Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



映画  ドラマ TV
~説明~
主に衛星放送で映画を観ます。時には映画館にも行きます。

土用ドラマ「夏目漱石の妻」

 夏目鏡子さん、松岡譲さんによる著作 「漱石の思い出」を原案のドラマです。

 一般に鏡子婦人は悪妻とされていますが、漱石は今でいう鬱病で、DVもひどかったようです。しかし離婚を勧める周りの人に、鏡子婦人は自分のことが嫌いで暴力を振るうのでなく、病気なのだからと離婚の勧めに応じなかったそうです。

 性格の全く違う二人ですが、それなりに上手く行っていたようです。漱石の小説の登人物は、鏡子婦人の影響を受けています。

 このドラマはそんな性格の違う夫婦をユーモラスに描いています。

尾野真千子、長谷川博己共に素晴らしい演技力で感心しました。
 着る物からセットまでお金の掛かったとても良いドラマです。

 
 


 第1回「夢みる夫婦」[2016.9.23]
 第2回「吾輩は猫である」[2016.10.1]
 第3回「やっかいな客」[2016.10.8]
 最終回「たたかう夫婦」[2016.10.15]



2016年10月8日(土)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

ためしてガッテン 「蚊」

 素晴らしい番組でした。蚊についていろいろな防御法から、蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人の違いについても解明されていました。

 ブラジルでの蚊の退治法は究極です。遺伝子組み換えで誕生した特別な蚊「OX513A」の蚊を自然界に放つと、野生の蚊と交尾して生まれたボウフラは育たずにすべて死ぬので蚊が激減するそうです。

 これは他の昆虫にも使われた方法で、もっとも期待できる方法と期待できます。

 フィリピンではイーストと砂糖とぬるま湯をペットボトルに入れて、二酸化炭素出しておびき寄せて蚊をやっつけることです。フィリピンではデング熱の患者が半減したそうです。

 蚊が二酸化炭素に集まることは知っていましたが、蚊が実際に刺すのは、二酸化炭素ではなく足の菌による物だそうです。

 その菌は同定されていませんが、皮膚の常在菌の種類が多い人が刺されやすいことが解ってきました。

 足をアルコールなどで拭くと、一過性ではありますが蚊に刺されなくなるそうです。

 これを日本の高校生が発見したのにも、驚かされました。



2016年9月26日(月)23:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

百円の恋

監督:武正晴

出演者:安藤サクラ、新井浩文、伊藤洋三郎、早織、根岸季衣

あらすじ:
 実家にひきこもりの自堕落な生活を送っていた不器用な32の歳斎藤一子(安藤サクラ)は、子供を連れての出戻りの妹の二三子(早織)が実家に帰ってきてから、諍いが起こり一人暮らしを始めます。

 100円ショップで働くようになります。相変わらずだらしない日々を送っていましたが、ボクサーの狩野(新井浩文)と恋に落ちます。その恋もあっという間に終わりますが、それをきっかけにボクシングを始めます。

 そして歳だから渋るジムの会長(重松収)を説得して、試合に臨みます。その試合にはかっての恋人ボクサーの狩野も来ます。

感想:
  第57回ブルーリボン賞  主演女優賞を取った安藤サクラだけのこと有りました。
 
 とにかくボクシングに向かう姿が経験があると言っても、半端無い凄さでした。やっぱり映画はリアルでないと始まりません。
 
 変に醒めていた会長も試合となると、真剣そのものです。「今日の試合嫌いじゃないけど・・・」とても感激的な言葉でした。

 とにかく圧倒されました。88回キネマ旬報ベスト・テン(2014年)にも入っています。そのほかに第39回日本アカデミー賞: 最優秀主演女優賞(安藤サクラ)、最優秀脚本賞(足立紳)、優秀作品賞、優秀監督賞(武正晴)、優秀助演男優賞(新井浩文)

