Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 


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落合監督

 優勝したのに監督が解任されるとは、信じられない話です。落合監督に人気が無い、インタビューに応じない、母体である中日新聞にも協力的でない、観客動員数が減っているなど色々言われています。一説には給料が高すぎることも、原因だと言われています。


 確かに人気商売ですから、そういったことも大事です。しかしやっぱり勝つことが一番です。観客動員数が減っているのは球団の責任でしょう。

 他球団が有名選手を補強して勝っているのに比べ、中日は殆ど補強無しで勝ち続けました。これほどの名監督はいません。

 
 落合監督が阪神の監督になったら、大歓迎です。



2011年10月18日(火)23:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

温故焼(おんこやき)

 先日温故焼(おんこやき)という焼き物のことを知りました。
 今まで聞いたこともありませんでした。調べてみたら以下のようでした。

 美濃国不破郡赤坂村(岐阜県大垣市赤坂町)の陶器。
同地の清水平七(号温故)が始めました。

 平七が製陶を志したのは1819年(文政二)で、最初金王山の土で楽焼をつくっていた清水孫六から陶法を学び、のち京都・伊部・瀬戸・赤津の製陶地を遊歴し、一時美濃国今尾(岐阜県海津郡)の魁翠園焼を経営したが、赤坂に帰りもっぱら茶器を製出しました。

 器は金生山の赤土と御勝山の白土を混ぜ、無釉で赤褐色の締焼であります。

 初め古藤の銘印がありましたが、のちには温故・金生堂・金生山・御勝山などを用いました。
どれも楕円形であります。

 そして御勝山の印があるので御勝山焼と呼ばれるものは、同山の故事によって篇掛松を描いているものであります。

 1869年(明治二)頃平七の弟勇助(号石僊)は別に一家をなし、河野忠次と改良に苦心しました。
なお別説に、開祖は清水孫六で、早くから赤坂の字大久保で楽焼を築いたが、のち大阪に行きさらに当国海津郡高須侯の招きに応じて城下高須で窯を起こし施釉の陶器をつくったといいます。平七はその孫といいます。


(『府県陶器沿革陶工伝統誌』『日本近世窯業誌』『日本陶甕史』)



2011年10月17日(月)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 陶芸 | 管理

「そば処 玄」

 旅人が川札を買った「川会所」の隣に陶芸仲間の友人の蕎麦屋さん「そば処 玄」があります。今日はそこで天ざるをいただきました。
 日曜日の昼間なので人でも多く、店内もお客さんが沢山でした。今度陶芸の仲間で食事会をする事になりました。



 食事後隣の「川会所」を覗いてみました。輦台(れんだい)などが展示されていました。当時は肩車で川を渡るのが普通で、輦台に乗って川を渡るのには大変なお金がかかったそうです。


 江戸時代、旅人は徒歩や輦台で大井川を渡っていました。大井川は、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と謡われるほど東海道の難所のひとつで、急流のため雨が降るとたびたび「川留め」となりました。


 大井川の川留めは、旅人にとっては大変迷惑でしたが、島田宿は大井川を渡れなくなった旅人で大変賑わい、島田宿で芽生え発展した文化は、「川留め文化」と呼ばれ今に伝わっています。


 超VIP用の駕篭(かご)のような輦台もありました。


2011年10月16日(日)21:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」

「有朋自遠方来 不亦楽乎」「論語 学而」

 遠くからわざわざ学友が共に研究しようと尋ねて来る。自分の道に理解者があって何とも楽しいことある。



 沢山の友達がいても、理解者しあえる友人は貴重であり、その友とあえることは最大の喜びです。昨夜は友でなく大先生ですが、私は先生を理解者出来るほどではありませんが、先生は私の理解者です。

 何年も会わなくても、やっぱり先生は先生でした。人生を振り返っても素晴らしい先生に教えを受けたことは、一番の幸運でした。



2011年10月15日(土)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

恩師

 随分永くお会いしていなかった恩師が来られ、食事をしました。

 恩師が大学院の時代私がお世話になった家庭教師でした。その後東北大学の教授になられ、学部長にもなられ最近引退されました。

 英語を習っていたのですが、英語以外に様々なことを教えていただきました。

 昨夜も一杯お話しし、一杯飲みました。立派な方とお話しし、とても素晴らしい時間が持てました。



2011年10月14日(金)23:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

英男性がマラソン中にバス乗車

 英北部ノーサンバーランドで9日に行われたマラソンレースで3位に入った男性ランナーが、レースの途中でバスに乗っていたことが判明し、メダルを剥奪された。
 メダルを剥奪されたのは、ロブ・スローンさん(31)。大会主催者によると、スローンさんは、32キロを過ぎた地点で観客用のバスに乗り、その後コースの最終部分を走り、自己ベストのタイムでゴールした。

