マクデブルクの半球 |
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| 今日TVで鉄の2つの半球を合わせて中を真空にしたものを、二人で引っ張る実験をしていました。
もちろん外れません。昔理科で習ったマクデブルクの半球です。確か馬車で引っ張ったとか、確かめてみました。
この実験は公開で行われ、1654年なんとレーゲンスブルクの帝国議事堂前において、神聖ローマ皇帝フェルディナント3世の御前で行われたそうです。
16頭の馬(両側から2頭立ての馬が各4対)が双方から引っ張り、やっと半球は外れ、この実験により、デカルトが否定した真空の存在を証明しました。
「マクデブルクの半球」の呼び名は、当時実験を行ったゲーリケがマクデブルク市長であったことに由来するそうです。
今年の4月の連休にドナウ川クルーズで訪問した街でした。とても小さな町で教会だけが立派な印象を受けました。日曜日だったせいで本当に何も有りませんでした。それに加えて雨模様で、とても寒くて殆どの人が一軒だけ開いている喫茶店で過ごしました。ドイツは日曜日は基本的にほとんどの店が閉まります。
5月5日日曜日のブログ→ http://catschroedinger.btblog.jp/cl/0/1/2019/5/5/
古くは由緒ある街だと説明されましたが、ちょっとした驚き。
旅行の時は英語で説明されたので、はっきり理解できませんでした。調べてみると、1世紀、ローマ帝国軍の駐屯地、カストロ・レギーナがおかれた歴史のある街です。13世紀半ばに「帝国自由都市」としての特権を認められていました。神聖ローマ帝国における帝国議会がこの地で幾度か開催され、1663年以降それまで各地で開かれていた帝国会議は、レーゲンスブルクに常置されたそうです。
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2019年11月26日(火)22:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画 ドラマ TV | 管理
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