Cat Schroedinger の 部屋
 
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2009年1月6日を表示

30万円あれば1年間生活できる

 30万円あれば1年間生活できる「外こもり」

 長谷川 大 氏 (All About 世界遺産 ガイド )と言う素晴らしい文章を見つけました。
 30万円有れば1年間生活できる

 その要旨は以下のようでした。
 
 引きこもりが主に実家の自室にこもり切りになるのに対して、外こもりは海外の安宿にこもる。宿から出ることはめったになく、旅行もしなければ働きもしない。

 働かない人がなぜ海外で長期滞在できるのか? 

 物価が安い途上国のドミトリーなら、1泊500円以下の部屋は結構あります。食事は自炊や外食ですが、そういう国では1食100円以内に抑えるのは難しくないので、生活費は1日千円以下に抑えられます。だから、30数万円もあれば1年間生活できてしまうのだそうです。

 実際インドネシアのバリ島で一日1000円以下で2ヶ月ほど滞在していた知り合いの女性が居ます。初めの内は少し無駄もしたそうですが、慣れてくると一日宿代含めて500円位で済んだそうです。

 現地人の人達が食べる食堂で、食べることが出来ないと無理なようです。その方は何でも食べられる人なので、楽勝だったのでしょう。その人は「外こもり」ではなくて、とにかく少ない資金で出来るだけ長く滞在していたかったのだそうです。

 話を聞くと、シャワーはお湯は無しですし、あまり快適な生活でないようでした。
 しかし日本に居て、そんな生活はとてもとてもと思っていても、実際現地に行き慣れてくると、日本で思っていた程ではなくなり、段々快適になるからから不思議だと言っていました。

長谷川 大 氏の「外こもり」の分類によれば、

 「社会忌避型」・・・逃避です。元エリートであった人も多く、多額の貯金を持っている人も多い。
 「引きこもり型」・・・社会と触れ合うのが嫌いなので、言葉が通じなくても却って良く、個室を選びます。
 「快楽型」・・・ドラッグや女性を買い、ひたすら快楽に生きる。
 「現地滞在型」・・・帰国せず資金を現地で稼ごうとするタイプです。
 「ヒッピー型」・・・帰国せず現地社会にも溶け込まない。

 貧民街を含めて考えさせられることは多く、おかげでますます日本での社会復帰が難しくなるケースも多いようだ。ただし、これだけはいえるかもしれない。いますぐ命を絶とうとしている人、世界を見てからでも遅くはない。

 この最後の文章にとても感動しました。



2009年1月6日(火)23:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理


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