 他のスポーツの不正は許せませんが、なんだかほほえましくて好きです。

 昔はオリンピックでものんびりしていて、第3回 セントルイス大会 (1904年7月1日~11月23日)のマラソンでは有名なキセル事件がありました。

 8月30日、猛暑の中、40キロのコースで開催されたマラソン競技で、アメリカのフレッド・ローツ選手は20キロ過ぎで力つき、道ばたに倒れ込んでしまいました。

 たまたま通りかかった車に乗せてもらいスタジアムに帰ろうとしたのですが、スタジアムまで5マイルのところで車がエンスト。体力を回復したローツは車から逃げるようにそのままゴールを目指し、1着でゴールしてしまいましたが、直ぐに発覚しました。
 

 福建省・厦門(アモイ)で開催されたマラソン大会での出来事。
 上位入賞100名の約三分の一30名が不正行為で失格となる事件が発生。方法は替え玉を使ったりあるいは途中で自転車に乗ったりとか、流石に中国の不正は、笑えません。



2011年10月13日(木)23:48 | トラックバック(0) | コメント(2) | スポーツ | 管理

東京でも高い放射線量

 東京都世田谷区は12日、同区弦巻5の区道で、区が安全の目安としている空間放射線量(毎時0.23~0.25マイクロシーベルト)の約11倍にあたる最大毎時2.70マイクロシーベルト(6日現在)を測定したと発表。

 水素爆発の時、西風だったのは本当に「神風」だったと武田邦彦氏が言っていました。

 あのとき北風が吹いていたら、関東平野はとてつもない汚染地区になった可能性があります。東京も大変な事になったでしょう。

 更に今度は福島第一原発から250キロ離れた横浜市港北区のマンションの土砂を民間の検査機関が調べたところ、放射性物質の「ストロンチウム」が検出されていたことがわかりました。

 あまりにも遅い検査結果です。この分では「プルトニュウム」も心配です。

 「ストロンチウム」はカルシウムに似ているので、骨に蓄積します。カリウムに似ているセシウムとは比べものにならないほど蓄積しやすく、発ガン性もズーと高いのです。

 「プルトニュウム」は鉛に似ているので、初めから毒ですが、口から摂取するより肺に吸い込むと、極少量で肺癌になりやすくなります。

 どちらもあまり熱心に調べていないようで、発表が遅すぎます。
 



2011年10月12日(水)23:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

デクシア破綻

 銀行支援を急ぐのは、欧州の多くの銀行がデクシアと同じく財政不安国の国債を保有するためだ。ギリシャ、アイルランド、ポルトガルに加えスペイン、イタリアにも危機懸念は広がっており、これらの国債を大量に抱えた銀行の資金調達が難しくなり、デクシアと同じ構図で経営破綻が相次ぐという金融危機に発展しかねない、大変な事態です。

 ギリシャを例に取れば、クローネをそのまま使用していれば、財政が悪化すれば自然にクローネが下がり輸出が有利になります。所がユーロを使っているため自国の通貨による調整が出来ません。財政を改善させるには税率を上げ、政府支出を削減する以外に方法がありません。
 逆にドイツは競争力が強いのでマルクを使っていればマルク高になり輸出は不利になるはずですが、ユーロを使っているので、同じ理由で輸出はとても有利です。

 結局、経済力が違う国を同一通貨で統合した欠点が、行き詰まった結果です。ユーロ圏内では人の行き来も自由ですが、やはり言葉の問題や、自国の人を優先的に雇うなど全く自由ではありません。経済力のある国では人のやりたがらない、低賃金のきつい仕事は経済力のない国の出稼ぎ労働者がやっています。若者の仕事は低賃金となり、無職の人が増えています。先進国もせっかく稼いだお金を若者の失業手当に使っている有様です。

 経済格差が有る限り、どのようにしても理想的な統合は無理なように思われます。北ヨーロッパの人たちは、南ヨーロッパの人は勤勉でないと思っています。イタリア、ギリシャなどは実体経済はそれほど悪くないけれど、税金を真面目に払わないことでも有名です。

 これからは国債発行高を国の財政力に合わせて発行するように規制すべきです。というか発行しても買わなければ良かったのです。危ない国の国債を買い込んだのは、銀行の責任です。リーマンショックなど毎回どこかの銀行や証券会社が危なくなると、世界中の銀行が危なくなります。いい加減に学習し、必要もないお金を増刷することを止めなければ、結構何処かが同じ事を繰り返します。

 サブプライムローンにしても、金融工学を使った詐欺です。今回のユーロショックも、ギリシャの粉飾決済の結果です。まさか国が粉飾決済をするとは思わなかったのでしょうが、もともと怪しい国なのです。

 金融工学や、ヘッジファンドの力で莫大な利益をあげて、破綻すれば税金を使って手当てするのでは、真面目に物を作って仕事している業種や、取られ放題の税金を払っている国民は堪りません。



2011年10月11日(火)23:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

危ない所でした!