 最高に素晴らしい映画でした。



2016年9月5日(月)23:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

あらすじ:
 主人公・筒井肇は大手家電メーカーの経営企画室長。取締役への昇進が内定し順調でした。

 故郷・島根に住む肇の母が倒れたという知らせが入ります。また親しかった肇の会社の同期が自動車事故で亡くなってしまいます。。

 故郷に帰ってこれらのショックングな事から今後の人生について考えなおします。

 自分の子供の頃の夢だった「一畑電車の運転士になる」ことを実現すべく会社を退職し、一畑電車に中途入社することとなります。

感想:
 一畑電車の走る美しい風景が、楽しめます。話も爽やかでした。
 ただ主人公があまりにもまじめすぎて、適役ではありますが、人間味がないほどに感じられました。
 
 取締役になるような人間が、あまりにも一直線なのは現実味がありません。



2016年9月4日(日)20:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

その木戸を通って

 全く知らなかった時代劇映画を観ました。

 市川崑監督の70数本におよぶ作品歴の中で、テレビ放送はされたものの、劇場未公開となっていた幻の一本です。

あらすじ:
 娘の婚礼の日、城勤めの武士・平松正四郎(中井貴一)は、自分と娘を残し、こつ然と姿を消した最愛の女性ふさ(浅野ゆう子)のことを思い出していた。

 17年前、正四郎の家に突然迷い込んできた記憶喪失のふさは、城代家老の娘との縁組が決まっていた正四郎は、次第に恋心を抱き、良縁を断り結婚してしまいます。
 
感想:
 浅野ゆう子、中井貴一、フランキー堺、井川比佐志、岸田今日子、石崎浩二など豪華で素晴らしい役者揃いです。  

 浅野ゆう子も周りの演技に負けない素晴らしい演技をしています。セットも豪華で面倒な時代劇に妥協がありません。なかでもフランキー堺は最高の演技でした。

 映像も綺麗でとても良い映画でした。   
 



2016年8月20日(土)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「人気」という不思議な物

 人気があるとは一体どんなことなのか、考えれば考えるほど不思議な現象です。スポーツで成績が良ければ人気が出ます。しかし必ずしも成績だけではありません。

 例えば長島選手と王選手と比べると、ほぼ全てにおいて成績は王選手の方が上でした。チャンスに強い長島と言われましたが、実際にはチャンスの時の打率も王選手が上でした。しかし人気は圧倒的に長島選手でした。

 政治家でさえ、政治手腕がすごくても人気があるとは限りません。小泉進次郎衆議院議員の人気ははやっぱり容姿も重要な要素と思わされます。アメリカでは男性議員も整形手術を受けることもあるそうです。

 芸能の世界はさらに不思議です。今話題のSMAP は当初全く売れませんでした。

 個人的にはSMAPは好きでも嫌いでもありませんが、客観的に見るとどうしてあれほど人気がありその人気が続くのか不思議でなりませんでした。

 藤島ジュリー景子ジャニーズ副社長も、歌えるわけでもなければ、踊れるわけでもないし、演技もそれほどでないと言わしめた彼等を不動の人気者にしたのは飯島三智マネージャーの手腕です。

 人気という不思議な物を不動にした力量は、極めて稀な才能と言うほか有りません。ましてグループをまとめて来た事も素晴らしいことです。

 いろんな情報が出ていますが、ジャニー社長の姉にあたるメリー喜多川副社長とその娘の藤島ジュリー景子副社長が、元チーフマネジャー・飯島三智氏と対立したことが大きな原因なのでしょう。好き嫌いはともかく、部下を正当に評価できない上司は失格です。ジャニーズ事務所の家族経営はとても問題と思っています。

 ジャニーズ事務所はTV界に強く、TVや芸能関係の雑誌の報道は腰が引けています。文春辺りが、キッチリ報道することを期待しています。

 アメリカなどでは芸能事務所は無くて、個人的に雇うマネージャーが中心です。売り込みもコネもありますが基本はオーディションです。だから全く実力がない人気者は少ないのです。



2016年8月19日(金)22:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

シン・ゴジラ

 早速観に行ってきました。人気が高く映画館も人が一杯でした。

あらすじ:
 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。地震説が有力と言っている内に、海上に巨大不明生物が出現。

 さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。やがて巨大生物は進化しさらに大きくなり、ゴジラと命名されます。

