Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 


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SUPER 8/スーパーエイト

SUPER 8/スーパーエイト

製作 : スティーブン・スピルバーグ
監督:J・J・エイブラムス 
出演:カイル・チャンドラー、エル・ファニング

あらすじ:
 巨匠スティーブン・スピルバーグと天才J.J.エイブラムスがタッグを組んだ衝撃と感動の物語。
 1979年、アメリカの秘密軍事施設・エリア51から"何か"を輸送中、脱線事故が発生。偶然8ミリ映画の撮影をしていた少年たちが、その一部始終を撮影してしまう。そこで少年たちの永遠に忘れられない出逢いが始まった。

感想:
 映像がリアルで、感動しました。話はある程度途中から予測できます。出来れば宇宙人との交流がもう少しだけ有った方が良かったと思います。話の最後が急激で、ややとまどいがありました。
 一番最後のエンディングの自作映画は良くできていました。



2011年7月10日(日)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

寿司屋

 久しぶりに寿司屋に行きました。ふと食べた蛸が素晴らしい味でした。

 近海物の生だそうです。一般に蛸は茹でてあったり、冷凍されていたりするのですが、生から茹でるとやっぱり味が違います。

 お友達からマスクメロンを、5個も頂きました。大変美味です。



2011年7月9日(土)23:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

おにぎりが食べたくなって

 近所の居酒屋に行ったら貸し切りでした。ちょっと歩いて初めての居酒屋に入りました。少しだけ飲んで、おにぎりを食べましたが、量が多すぎで、今一の味でした。

 口直しにワインバーに寄りました。ピースポーター・ミッフェルスベリンク・シュペットレーゼを多く飲んだら、一気に酔いが回りました。

 目が回ります。(笑)



2011年7月8日(金)22:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

焼き肉

 今日は4人で焼肉店に行きました。
 元々脂身が苦手なのですが、予約していたので、わざわざ私のためにヒレ肉を用意しておいてくれました。

 焼肉店でヒレ肉は珍しいのですが、素晴らしい味でした。

 いつも私だけ赤身をちょっとだけしか食べないのを知っているので、焼き肉屋が気を利かせてくれたようです。

 寿司屋でもマグロの赤身ばっかり食べているので、強烈に極上のトロ、それもギラギラの大トロでなくて、うっすらピンクがかった、上品な物を進められました。なんでも近海物で、冷凍ではなくて生のマグロだとか

 2貫出されて、1貫の半分も食べられなくて、無理矢理お茶で飲み込んだのを見て、寿司屋をがっかりさせました。

 実は他の店でもありました。そこの店では勘定要らないから絶対食べてみてと言われ、同じような最高マグロを出されました。そこでも1貫の半分を涙ぐんで飲み込んで、亭主をあきれさせました。

 寿司屋ではイカ、たこ、ヒラメ、コハダ、トリガイなどが好みです。比較的お安くなっています。でもアワビは好きです。なぜか鰻や、穴子は好きです。

 当然豚汁などは食べられません。困るのはトンカツです。出されると衣を剥いで、白身の部分をよけてから食べます。焼きそば、カレーライスの肉はもちろんよけます。カレーライスは色が付いているので分けるのに時間がかかり大変です。タマネギと間違えて肉を食べちゃうと気がつかれないように、そっと紙のナプキンの中へ吐き出しています。

 最近は脂身のアレルギーがあることにしています。(笑)

 許せないのはエビカレーといっときながら、ベースに肉が入ってることです。小さな肉だとよけるのに大変です。

 すき焼きはこんにゃくか、ネギばっかし食べています。霜降り牛、トロ等苦手です。鯖や、ハマチもあんまり油が乗っていると、少ししか食べられません。



2011年7月7日(木)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

無線LANの調子が悪く

 調子が悪く使えません。

 先日は光電話の調子が悪くなりました。勝手にアップデートして使えなくなることがあるようです。ルーターの電源を切って、入れ直すと回復しました。

 他の施設でもあったようです。結局電話局に電話して解決でしたが、まだ安定性に欠けるようです。

 NTTは光電話を進めておいて、繋がらなくなるのでは無責任な気もします。



2011年7月6日(水)22:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

懐石「いっ木」

 今日は浜松の小さな懐石料理の店に行きました。新しいお店で、4人入れる小さな部屋と、カウンターのお店です。

 ご主人はととも若いのですが、京都で修行しただけあって、なかなかの料理でした。3人でしたが、けっこう飲みました。

 



