Cat Schroedinger の 部屋
 
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天使のくれた時間

 天使のくれた時間
 以前見た映画でしたが、TVで放映されていたのでつい見てしまいました。


監督: ブレット・ラトナー
出演: ニコラス・ケイジ, ティア・レオーニ

あらすじ
 マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャック(ニコラス・ケイジ)は、クリスマスイブの夜、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーで、奇妙な黒人青年キャッシュから換金できない当たり宝クジ券を買い取ります。
 「これから起こることは、あんたが招いたことだ」と謎の言葉を残す青年。

 その晩、ジャックはいつものように眠りにつくが、翌朝目覚めると、全く見知らぬニュージャージー郊外の家にいるのでした。
 
 隣で眠っているのは、なんと13年前に彼が冷たく縁を切った恋人ケイト(ティア・レオーニ)でした。
 ジャックは、この世界にいる自分が、ボランティアで弁護士をしているケイトと、2人の子供と暮らす良き家庭人になっていたのでした。

 はじめはとまどっていたジャックですが、しだいにケイトへの愛が蘇り、平凡な生活に慣れてきました。ところがあの奇妙な黒人青年が現れ、気がつくとまた元の社長に戻っているのでした。

 ケイトを探しだして会いに行くと、ケイトも結婚しないで弁護士として活躍しておりちょうどパリに行く直前で、ジャックの荷物を引き取って欲しいとの連絡を入れたのでした。

 ジャックはケイトを引き留め・・・・

感想
 一見良い話ですが、やり手の若い独身社長、美人の独身弁護士、お互い別れても、一人でいるわけがありません。あり得ませんし、別れてそのことが痛手になっているなら、さっさと連絡し合えば良いだけのことです。
 
 天使が出てこなくてもと言う気がしました。

 仮想の結婚生活でも、どちらもやり手なのだから、あんなに極端な状況でないはずです。見終わっていい気分に成れる良い話ですが、虚構の上に虚構で・・・・現実離れしすぎの感が否めません。

 せめて、ジャックはやり手で、成績にびくびくし、そのくせちょっと女たらしで、自堕落な生活をしていて・・・
 ケイトは正義の弁護士だけど、いい加減な旦那と結婚していて・・・

 そんなリアルな状況から、もし二人が結婚していたら・・・と二人が夢見るような筋立ての方が、良いような気がしました。



2009年12月26日(土)23:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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