 前を走っていたバスが信号で止まりました。止まり方が二車線の線にかかっていて、やな感じでした。

 ふと見ると少しずつ下がっている様な気がしているうちに、ドンドン下がりだし。クラクションを鳴らしても止まらないので、慌ててバックしましたが、後ろに車もいるのでそれほど下がれません。焦っているとあとちょっとの所で、止まりました。

 運転手が降りてきて、「すいません!当たりましたか?」と謝りに来ました。

 何か操作をしていて下がるのに気がつかなかったようです。道路がわずかに上っているので、下がったようです。

 ほんとに吃驚しました。



2011年10月10日(月)20:24 | トラックバック(0) | コメント(2) | 車の話 | 管理

お祭り最終日

 今年は天候もよくて、盛り上がっていたようです。お祭り最終日の夜は屋台が町に集まります。

 夜店も沢山出て大変な賑わいでした。



 飴細工のお店には、いつも感心させられます。今年はティラノザウルスもメニューになっていました。


 最終日の夜とあって、祭りの参加者も最高の盛り上がりです。


 お祭り最後の夜、少しずつ遠くなるお囃子の音を聞きながらの帰り道、何となく寂しい感じになりました。


2011年10月9日(日)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

お祭り

 市内は朝からお祭りです。大通り以外は殆ど通行止めです。

 お祭りは悪くないけど、例年同じなのにあのようにノリノリに成れるのは不思議です。
 人によっては朝からお酒を飲めるのが嬉しいそうです。

 う~~~ん個人的にはどうもそれほど乗れません。



2011年10月8日(土)23:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

お祭り前夜

 市内はお祭りの前夜祭。
 朝からいろんな音が聞こえてきます。今年はお天気も良さそうなので、盛り上がりそうです。

 道路が混雑して大変です。



2011年10月7日(金)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

酒席

 友人と久しぶりにお酒を飲みました。2件目に行った頃にはすっかり酩酊し、いい加減なカラオケを歌ったりしました。

 良い季節でアルコールもすすみがちでした。(笑)

 街はお祭りが始まるので、準備で活気があります。



2011年10月6日(木)23:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

麻雀

 時々MONDO TVで麻雀を見ています。プロだから見事な打ち方ですが、あまりにも降りすぎの傾向が目に付きます。

 もう少し勝負しても良いと感じていました。ちょっと前プロの方とお話しする機会が有りました。やっぱりTVでは余所行きの打ち方になりがちで、どうしても早めに降りる傾向があるのは事実だそうです。

 「00プロはオオソリティーですが、打ち方に疑問がある。あんまり上手ではないのでは?」と聞いたら。

 その方は控えめに「たぶんその感想は間違っていない。」と言ってました。(笑)

 何処の世界も年功序列だと・・・

 
 個人的には小島武夫、金子正輝、飯田正人等のファンです。そのプロもその辺りは超一流だとおっしゃっていました。

 麻雀は囲碁や将棋と違って、運や、メンツによって結果が大きく違うので、簡単に順位が付かないのが面白いところでもあります。

 以前はよく麻雀をやりましたが、最近は全然やっておりません。やっぱり4人集まるのはなかなか大変です。 
 今の時代に向いていないのでしょうかね~~

 



2011年10月5日(水)23:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「とり」を取ることに

 いつも落語会に来ていただいている噺家さんが、寄席で「とり」を取られることになりました。

 「とり」とは寄席で最後に出演する者。上がりを受け取る人の意です。実力、人気の両方がないと勤めらせん。更に「とり」の噺家はその日の一番の大ネタをします。時には1時間以上の噺になることもあります。



 噺が終わると、深々とお辞儀しありがとうございました・・・・
 噺家最高の栄誉です。

 以前から応援していたので、とてもうれしく思います。
 みんなでお祝いしようという話が出ています。

 



2011年10月4日(火)23:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 落語 | 管理

今日は病院へ

 朝から準備して病院へ行ってきました。

 検査だけでもすっかり体調が悪くなり、更に状態が悪くなるような気さえしました。

 結果は大したことが無く、ほっとしました。


 些細なことでも病気は辛いものです。気力までもが無くなります。

 「健全な精神は、健全な肉体に宿る」まさにこの通りです。



2011年10月3日(月)23:13 | トラックバック(0) | コメント(2) | 今日の出来事 | 管理

やっぱり酒は百薬の長?