 政府は対策本部をを設置し、自衛隊に防衛出動命令を出します。

感想:
 初めてのCGによるゴジラは迫力満点で凄みがありました。所がゴジラの怪獣としての目的や、習性が殆ど描かれていません。

 それに対して、内閣の防災に対する様々な問題、アメリカとの関係、諸外国への対応等は詳細に、長々続きます。

 リアルかもしれませんが、これでは怪獣映画でなくて内閣災害対策本部物語です。アメリカから派遣された石原さとみの存在もうっとうしい展開です。

 丁度原発事故の政府の対応を再現している様な映画でした。個人的には怪獣の出現の工夫、不気味さ、怪獣の目的性などをもっと沢山描いてすっきりさせるべきと感じました。途中で必然性のないゴジラのフリーズも説得力がありません。海へ逃げ込むくらいの方が未だましです。(笑)


 映画を観終わったら、都知事選挙結果をと思っていましたが、8時丁度と言って良い早さで、当確でした。

 いくら何でも早過ぎて、あっけない結果。



2016年7月31日(日)22:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「わたしはマララ」

 銃撃を受けて瀕死の重傷を負いながらも、女性が教育を受けられる権利を訴え続け、2014年に17歳でノーベル平和賞に輝いたパキスタン人女性マララ・ユスフザイ。彼女の生い立ちを、本人はもちろん、父親や周囲の関係者への取材を通して描き出したドキュメンタリー。
 
 生まれ育ったパキスタン北部にあるスワート渓谷がパキスタン・タリバン運動の支配下に置かれると圧政がはじまり、女子教育が妨害されるように。

 そんな実情をBBC放送のブログに綴っていくが、ニューヨークタイムズのドキュメンタリーへの出演をきっかけに身元が割れ、15歳のときに下校途中に友人とともに銃撃されてしまう。

 一命をとりとめた彼女は屈することなく教育の必要を訴えマララ基金を設立、世界規模の活動を続けている。

 カメラはブラッド・ピットやフェデラー選手のファンである一面や普段の様子、家族たちの思いを捉えるとともに、彼女が教育のために活動をし続ける理由に迫っていく。


感想:
 意見を言うのも、学校に通うのも命懸けの世界。厳しい環境で学ぼうとする勇気と、情熱はノーベル平和賞に十分値します。

 とても厳しい映画で、心が重くなりました。

 それでも彼女の「一冊の本、一本のペンが世界を変える」の言葉は、いつかきっと実現すると信じています。



2016年7月3日(日)20:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「がんばっていきまっしょい」

監督:磯村一路

出演者:田中麗奈 清水真実 葵若菜 真野きりな 
    久積絵夢 中嶋朋子 松尾政寿 本田大輔

 松山市主催の第4回(1995年)坊っちゃん文学賞受賞作の小説です。1998年に公開された古い映画で、田中麗奈のデビュー作です。以前観たことがあるのですが、改めて観ました。
 5人の少女のボートに打ち込む姿を実に見事に描いていて、とても感動したのを覚えています。今回見直してもやっぱり感動しました。



あらすじ:
 1970年代後半の四国、松山。進学高校入学を控えた15才の悦子は、落ちこぼれで目標を失っていました。

 ある日夕方の海で、逆光にきらめくボートを見て、その美しい風景に感動した悦子は、入学しボート部に
女子部がないことを知り、女子ボート部を作りました。

 



 松山の美しい海岸の風景にも感銘を受けます。


2016年7月2日(土)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

世界の果ての通学路

2012年 フランス映画

監督:パスカル・プリッソン

NHKのラジオで紹介されたので、早速観てみました。

素晴らしい映画で感動しました。

内容はオフィシャルサイトの文章を載せます。

 あなたは信じられますか。毎日往復30kmの通学路を、たった4時間で駈け抜ける兄妹がいることを。
見渡す限り人のいないパタゴニア平原を、馬に乗って通学する兄妹がいることを。

 『世界の果ての通学路』は、道なき道を何時間もかけて通学する子どもたちを追った、驚きと感動のドキュメンタリーだ。

 本国フランスでは2013年9月25日よりドキュメンタリー作品としては200館と破格の扱いで公開された。現在、公開18週目に突入、動員数は123万人を越えている。(2/4現在)2013年にフランスで公開されたドキュメンタリー作品では第1位の成績に登り詰めたのだ。8月にスイスで開催されたロカルノ国際映画祭で絶賛された本作が、日本でついに公開される。

