Cat Schroedinger の 部屋
 
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HOME 愛しの座敷わらし

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監督: 和泉聖治
出演:水谷豊 (高橋晃一) 安田成美 (高橋史子) 濱田龍臣 (高橋智也)
橋本愛 (高橋梓美) 草笛光子 (高橋澄代)

あらすじ:
 父・晃一(水谷豊)の転勤で、東京から岩手の田舎町へと引っ越してきた高橋一家。晃一がよかれと思って選んだ新しい住まいは、なんと築200年を数える古民家でした。

 東京での暮らしに馴れていた妻の史子(安田成美)は、突然の田舎暮らしに不安と不満でいっぱい。老人ばかりの近所付き合いにも乗り切れないでいました。

 中学2年の長女・梓美(橋本愛)にも古民家はただのボロ家にしか見えず、転校先の学校生活を考えると心が落ち着かない。転校前の学園生活でも人間関係で悩んでばかりだったからでした。

 また、同居する晃一の母親・澄代(草笛光子)は田舎住まいには支障を語らないものの、最近、認知症の症状が始まりつつある様子。

 唯一、古民家への転居を楽しんでいる小学4年の長男・智也(濱田龍臣)は、治りかけている喘息の持病を今も史子にひどく心配され、サッカーをやりたくてもやれずにいる。

感想:
 始めから予測できそうな筋立てです。安心してみられます。出演者がすべて芸達者で、不自然なところが無く、良くできた映画です。

 いつも思うのですが、この手の映画は序盤どうしようもないような関係が、信じられないほど良い関係になってしまいます。その辺りがいつも不満です。
 リアルというなら、序盤では難しい関係ながらも表面上はそつなくやっている家族、それが何となく良い関係になっていく。それくらいがリアルだと思います。家を変えただけで、すべてが旨く行くような事は無いのが普通です。
 と言うか悪ぶっているシナリオが、大げさだし、良い関係になった形も大げさなのが不満です。少しだけ良い関係になるとか、希望が見える位が望ましいと思っています。

 この映画でも、良くなった姿を描きすぎです。



2012年10月6日(土)01:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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