大雪 |
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| 昨日あたりから寒くなり、今日は本当に寒くなりました。暦の上では「大雪」大雪が振る寒さです。
現代では、石油ストーブ、ガスストーブ、エアコン等々沢山の暖房機があります。
江戸時代は今よりずっと寒かったのですが、暖房器具と言えば、火鉢か、炬燵(こたつ)くらいでした。
囲炉裏も街中では危険なため、あまり使われませんでした。
町屋で多く使われたのは長火鉢で、外側は木製で、片側に猫板が渡されていて、その上に茶器等を置きました。下に引き出しが付いたりもしていました。時代劇に良く出てくる火鉢です。
移動用の行火(あんか)も有りました。携帯用の火鉢で、辻番や、船の中などで使われました。
とにかく暖房はこれっきしか無かったので、厚着をしました。暖かく寝るために、布団はとても大事でした。ですから火事などの時は、布団を背負って逃げました。
今では「寝間着」と書きますが、夜着を持てない貧困者は、衣服を身体に巻いて寝ました。そこから「寝巻」という言葉が出来ました。
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2009年12月7日(月)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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