 日本をはじめ、先進国では子どもが教育を受けることは義務であり権利とされている。学校は徒歩圏内、もしくはスクールバスや公共交通機関で通える範囲に設置されているが、本作に登場する4人の子どもたちの教育環境は全くそうではない。

 野生のキリンや象が生息するサバンナを駈け抜けるケニアのジャクソン。

 山羊飼いの仕事を終えてから、愛馬で学校へ向かうアルゼンチンのカルロス。

 女子に教育は不要とする古い慣習が残る村から、寄宿学校に通うモロッコのザヒラ。

 生まれつき足が不自由で、弟たちに車椅子を押されて登校するインドのサミュエル。

 通学路は危険だらけで、大人の足でも過酷な道のりなのだ。それでも子どもたちは学校へまっしぐらに向かう。ひたむきな彼らを見て気づかされるのは、教育とは将来を切り拓くためのパスポートだということだ。

 4人の決死のサバイバルを収めたのは、12年間もケニアのマサイ族の村に通い詰め、部族の伝説を映画化した『マサイ』(2003)のパスカル・プリッソン監督。

 監督とプロデューサーは、辺境の地から通学する子どもをキャスティングするために、ユネスコと教育関連の問題に取り組む国際組織「aide-et-action(エッド・エ・アクション)」へ協力を依頼。世界中から60のデータが寄せられ、プリッソン監督自身が各地の学校へ赴き、4カ国4人に絞っていった。 どうして彼らはそんなに苦労してまで学校に行くのだろう?

 別の大陸、違う言語、宗教、生活環境の中で暮らす4人の子どもたちは、真っ直ぐな瞳で同じ思いを語る。

「夢をかなえたいから」

 世界の果ての通学路から、希望に満ちた地球の今と未来が見えてくる。

 



感想:

 上記の文章が全てです。人はどの国に生まれたかによって、将来が決まりがちです。残念ながら国によっては教育一つ受けられません。永遠に貧困なままです。

 英国がEUを抜けるとかで大騒ぎしていますが、世界にはこんな所はそれほど珍しくありません。世界中がもう少し均等に豊かになればと願わずにはいられません。



2016年6月26日(日)23:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

アルファ碁

 今日NHKで囲碁トーナメントを見ていました。対局は九段…山城宏,七段…内田修平で、解説は九段…小松英樹、司会は二段…長島梢恵 でした。

 
 小松英樹九段は面白い人で、少し早とちりの傾向があります。今日も上辺で劫に成る手を読み落として、ぼやいていました。

 今日の対戦で出た右下のツケ引き定石で、掛け継いだとき一間、又はコスミに受ける定石は殆ど全ての騎士が打つ手です。

 小松英樹九段が「アルファ碁先生は覗いて手抜きです。」と解説し、長島梢恵二段が「アルファ碁は先生ですか?」と問いかけるシーンがありました。

 今ではアルファ碁の打った手は定石の一つになっているようです。アルファ碁は今まで人間が気がつかなかった手を、生み出しているようです。

 コンピューターは計算が速いだけで、入力されたとおりに動くと思われていましたが、アルファ碁は自分で学習したり、推測能力が有ります。改めてPCの能力に驚かされました。

 手塚治の「鉄腕アトム」の中に、「アトム対ガロンの巻き」という話があります。宇宙から来たロボットガロンは無敵で、力は無限大、核攻撃でもビクともしません。アトムでも手に負えない存在です。

 ロボットのアトムは戦わないで知恵を使って、ガロンを宇宙に飛ばしていまいます。ロボットが人間の英知を超える仕事をしたのです。

 アルファ碁は人間の英知を超えたかのような定石を発見しました。とうとう漫画の世界が現実に成りつつあります。



2016年6月19日(日)23:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

市川海老蔵さんの会見

 若い頃は役者の家に生まれた事に対する反発で、やんちゃで良くない噂もありました。

 歌舞伎界は古い体制のままで、成田屋は名門中の名門です。父の十一代目市川團十郎さんはとても立派な人でしたが、評価が分かれた人でした。

 昨日の記者会見は悲しく、苦しい心の内を冷静に押さえながら、堂々として最高の会見でした。何時の間にやら素晴らしい方になっていました。

 偉大な親を持つと子供は大変ですが、十一代も続く名跡に産まれる大変さは並大抵のことではないでしょう。

 舞台ではまだまだな感じも受けますが、役者は人気が大事です。歌舞伎ファンの多くは優しい目で見守っているようです。先代、先々代を超える大看板役者になる予感がしました。


