う感じでした。

 「死ぬまでにこの目で見たい・・・」頷ける表題です。

 先日も故宮博物館で、殆どの物は知識として知っていましたが、本物を見て感銘を受けました。

 



2017年6月1日(木)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

与謝野 馨(よさの かおる)さんが

 亡くなられました。

 父の秀(しげる)は歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻の二男で外交官でした。

 与謝野晶子は6男6女を産みましたが、かなりおおらかな性格でした。子供にメチャメチャな名前を付けました。

 長男・光(ひかる)、次男・秀(しげる)この辺りまでは普通でしたが、長女・八峰(やつを)、次女・七瀬(ななせ)、三男・麟(りん)、三女・佐保子(さほこ)、四女・宇智子(うじこ)と少し変わった名前です。

 八峰(やつね)、次女・七瀬(ななせ)の名前は森鴎外の歌からのようです。

 四男・アウギュスト、五女・エレンヌ、五男・健(たかし)、六男・寸(そん)、六女・藤子(ふじこ)です。

 四男・アウギュストは、オーギュスト・ロダンに会って感激したから付けた名前と言われています。アウギュストとエレンヌは、後に改名しています。(笑)



2017年5月24日(水)23:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

旅行の本

 旅行が開催されるか解らないけれど、一応ガイドブックを買ってきました。

 研究すればするほど、行けなくなったときのことを思うと不安になります。何とか開催されることを願っています。

 知り合いに聞いたら、静岡空港は一般にやや値段が高くなりがちで、人気がないとのことでした。

 ますます不安!



2017年3月10日(金)21:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

論語より

原文:
有國有家者、不患寡而患不均、不患貧而患不安、蓋均無貧、和無寡、安無傾、

読み:
国を有(たも)ち家を有つ者は寡(すく)なきを患(うれ)えずして均(ひと)しからざるを患え、貧しきを患えずして安からざるを患うと。蓋(けだ)し均しければ貧しきこと無く、和すれば寡なきこと無く、安ければ傾くこと無し。

訳:
国を治める者は富の少ないことを心配するのではなく、富が公平に行き渡ることを心配すべきである。人々の貧しさを心配するより安楽に暮らせるようにすべきである。
つまり公平であれば貧しさは問題なく、平和であれば人々は安楽に暮らせるので国が傾くこともない。


アメリカの全ての国民の半分を僅かな大富豪が持っている、世界の富の半分を1%の人達で独占している。さらにその差が広がろうとしています。
この憂いがトランプ大統領を生み出し、韓国の財閥バッシングを起こし、中東の石油有王を善としない勢力が台頭しました。

共産主義も初期の極端な公平から能力に応じた分配となって行き、資本主義も初期の資本家対労働者の関係から、労働者の権利が進み、社会保障が充実し、いつかは共産主義も、資本主義も同じ方向に収束すると信じていました。

最近のグローバリズムは貧富の差を広げ、大企業が世界をくまなく支配し、不穏な状況になってきているような気がします。

 世界中で法人税の下げ競争をして、自国に企業を呼び込もうとしたり、個人はタックスヘブンを利用したりと将に等しからざるを憂う状態です。

世界中で一斉に法人税を上げ、タックスヘブンは廃止し富の等しい分配を目指せば、多くの紛争が減るでしょう。軍備拡張より富の分配です。

アメリカとメキシコに壁を作るより、メキシコの産業が発展し賃金が上がれば、不法入国する人は激減するのは火を見るより明らかです。



2017年3月3日(金)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

星 新一

 少し時間があると、「星新一」の文庫本を読んでいます。短い作品が多くちょっとの合間に読めるので重宝しています。

 殆どの話に上手い落ちが付いています。素晴らしい作品もあるけれど、普通の話もあります。こんなに沢山読んでいると、時には読んでいる内に落ちが解ることもあります。

 「星新一」の作品は短くて本当に沢山ありますが、一つとして同じ落ちの話はないそうです。書く技術もともかく、記憶力の良さに感心。それでもやっぱり、いくつかのパターーが有ることに気づきます。



2017年2月17日(金)23:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


(3/15ページ)
最初 1 2 >3< 4 5 6 7 8 9 10 最後