Cat Schroedinger の 部屋
 
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2011年5月2日を表示

福島県には・・・

 郡山市で下水汚泥から1キログラム当たり2万6400ベクレルの高濃度の放射性セシウム。 汚泥を減量化処理してできる「溶融スラグ」からは1キログラム当たり33万4000ベクレルが検出されました。

 タラノメやタケノコなど旬の山菜6品目で先月末に行った緊急時モニタリング検査で、暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)に対して福島市のコゴミから770ベクレル、いわき市のタケノコからは650ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表されました。


 はっきり言って、福島市も、郡山市も大量のセシウムが降ったわけです。学校の運動場ばっかり問題にされていますが、町中に降ったのです。

 外国の反応が風評被害のように言われますが、セシウムが上限だからと言って、何もそのような地区のものを食べる必要はないのです。まして一つ一つ検査をしない限り、セシウムを大量に含んでいる可能性もあるのです。

 県内に住むだけで、どうかすると年間20ミリシーベルト近く浴びる可能性があります。将来どうなるかはっきりとは解っていませんが、少なくとも子供には大変危険な線量であることは間違いありません。

 年間1ミリシーベルトにすると、学童が疎開しなければならない、すると転校先で苛めにあう可能性があるから、20ミリシーベルトにしたのだそうです。開いた口がふさがりません。


 日本の政府の安全基準の決め方も、場当たり的で諸外国から信用されていません。危険であっても無くても、国際放射線防護委員会(ICRP)の基準より10倍も多い基準では信用しろと言っても無理です。
 
 だからますます諸外国は輸入制限するでしょう。筆者も外国にいたら、勝手に国内ルールで決めた安全基準の国の物など決して口にしないでしょう。



 



2011年5月2日(月)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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