「やっぱり酒は百薬の長?」

 55~65歳の男女1824人を20年間にわたって追跡調査した結果、お酒を1滴も飲まなかった人の死亡率は69%だったのに対し、ほどよくアルコール飲料を飲む人の死亡率は41%にとどまったとのことです。

 さらに信じがたい調査結果といたしまして、いわゆるヘビードリンカーに分類される多量のお酒を飲む習慣がある人の死亡率でさえ、全く酒を飲まない人よりも低い61%にとどまっていたんだそうです。

 今回の調査データに関しましては、研究者の間でも意見が分かれており、とりわけ酒を全く飲まない人のライフスタイルと死亡率の高さの間に何らかの関連性があるのではって見方も出てきています。

 詳しいことは分かりませんが、ほどよく酒をワイワイと皆で飲んでは盛り上がり、ほろ酔い気分でツライことなど忘れる生き方のほうが長生きできて幸せってことなのかな?

 やや怪しげな研究結果です・(笑)



2011年10月2日(日)23:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

ちょっと体調不良で

 元気が出ません。
 陽気が良いのに、出かける気がしません。
 
 本ばかり読んでいます。

 明日はお客さんが来るので、体調を整えないと・・・

 それにしても世界経済も恐慌寸前。世界の株式時価総額が、2011年3月末からの半年間で約10兆1309億ドル(約776兆9392億円)減少したそうです。

 そもそも実際の経済取引に必要なお金の10倍以上が世界中に溢れているのです。まじめに物を作っていても、為替相場で、あっという間に利益が吹っ飛ぶおかしな世の中です。
 ニクソン前の金本位制に戻して欲しいとさえ思います。

 周りでは景気の悪い話ばかり。

 なにかこうパ~~と面白いこと無いのかね~~



2011年10月1日(土)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

秋の漢詩

 昨日の歌も名句ですが、万葉集の「防人の歌」と通じるこの歌を紹介します。

「子夜呉歌」
       李白

長安一片月
万戸擣衣声
秋風吹不尽
総是玉関情
何日平胡虜
良人罷遠征


読み:
長安(ちょうあん)一片の月
万戸(ばんこ)衣(ころも)を擣(打)つの声
秋風(しゅうふう)吹きて尽(つ)くさず
すべてこれ玉関(ぎょくかん)の情
何(いずれ)の日にか胡虜(こりょ)を平(たい)らげ
良人(りょうじん)遠征(えんせい)を罷(や)めん

意味:
「子夜」とは女性の歎きの歌
長安(唐の都)を照らす月明かりの下
どの家からも衣を打つ砧*(きぬた)の音が聞こえてくる
秋風は吹いてやまず
彼女たちは遠くの玉門関*(ぎょくもんかん)で戦う夫の身を案じているのだ
一体いつになったら、胡虜*(こりょ)を平らげてあの人は帰って来るのでしょう。

*砧を打つ:つやを出すため布を木の槌(つち)で打つこと。当時の冬支度で秋の風景。
*玉門関:敦煌の北西にあった関所。この関所の南にあるのが陽関です。共に国の西端で、ここを過ぎると異境の地でした。多くの歌に残されています。
*胡虜:匈奴(きょうど)北方の遊牧民族

 この漢詩は、万葉集の「防人の歌」と通じるところがあります。一片の月は半月で、離れ離れになっていることを暗示しています。



2011年9月30日(金)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

月刊名詩メルマガ

 月刊名詩メルマガから白居易の名詩「新秋夕」が送られてきました。

<漢詩原文>
「新秋夕」   白居易
西風飄一葉  
前庭颯已涼  
秋池明月水  
衰蓮白露房  
其奈江南夜  
綿綿自此長  

<読み下し文>
「新秋の夕べ」  白居易

西風一葉を飄し
前庭颯として已て涼し
秋池 明月の水
衰蓮白露の房
其れ江南の夜を奈んせん
綿綿として此より長からん

<日本語読み>
「しんしゅうのゆうべ」     はく きょい
せいふう いちようを ひるがえし
ぜんてい さつとして もってすずし
しゅうち めいげつの みず
すいれん はくろの ぼう
それ こうなんのよを いかんせん
めんめんとして これより ながからん

<通釈>
秋の風が一枚の木の葉をひるがえし、庭先をさっと吹き過ぎ
涼しくなった。秋の池では明月を水に映し、枯れた蓮がその実
に白い露を宿している。これから一体どうやってこの江南の夜
を過ごせと云うのか、これから延々と長い夜が続くと云うに。



2011年9月29日(木)23:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理


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