 



2016年6月10日(金)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

秘太刀 馬の骨

 藤沢周平の時代劇小説です。以前NHKでドラマ化され、スカパー!で再放送されました。

 今日やっと6話見終わりました。

出演者:内野聖陽、段田安則、南果歩、近藤正臣、本田博太郎、高橋和也


あらすじ:
 政争の火種がくすぶる東北の小藩で、家老からとある流派に伝わる秘太刀「馬の骨」の伝承者を探し出すことを命じられた二人の男が、不伝流矢野道場の道場主と高弟5人に立会いを挑む。

感想:
 暴れ馬の首の骨を一太刀で両断したという幻の技が「秘太刀 馬の骨」です。時代小説ですが、少しミステリーじみています。

 登場人物の描き方が小説と少し違っていますが、全6話になっていて、楽しく見ることが出来ました。

 出演者も渋い人が多く、NHKらしいとても良い番組でした。



2016年4月29日(金)23:39 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

家族はつらいよ

監督:山田洋次

出演者: 橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優

あらすじ:長年連れ添った老夫婦に離婚の話が持ち上がり、子供達を巻き込み家族会議になるコメディーでした。

感想:
 出演者がみんな芸達者で、良く演じています。しかしコメディーだからより面白くしようと、大げさな演技が目立ちました。

 山田洋次監督のサービス精神でしょうが、もっとリアルに、シリアスにした演技の中のユーモラスの方が好みです。経済問題にしてもとても恵まれた家族であり、山田洋次監督の限界を感じました。

 吉行和子の年齢の所為滑舌の悪さ、元々悪い林家正蔵の二人の台詞回しも気になりました。

 見ていて安心で結果はわかっている、たわいもない話です。老人問題にも正面から向かっていません。

 ヒットしているようですが、まるで問題提起が希薄な映画と感じました。

 



2016年3月28日(月)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

AlphaGo、4勝1敗で勝ち越し

 Googleの人工知能「AlphaGo」と韓国のトッププロ棋士・李世ドル九段との100万ドルをかけた5番勝負は、AlphaGo、4勝1敗で勝ち越しました。

 1~3局はAlphaGoの圧勝でした。4局目は李世ドル九段の絶妙手が出て完勝しました。絶妙手が出てからAlphaGoは極端なミスを連発し、ひどい負け方をしました。解説のプロも殆ど予測できない絶妙手でした。

 昨日が最後の第5局目でした。立ち上がりAlphaGoは重大なミスを打ち、プロ同士なら逆転不可能と思えるほど形勢を損じました。

 しかしが中盤から非常に混みいった険しい攻防となりました。形勢は五分五分と非常に細かいと見ていましたが、少しづつAlphaGoが優位に立ち、寄せの段階では細かいながら優勢になり押し切りました。

 中国のかってのランク一位の聶衛平九段は、「AlphaGoの序盤は(プロ)六段~七段。中盤は十三段~十五段」と評価しました。

 第4局めは「モンテカルロ法」の欠点が招いた結果とも言えますが、これがもし改善されれば(改善は大変でしょうが)もう人間は誰も勝てなくなりそうです。

 既にAlphaGoは番碁(5番勝負とか7番勝負)であれば、世界中の誰も勝てそうもありません。

 現在世界ランキング4位の李世ドル九段が1勝4敗ですから1位の柯潔(かけつ)九段でもせいぜい2勝3敗がやっとでしょう。

 柯潔九段は1局目が終わったとき、自分なら60%の勝率と言っていましたが、3局目が終わって検討してみてからは10%以下の勝率と、ビックマウスノの柯潔九段も急に弱気になりました。

 ちなみに日本の6大タイトル保持者の井山裕太九段はランキング17位です。もっともこの辺りは紙一重の差です。

最新のランキングでは、井山裕太九段はランキング3位、AlphaGoはランキング4位になりました。

 計算し尽くせない囲碁で、学習能力を会得したコンピューターの発達は将来知的な仕事さえ人間より的確に判断するように成ると思われます。

 SFの世界に出てくるように、医師から裁判官までコンピューターになるかもしれません。

 芸術の分野でもPCによる作曲ソフトがあります。そろそろコンピューターがヒット曲を作ってもおかしくない時代が迫っています。

 最後には総理大臣、日銀総裁もコンピューター!

