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浜岡原発住民投票条例案否決 原発再稼働めぐり
政府の要請で運転停止中の中部電力浜岡原発（静岡県御前崎市）の再稼働の是非を問う住民投票条例案が１１日、同県議会で採決され、原案など２案はいずれも反対多数で否決された。
東京電力福島第１原発事故後、原発再稼働の是非を問う住民投票条例案が否決されたのは、大阪市議会と東京都議会に続き３例目
川勝平太知事は直接請求を受けた首長として初めて「多くの県民の思いの表れ」と賛成の意見を付け県議会に提案したが、過半数を占める自民改革会議が、市町に投票事務を義務づけるなど法的不備がある、住民投票実施に１０億円以上の経費がかかる－－などを理由に反対に回った。
住民投票条例案に不備があるから反対、それではと修正案を出しても、結局は反対。
同じ反対でもきちんとした理由で反対ならともかく、これでは入り口で拒否です。
国の政策事項だから、県議会で決議は出来ないという意見もあります。さらに専門性がある分野なので、単なる県市民の賛成反対だけで物事を決めるのはどうかという意見も一理ありますが、16万人もの署名を無視する形になったのはどんなに理屈をこねても納得できない話です。
安全と言い切っていたのに、実際に事故が起きたのだから、どんなに専門的な知識といえ国民に安全であることを証明する責任は、国なり、事業者に有るのです。
説明会ではやらせや、段取りしていたことが発覚しています。
もちろん感情論だけで、反対を声高に叫ぶ団体もあるのは事実です。しかしこの様な状態で、原発再稼働に賛成しろと言うのはあまりにも強引です。国民無視です。民主主義が聞いてあきれます。
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2012年10月12日（金）11:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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