 友人が近くの「黒澤」というバーにいるとのことで、食事が終わってから行きました。

 男性一人ですが、浜松グランドホテルにいた方で、素晴らしいバーテンダーでした。

 4人ともカクテルをそれぞれ2~4杯ほど飲みました。友人は最近漫画の影響でカクテルに凝っていて、珍しいカクテルを注文していました。

 私はマティニー、カカオフィーズ、ジンフィーズを飲みました。他の人にミリオンダラー、シンガポールスリングなどを注文しました。

 シンガポールスリングは本格的で、ラッフルズホテルの物と全く同じレシピでした。ジュースを使わないで、果物もすべて本物でした。

 素晴らしい本物のバーでした。



2011年7月5日(火)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

外食が続いています

 昨日は映画を見るので、ララポートで富士宮焼きそばと、カキ氷でした。

 今日はいつもの喫茶店に寄ろうとしたら、大変なことになっていました。
 いつも開いている窓にカーテンが降りて、中から機材が搬出中でした。ちょうど店主が居たので訪ねると、閉店にしたのだそうです。

 地方では喫茶店がドンドン少なくなっています。逆に「コメダ」のようなチェーン店は増えています。


 仕方ないので「五味八珍」で冷やし中華と、餃子を食べました。



 今年初めての冷やし中華です。


2011年7月4日(月)18:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

小川の辺

小川の辺

監督: 篠原哲雄
配役:
東山紀之 (戌井朔之助)
菊地凛子 (田鶴)
勝地涼 (新蔵)
片岡愛之助 (佐久間愛之助)
尾野真千子 (幾久)

あらすじ:
 海坂藩士、戌井朔之助(東山紀之)は直心流の使い手としての腕を買われて、家老の助川権之丞(笹野高史)から、ある藩命を受ける。それは、親友である佐久間森衛(片岡愛之助)を討つことだった。

 藩主への上書によって藩の農政を痛烈に批判した佐久間は、謹慎処分を受けた後、妻の田鶴(菊池凛子)を連れて脱藩していたのだ。朔之助が受けた藩命は、佐久間に対する裁きだった。

 民を想って正論を訴えた友を斬らねばならないのか……。朔之助の心は揺れる。しかも佐久間の妻、田鶴は朔之助の妹。幼い頃から負けん気が強く、自身も直心流の使い手である田鶴は、武士の妻として手向かってくるに違いなかった。

感想:
 東山紀之は超イケメンだから、カツラが似合います。実にいい男でした。話は時代劇にしては極々地味な作りでしたが、時代考証的にも良くできていました。

 江戸時代の時代考証が好きなので、納得してみることが出来ました。原作も時代をふまえており、説得力は十分でした。

 話は地味ですが、東山紀之の振る舞いは武士そのもので、心優しいけれど言葉数も少なく、礼儀正しく、まさに武士そのものです。きっと多くの武士がそうであったろうと思わせるほどでした。台詞が少ないので難しい演技ですが、わざとらしい演技でなく堂々としていてとても好感が得られました。