 次の選挙は日立のコンピューターに投票するか、外資系だけどIBMか、グーグルにするかなんてことになるかもしれません。



2016年3月16日(水)23:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

東日本大震災から5年

 TVでは沢山のニュース、特集が放送されました。中でもNHKの午後8時からの特集は、今までにない津波の実態をCGで詳細に再現していて、驚きました。

 津波の進み方はスーパーコンピューター「京」を使い詳細な計算によって再現されていました。水の凄さが科学的に解説されていました。

 取材に辺り、身内を亡くされている人達に詳細な話を聞く事の大変さも先日ラジオで聞きました。

 とても良い番組でした。



2016年3月11日(金)23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

SHERLOCK/シャーロック その2

「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」の評価を見ましたが、やっぱり低い評価でした。

 この映画はドラマを観ていた人にしか解らない映画だそうです。ドラマを観ていた人でもこの映画を高く評価する人の気が知れません。単に理解できることを自慢しているのかと思われました。

 あまりにも酷い映画で、お金返せと言いたい。



2016年2月23日(火)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

 映画まで時間があったので、たこ焼きを食べて、ドーナッツを食べて、ザクロのジュースを飲みました。



 さらにお団子を食べて、映画を見ました。

「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」でしたが、現代と過去が繋がっていたり、言葉使いが英語の訳がつまらないし、ドラマを観た人にしか解らない内容でした。

 普通の人にはちんぷんかんぷんで、現代と繋がる必要は全くありません。トリックの謎解きより、映画の筋を理解することの方が難解でした。

 最低の評価としたい気分です。
 

 



 ザクロのジュースはとても大変で、ミキサーでは作れなくて絞り器で絞って作ります。Lサイズは無くて、Sサイズのみでした。


2016年2月22日(月)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

芸能人なんて

 このところ清原、ベッキー、宮崎前議員など芸能人、野球選手、議員のスキャンダルのニュースばっかりです。

 論調が一般人の目線で語られていますが、そもそも役者、スポーツ選手、議員など普通の人ではありません。

 30才そこそこで、年収4億円なんて人は普通の人ではありません。芸能人の中にはもちろん立派な人も居ますが、元もととんでもない経歴の人も沢山居ます。

 昔上岡 龍太郎が「ろくでもない人達の集まりだから、芸能人などに社会常識、道徳心など求める事が間違い。」と言っていました。

 上岡の父は京都帝大卒の弁護士で、自分を落ちこぼれと強く自覚していました。

 彼の言うとおり特殊な人達を、一般の人達のレベルで論じるマスコミの風潮に疑問を感じています。あのようなスキャンダルは驚くことでもありません。



2016年2月19日(金)23:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

海街diary

 受賞したので早速観ることにしました。

あらすじ:

 鎌倉で暮らす、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)、千佳(夏帆)の三姉妹。

 そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届きます。

 葬儀で父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)に会います。

 彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。快諾したすずと鎌倉での生活が始まります。

感想:
 とても綺麗な映像の映画でした。ストーリーは結構リアルで女性4姉妹の「細雪」を感じさせました。

 いろんな出来事が盛り込まれていますが、どの話も突き詰めていなくて、あっさりと流れていきます。女性作家の作品の特徴かもしれません。

 女性の感覚でしょうか出会い、別れなど結果だけしか描かれていない感じもします。

 限られた時間の中で全てを描くのは難しいから、もう少し一人に絞って話を突き詰めていっても良かったかと思えました。

 簡単に言えば、美しいけれど無駄なショットが多すぎです。



2016年1月31日(日)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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