Cat Schroedinger の 部屋
 
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2006年1月3日を表示

大逆転将棋2006

大逆転将棋2006

『大逆転投了図対局』、『脳内将棋』他
<出演棋士> 米長邦雄 永世棋聖 森内俊之 名人 佐藤康光 棋聖 谷川浩司 九段橋本崇載 五段 瀬川晶司 四段 清水市代 女流三冠
<ゲスト> ジェームス三木(作家) 錦織 健(歌手) 矢崎 滋(俳優) つるの剛士(俳優)
<司会> 神吉宏充 六段 華原朋美(歌手)

 寒いので家にばっかり居ました。例年やっている面白いテレビ番組がありました。

 『大逆転投了図対局』 将棋の公式戦で、投了した場面から(もうどうやっても負けることが判っているので、負けを認め、ゲームを終了する事。負けと判っているのに、何時までもだらだら粘るのは、プロの恥とされています。)アマチュアが勝った方をもち、ゲームを再開しプロをつませるという物です。
 プロ同士ならどうやっても勝てるはずなのに、アマチュアは全て負けてしまいます。最も場面によりますが、比較的紛れがあるような投了の場面が選ばれては居ました。

 その他「はさみ将棋」の対決は、勝負はともかく、対局者が米長邦雄と谷川浩司で結構面白かった。手つきや、姿勢が素晴らしかった。

 圧巻だったのは、『脳内将棋』実は「めくら将棋」のことです。差別用語のようで、NHKだから使えなかったようです。「視力障害者将棋」も変ですね。

 佐藤康光 棋聖と、橋本崇載 五段でした。それも一手10秒という厳しい時間制限の中で、佐藤棋聖の圧勝でした。かなり前から勝ち筋を読み切っていたようで、他のプロも感動していました。

 佐藤棋聖は「めくら将棋」では特別すごいのです。もう何年も前ですが、同時に4人のアマチュア相手に、「めくら将棋」で全勝したのを覚えています。解説のプロがどうしてそんな4つの勝負を同時にさせるのかと聞いたら、テレビのチャンネルのように、場面を切り替えていると言っていました。

 このとき、実はちょっとしたハプニングがありました。4人のアマチュアの一人がルール違反をして、一回だけのパスを連続二回しました。そのとき佐藤プロは指し間違えし、負けを宣言しましたが、アマチュアの方がルール違反をしているので、そのまま勝負続行となりました。それで一寸時間を下さいといって、頭の中で初手からその場面まで並べ直しました。ゲーム再開、他の3人の勝負もそのまま続行、その間一度も目隠しは取りませんが、全て勝ちました。

 全勝しての感想は、「アマチュア相手に平手(ハンディー無し)でしたから・・」つまり彼にとっては将棋盤を見ても、見なくても、同じようにさせるらしい。特殊な才能のようです。

 アマチュアでも「めくら将棋」それほど難しいことではありませんが、棋力はぐっと落ちます。知り合いで「めくら将棋」の得意な人を知っています。3人でさし、アマチュアなので、判らなくなったとき、3人目が判定します。この方は囲碁も物凄く強い、というか将棋より囲碁の方が強いのです。
 
 やっぱり才能かな~~
 私は囲碁をいくらやっても強くならないし・・・  。。(o_ _)oバタ



2006年1月3日(火)00:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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