洗面台 |
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| 陶芸教室の生徒さんが、家を新築することになって、自分で洗面台を作りたいとの申し出がありました。
洗面台は大変面倒です。配水管の問題があるため、サイズを合わせるのがとても大変です。寸法通りに作ったのでは、焼成時に収縮するため、小さくなってしまいます。
既製品は磁器でも、とても高い焼成温度で焼かれ、硬質です。ちょっとコップを落としたくらいでは、割れないように出来ています。
陶器の洗面台は、美しいのですが、割れやすく問題があるので、半磁器のような物で作りかなりの高温で焼成します。
単なる手洗いならともかく、洗面台にするには、衛生面も大事です。
作り方が、「つくる陶磁郎」に出ていましたので、写真を撮って送りました。写真の様に作れると良いのですが・・・
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| 水道管が入る接続を作ります。 あまり長くすると、パイプが入りにくくなるため、短めにします。
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| 底は排水口の金属が入るように、浅めのくぼみを作ります。
乾いてから、穴を開けます。約10%位は縮むので、一割くらいは大きめにします。
私はこういった物を作るとき、少しきつめに付くって、素焼きの時に、さらに調整しています。
土の収縮率を知っていても、焼成温度によって違うため、慎重に焼きます。
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2006年7月15日(土)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理
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