白川日銀総裁の任期があと半年 |
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| 白川日銀総裁の任期があと半年を切ったと知りました。
次期総理大臣が誰になるかで、次期日本銀行総裁も微妙です。
全く個人的な意見ですが、白川総裁は全然ダメだったと思っています。確かにETF(上場型投資信託)やREIT(不動産投資信託)などのリスク資産の購入など、「非伝統的」金融政策まで足を踏み入れ、物価の目標も導入しましたが、どれも発信力もなければ、一寸刻みで、相場という概念が全くありません。
すべて織り込まれてしまっています。始めから答えを言っているようなものですから、相場は安心しきっています。すべて見通されていました。大向こうをうならせる予想外の額を発信できませんでした。
結果として円高にも、デフレに対しても全く無能でした。発言だけでもスイスのように無制限にお札を刷るとでも叫べば、ヘッジファンドも警戒します。政府からせっつかれて、チビチビ小出しにやっていたのでは規模までも読まれています。かなりの額をやったのにまるで響きません。せめて一気にやっていたらと思います。
せっかく独立性が保証されているのですから、メチャクチャ大きな事をやれば良かったのです。
次期総裁も日銀生え抜きか、財務省OBのどちらかになる可能性は高いのでしょうが、思い切って証券会社のOB辺りが成ったら超面白いことになるのではと思っています。絶対無いけど!
もし総裁になったら、一度ドルを売って円高にして、付いてきたところで一気にドル買いに走る。あるいは「1ドル持ってくれば、どんどんお札を刷って100円渡します。」と、つまり固定にするつもりだと叫ぶ。ヘッジファンドに大損させるなんてのも面白いなと(笑)
インフレなんて超簡単だ!「空からお札をバラ蒔けばすぐにインフレになる。」と、誰かが言っていました。
基本的には自国の通貨が強いことは良いことなのです。円高で困っている企業は騒ぎますが、輸入業者など儲かっている企業は黙っています。
とにかく次の総裁が誰になるか興味津々です。
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2012年10月10日(水)23:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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