食料、ガソリンが値上がり! |
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| 食料が値上がりしています。コーヒーも値上がりです。ついにガソリンが値上げになり、いろんなものがどんどん値上がり始めようとしています。
ニュースでも報道されているように、実際のモノの需要と供給関係とはそれほど関係無く上がっているようです。世界の投機資金が石油や穀物市場になだれ込んでいるからです。
日本ではそれほど著明ではないけれど、貧しい国では食糧問題は深刻です。北アフリカなどの政変は、食糧危機が原因です。食べ物の恨みは何よりも恐ろしく、中国でもデモが起こりそうです。
どれもこれも、アメリカがドルを際限なく垂れ流している所為です。各国がドルを売り浴びせればドル安になるのですが、少々ドル安になっても輸出が増えて国内の不況は改善するからアメリカは困りません。
日本がドルを売ると円は相対的に高くなり、日本の輸出は減ってしまいます。単純には行かないわけです。中国も同じです。元の価値が上がれば輸出は減ります。どうしようもありません。 それでもドルは基軸通貨だから、結局ドルの価値が下がることは世界的なインフレになることなのです。
日本は少々円が値上がりしても、原料仕入れが安くなるので輸出は全くだめにはなりません。食料は輸入率が高いので大変ですが、円の価値が高ければ、そこそこやっていけます。
石油や、穀物相場は需要と供給が落ち着けば、いつかは下落します。我慢しかありませんが、不景気の中でデフレからインフレへ向かうのでは、国内景気は改善しません。政府が今の内にせめて農業だけでも早く手を打たないと、やっかいなことになるかもしれません。所得格差も広がったままです。 やっぱり小沢一郎の政策の方が、菅首相よりよかったのではないかと思う、今日この頃です。 それに菅首相は、あんまりお利口でないような気がします。
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2011年3月9日(水)23:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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