Cat Schroedinger の 部屋
 
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2006年7月3日を表示

二番煎じについて

 専門家に聞いたら、やはり「二番煎じ」は難しい話で、結構な大ネタだそうです。やはり当場人物も多く、謡、新内など、とても大変なのだそうです。ですからそんなには演じられないのだそうです。

 志ん朝は声も良くて、得意の話の一つだったそうです。

 話芸としては、完璧と言えます。完璧すぎます。あまりにも完成されていて、文楽の話のようです。しかし晩年の文楽は、自然な完璧さがありました。惜しむらくは、余裕というか、思いついたように話し始めるような、自然さが無いとも言えます。客に練習してあるとか、上手と思わせるのでは、親父にはマダマダだと思っていたのかもしれません。

 もう少し長生きすれば、親父のように破天荒のようで、実は・・・みたいな芸風になっていったのかもしれません。

 とにかく早すぎました。この辺は倒れてからも酒を飲み続け、長生きした親父を見習って欲しかったですね~

 



2006年7月3日(月)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 落語 | 管理


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