もう失格 |
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| 日銀はこれまで政治サイドから金融緩和圧力が加わるごとに、5兆円、あるいは10兆円という小出しで基金枠を上積みする「包括緩和」でしのいできた。この方式では国債相場が上昇することだけははっきりしているから、海外の投機ファンドは安心して国債を買います。
当然円は上昇するので、国債と円の双方で莫大な売買益を稼げます。
始めから答えを言っている試験のような物です。超簡単です。何の恐れもなく国債が買われ、円が買われていきます。
例えばドルを買い支えるために、無制限に円を刷るとでも言えば、一斉に売りが入ることは明らかです。、1ドル100円になるまで青天井で買い続ければ、当然インフレになるし、円は急落です。
日銀は「金融政策を用いて直接的に為替相場に影響を与えることは一切考えていない」と言っています。
何度同じ事をすれば気が済むのでしょう、もう失格です。すぐにでも更迭させたい物ですが、任期が来るまでどうしようもありません。
次期総裁は証券会社上がりの人材を起用してみるのも一つですが、結局日銀生え抜きか、財務省官僚かのどちらかしか成りません。
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2012年10月30日(火)23:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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