 菊地凛子は顔立ちが好きでないのですが、勝ち気な武士の娘にははまり役でした。

 勝地涼も良い演技で、この映画で下手な人は皆無でした。

 惜しむらくはどの女優さんも好みはあるのでしょうが、個人的には花が無い感じがしました。だからいっそう地味な映画となりました。

 とてもリアルな映画でしたが、殺陣については映画の流れからそれほど残酷にしなくても良いのでしょうが、リアルではありませんでした。

 しかし個人的には本当の武士をよく描いている時代劇で、最高の映画でした。



2011年7月3日(日)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理

「夏意」

 井上洸霊さんからメルマガが来ました。今まで知らなかった漢詩ですが、素晴らしいので転写しました。

人生に役立つ名詩メルマガ

 今回は北宋の詩人、蘇舜欽の名詩「夏意」をお届けします。
昼寝をしようと涼しい離れにゴザを敷いて、ごろりと寝転がると
すだれ越しに今は盛りと咲くざくろの花が見える。庭には涼しげ
な木陰が出来ている。そんな庭の風景を楽しんでいる中にいつの
間にか寝入ってしまった。夢から覚めた丁度その時、庭に遊ぶ
鶯がひと声美しい声で鳴いた、という最高に贅沢で羨ましい詩です。

「夏意」      蘇舜欽

別院深深夏簟清 
石榴開遍透簾明 
樹陰満地日当午 
夢覚流鶯時一声 

<読み下し文>
夏意        蘇舜欽

別院は深深として夏箪清く
石榴開くこと遍く簾を透して明らかなり
樹陰地に満ちて日は午に当たる
夢覚むれば流鶯時に一声

<日本語読み>
夏意(かい)             蘇舜欽(そしゅんきん)

べついんは しんしんとして かたん すずしく
せきりゅう ひらくことあまねく れんをすかして あきらかなり
じゅいん ちにみちて ひは みなみにあたる
ゆめ さむれば りゅうおう ときにいっせい

<語釈>
夏意:夏の気配、の意。
夏箪:竹皮や葦などで編んだ夏用のゴザ、の意。
石榴:ざくろ

<通釈>
屋敷の離れはひっそりとしていて、敷かれたゴザはひんやりして実に
涼しい。庭一面に咲いたざくろの花が、すだれ越しによく見える。
木陰が庭いっぱいに広がり、おりしも太陽は真南にかかっている。 
午睡の夢から覚めた時、枝を渡る鶯がひと声鳴いた。

<蘇舜欽一口メモ>
(1008~1048)・・北宋の詩人。、開封(河南省)の人。
進士及第後、県令、大理評事等となる。梅堯臣と並び称せられ「蘇梅」
といわれる。



2011年7月2日(土)22:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

天竜二俣駅

 先日天竜二股駅を通りかかったら、雨上がりの景色が綺麗でした。

 しばし車を停めて写真を撮りました。

 左手に扇形車庫の屋根が見えます。中央の屋根は木造の司令室がある建物です。右手には蒸気機関車時代の給水塔が写っています。

 最近文化財に指定されました。申し込めば見学も出来るようになりました。



 暑い日が続きます。

 間もなく梅雨明けでしょうか?



2011年7月1日(金)14:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

アイスの実

 暑い日が続きます。

 美味しいアイスを口にしました。かなり甘みがありましたが、果汁80%のアイスで、自然な味です。

 100%ジュースを凍らせても出来るのではと思いました。


 えっ?器が綺麗?
 余った土で適当に作った皿です。

 当たり前ですが、一品物です。(笑)



 形が綺麗なのと、いろんな味が楽しめるところがみそです。


2011年6月30日(木)23:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

鞄を買いました!

 今まで車での移動が多かったので、気にしていませんでしたが、先日旅行したとき、荷物が重くて苦労しました。
 キャリーバックも考えましたが、やっぱりリュックが一番です。欠点はいかにも旅行者といった感じになるのと、ちょっとした店には入りにくいような気もします。

 調べていくうちに、スリーウエイバックが良いのではとの考えに至りました。

 背負う場合、スーツやブレザー姿でリュックは何となく違和感があります。背負うときは上着をしまって、ブルゾンなり、セーターにしたいものです。

 究極のスリーウエイバックを見つけました。ガーメントバックも付いていて、上着もしまえる優れものです。


 横のまま背負うのは幅広になるので、不細工です。あの姿は自転車で通勤するビジネスマンです。

 このバッグは手に提げる時や、ショルダーの時は横に、リュックの時は縦に背負います。これは姿からして重要です。


 買ってみると、重くはありませんが、やっぱり大きいことです。何よりスリーウエイだから、格納できますが、やたらと沢山のベルトが付いています。(笑)
 リュックも本格的で、リュックベルトにバックルベルトが付いていて、ベルトの角度も調節できます。

