Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2019年5月3日を表示

ドナウ川の宝石8日間(その17)5月3日

 船はメルク(Melk)に到着。メルクはドナウ川沿いのヴァッハウ渓谷に隣接した場所に位置していて、人口5000人ちょっとの小さな街です。

 この街にはメルク修道院(Stift Melk)があります。オーストリア屈指のバロック建築物であり、今も現役のベネディクト会修道院です。

 世界遺産「ヴァッハウ渓谷の文化的景観」のひとつでもあり、映画化もされたベストセラー『薔薇の名前』の舞台としても人気、知名度も抜群です。


 この教会の見学ツアーもあったのですが、もう協会は見飽きたので、ワイナリー見学にしました。



 バスに乗ってかなり走って、ワイナリーが沢山ある所に着きました。

 一面にブドウ畑が広がり、のどかな景色です。



 ところがワイナリーはえらく近代的な建物でした。フランスの昔風のワイナリーを想像していたので、ずいぶん驚きました。


 工場も近代的な管理がされているようで、ドイツ人気質というか、合理的な感じです。



 



 しかし地下の洞窟にはワインの樽が置かれ、ワインが自然に成熟するのを待っています。
 その辺はやっぱり変わらないようでした。





 明日はリンツに向かい、そこからザルツブルグに行く予定です。



2019年5月3日(金)14:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

ドナウ川の宝石8日間(その16)5月3日

 ウイーンを出た船はヴァッハウ渓谷に来ました。平らなところを流れるドナウ川で、深いやまが迫り一番の景色とされている渓谷です。

 深い山間を流れるのが普通の景色である日本人には、さほど珍しい渓谷ではありません。

 デュルンシュタイン(Duerunstein)は多くの村が点在するヴァッハウ渓谷でも特に美しいところです。オーストラリア北東部のニーダーエスターライヒ州クレムス郡にある人口およそ900人の村です。



 港から見ると一面のブドウ畑です。右上に廃墟となった古城、左手に青地に白の教会が見えます。


 この廃墟のお城はクーエンリンガー城です。

 イギリスのリチャード獅子親王がオーストリア、バーベンベルクのレオポルド5世に捕らえられ、1192~1193年まで幽閉されていたお城です。



 聖堂参事会修道会(Stift Dürnstein)は青と白の独特な教会で、デュルンシュタインのシンボルです。


 船が停泊したそばに、渡し船の船着き場がありました。この辺りは自転車で散策するのに絶好の場所です。

 私たちの船からも希望すれば自転車を出してくれて、次の停泊場所で拾ってくれます。お天気も危なくパスしましたが、案の定全員びしょ濡れで戻りました。



2019年5月3日(金)09:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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