ドナウ川の宝石8日間(その22)5月5日 |
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| 写真のように天気も今一つで、日曜日なのでお店がほとんど閉まっていました。
古い町並みは、昔のヨーロッパの街を彷彿させるものでした。
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| 曇り空でとても寒くて、自由時間は唯一開いていた教会の前のカフェに入りました。
ほとんどの船の人たちも、ガイドさんもこのカフェでした。
この店のすぐ横のおしゃれな帽子屋さん、フート・ケーニッヒ(Hutkönig)は、ハリウッドスターたちも御用達だそうです。
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| レーゲンスブルクは、ドナウ川とレーゲン川の合流近くに位置し、水上運輸の要所としての役割を果たしていました。
ここからバスで、解放記念堂(Befreiungshalle Kelheim)に行きました。
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| ドイツがナポレオンの支配から解放されたのを記念して、1842-63年ルードヴィッヒ1世がレオ・フォン・クレンツェに建てさせました。
ナポレオン戦争にはバイエルンの兵士も参加しています。
シベリア遠征のときには出兵した3万3千人の兵士のうち無事に戻ってきたのはたったの3千人という悲劇でした…
耐えかねたプロイセンがフランスに宣戦布告、1813年から1814年にかけていくつかの戦いを経てパリが陥落しました。
ついにドイツはフランスから解放されたのでした。
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| この後船に乗る予定でしたが、船が2時間以上遅れ時間を持て余しました。
やっと船が到着すると、船の船員、客室係など全員甲板に出てお迎えでした。
その時 「それじゃバイバ~イ」
と手を振ったジョークに、待たされた人たちも思わず笑いました。
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2019年5月5日(日)18:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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ドナウ川の宝石8日間(その21)5月5日 |
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| クルーズの旅も最後になりました。明日はニュルンベルグに到着し、この船旅も終わりとなります。
前日でなく昨夜お別れのディナーと、職員総出のパーティーがありました。
今日はドイツに入った船の最後の訪問地、レーゲンスブルクです。
人口15万人ほどの小さな街ですが、1世紀、ローマ帝国軍の駐屯地、カストロ・レギーナがおかれた歴史ある街です。
第二次世界大戦でも、多くの歴史的建造物は破壊されずに残りました。
この町の一番の見どころ シュタイナーネ橋(Steinerne Brücke)は1146年、今から800年以上も昔にここにつくられました。モデルになったのはチェコ・プラハにあるカレル橋だといわれています。ドイツで一番古いアーチ型の石橋です。
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| 橋から眺めた景色もなかなか良い感じです。
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| 大きな時計が目印の建物が塩の倉庫・ザルツシュターデル(Salzstadel)です。
1616年から1620年の間に建てられた歴史ある建物で、アルプスから採られた塩をここで保管していました。
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| レーゲンスブルク大聖堂(Regensburg Dom)は世界遺産に登録されています。小さな町に大きな教会という雰囲気です。
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| 日曜日だったので中は礼拝の人で一杯でした。
美しいステンドグラスがこの大聖堂の魅力です。また世界で一番小さいといわれているパイプオルガンでしたが、建物の構造からか綺麗な音で演奏されていました。
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2019年5月5日(日)09:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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