Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2019年5月2日を表示

ドナウ川の宝石8日間(その15)5月2日

 グラーベン通りの中でも目を引くのは、ペスト記念柱です。

 ペストは伝染病で、かつては高い致死率で、皮膚が黒くなって死亡することから黒死病と呼ばれヨーロッパでは時々大流行し沢山の死者を出していました。

 1679年にペストウイーンでペストが大流行し、その流行が収まったのを記念して、マリア・テレジアの祖父である当時の皇帝レオポルド1世によって立てられました。

 当時は暫定的に木で作られた記念柱でしたが、その後1693年に大理石になりました。

 記念柱の最上部に見られる、神様、イエス・キリスト、鳩の3つで、これは父・子・精霊の三位一体なので、三位一体の像とも呼ばれています。


 


 



 そのまま歩いて、聖シュテファン寺院に行きました。ウイーンの街のシンボルです。オーストリア一の大きさで、ゴシック建築の教会です。古い部分は13世紀に造られています。

 時間が足りなくなったので、シェーンブルグ宮殿は諦めて、すぐ近くのモーツアルトハウスに行きました。



 モーツアルトは何度も引越しをしていて、ウイーンの街に18個所も住んでいたところがあるそうです。

 しかしモーツアルトハウスはここだけで、博物館になっていました。モーツァルトが「フィガロの結婚」を書いたことから、フィガロハウスとも呼ばれていました。



 モーツァルト一家は、1784年9月29日にここに入居し、1787年4月23日に引き払っていますので、2年と約7か月住んでいました。


 日本語のガイドもあり解りやすく、とても参考になりました。評判通り作曲の楽譜に、殆ど修正がありません。


 天才でしたが、アマデウスの映画の通り、私生活ではめちゃくちゃな人でした。



 彼はとても小さかったのですが、ベットは当時の眠る姿勢もありますが、驚くほど小さくて驚きました。


2019年5月2日(木)15:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

ドナウ川の宝石8日間(その14)5月2日

 ベルヴェデーレ宮殿の後は、ウイーン市街の散策です。

 初めに「ホーフブルク王宮(Hofburg)」に行きました。ここはハプスブルク家の皇帝の居城でした。沢山の観光客で賑わっています。

 



 この辺りはウイーン名物の馬車が行きかいます。この後街の中にある乗馬学校も見学しました。


 チョコレートケーキのザッハトルテは「ホテルザッハ」で始められ、世界のケーキの一つになっています。

 生クリームとチョコレートは分離しやすく、昔は大きなものを作ることが困難でした。何のことはない温度管理が大事だったのでした。

 ザッハトルテはホテルザッハと、デメルが有名です。ぜひデメルへ行こうと思いましたが、大変な混雑で行列が出来ていて却下。



 ウイーンの代表的な通りGraben (グラーベン)へ行きました。ローマ時代の堀があった場所が、バーベンベルク時代12世紀の終わりに埋められ、現在の通りとなったのだそうです。


 ペーター教会はグラーベン通りから少し奥まって建つ、バロック様 式の教会です。


 古い建物が多い中で、風景に溶け込んでいます。



2019年5月2日(木)11:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

ドナウ川の宝石8日間(その13)5月2日

 クリムトの絵画を沢山所蔵し、展示されています。


 これは一番有名な「接吻」常時展示されています。



 「フリツァ・リードラーの肖像」も代表作で、のちの幾何学模様の絵への移行期の作品です。


 「フランツ・ヨーゼフ1世」と皇后の「エリザベート」の肖像画です。


 美人で名高いエリザベートは実像はわがままで、浪費家だったようです。方やフランツ・ヨーゼフ1世は難しいヨーロッパの戦争の時代に、真面目で誠実な人であったようです。

 最後のハプスブルグ帝国の王でした。



 フランス革命とナポレオン戦争の後、ヨーロッパの統治を話し合った「ウィーン会議」もここで行われました。


 映画にもなったように、いつまでたっても結果が出せず。まさに「会議は踊る」でした。結局ナポレオンが脱出したのがきっかけとなり、ウイーン議定書が締結されました。

 そのナポレオンのアルプス越えの絵があるのも不思議な縁です。この絵は5枚描かれていて、フランスの「マルメゾン城の美術館」、ベルリンの「シャルロッテンブルク宮殿」、「ヴェルサイユ宮殿の美術館」には2枚、そしてこの「ベルヴェデーレ宮殿」にあります。



 詳細な模型がありました。ベルサイユ宮殿などにとても良く似ています。

 豪華ですが、まあどれも同じような感じでもあります。



2019年5月2日(木)10:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

ドナウ川の宝石8日間(その12)5月2日

 ベルヴェデーレ宮殿宮殿の中に入ると、持ち主であったマリア・テレジアの銅像がありました。


 二階に上がる階段は、すっきりとしてとても良い感じでした。


 窓から見る庭園はシックな感じです。


 ここから見下ろす庭園が、一番奇麗に見えるように設計されているようです。シンメトリックに作られた噴水なども見事です。


 遠くにウイーン市街も一望できます。



 天井は豪華な絵画で飾られています。


 中は美術館になっています。


 



2019年5月2日(木)10:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

ドナウ川の宝石8日間(その11)5月2日

 今日はベルヴェデーレ宮殿とウイーンの街の散策です。船から一路バスで、ベルヴェデーレ宮殿と向かいました。


 ウイーンではベルヴェデーレ宮殿とシェーンベルグ宮殿が有名です。

 ここはマリア・テレジアが、家臣から買い上げた宮殿です。彼女の子供マリー・アントワネットもここで過ごし、モーツアルトは彼女らの前でピアノを弾きました。

 映画「会議は踊る」で有名になったウイーン会議も行われました。


 凄い門です。どことなくベルサイユ宮殿に似ています。



 定番の宮殿の正面写真です。


 この像がいくつも庭に並べてありました。ギリシャ神話のペガサスのようにも見えますが、ちょっと不思議な感じの像です。


 宮殿側から見た前庭。シンメトリックでヨーロッパの代表的な形式です。


 比較的早く行ったのですが、かなりの人出でした。


2019年5月2日(木)09:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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