 
 何にでも使えるというのは、どうしても中途半端になりがちです。大きいから2~3泊の旅行ならどんなシチュエイションでも大丈夫です。

 スーツ姿のビジネスマン風から、ペナペナのブルゾンにリュック姿の観光客風まで変身可能です。帽子も必要だな・・・でも靴は・・・う~~ん靴は替えを持って行くのは大変だから・・・

 ふらりと電車に乗って、どこか旅行に行きたいな~~~



 ガーメントが付いていますが、取り外しは出来ません。そのまま掛けられるように取り外せる方が良いと思いました。

 ポケットが多すぎて、どこにしまったか解らなくなりそうです。

 写真ではハンガーが1つですが、2個付いてきました。ハンガーは取り外しできます。



2011年6月29日(水)01:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 仕事の話 | 管理

マスコミが言わない節電

 何が無駄な電力と言って、TVをつけなければ大変な節電になります。

 今年の夏はTV放送は朝2時間、昼は休みで、夕方からにするのはどうでしょう。

 番組を流さなければ誰も見ません。誰もTVをつけません。


 前から思っていましたが、新聞社も宣伝ばっかりの新聞を配達しています。大変な量の森林破壊と、ゴミが出ています。内容を吟味しろと言いたい!
 新聞を配達したら、回収もすべきだ!

 配送した車の帰りは、古新聞を載せるべきだ!



2011年6月28日(火)00:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

エビフライ

 「コーヒーのコメダ」に寄りました。愛知県の業者のらしく朝7時からモーニングをやっているようです。普通にコーヒーを頼んでも、小さなお豆がついてきます。

 味噌カツ定食とか、エビフライサンドも愛知の業者らしく好感が持てました。

  エビフライが食べたくなったので、夕食は近所のトンカツ屋でエビフライ、ヒレカツ定食にしました。



2011年6月27日(月)21:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

復活したので

 体調が戻ったので、島田の寿司屋に出かけました。

 日曜はいつもバイパスは渋滞するのですが、今日は不思議にもガラガラでした。高速の割引が無くなったから、渋滞すると思っていましたが、夏休み前だからかとにかく空いていました。

 行きも帰りもスイスイでした。この所運転していなかったので、良い気分のドライブでした。

 原発も片がつきそうだし、総理も何とか辞任の見通しがつきそうだし、希望が見えてきました。



2011年6月26日(日)23:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理

体調回復

 少し元気になりました。昨夜は苦しくて大変でしたが今朝から何とか食べられるようになりました。

 明日から休みなのでゆっくり休養しようと思っています。体調が悪いと気力が無くて本も読めません。

 新聞は読めますが意味が分かるだけで、何の反応も起きません。
     バタリ (o_ _)o ~

 原子炉の汚染水の外部からの循環が完成しそうです。初めからやっていればもっと早くできたのにと思います。東電は従来の内部の循環に拘りすぎていたように思います。

 極端に言えばアメリカが提案したように、汚染水を古いタンカーにでも一時期入れれば、少なくとも汚染水を海に流すことは無かったと思います。東電は社内で解決しようとしているふしがあります。

 



2011年6月25日(土)23:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

絶不調

 食欲がありません、少し熱があるようで寝ています。


2011年6月24日(金)22:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

体調が悪くて

 この時期気温に体が慣れなくて、体調が優れません。

 今日は特にだるくて・・・・



2011年6月23日(木)23:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

mixi のアプリ

 mixi のアプリである「カンパイ!ほろよい部屋」にせっせとアクセスしていたら、ついにレベル30になりました。とても単純なゲームで「ほろよいの木」を育てるだけです。

 アクセスしている内に、ちょっとしたバグを見つけてました。
 アクセスの仕方でゴミが次から次へと現れるので、30分もすると1000点位は簡単にゲットできるようになりました。すると急につまらなくなって止めようと思ったのですが、一応「壁」「床」「アイテム」がレベル30までなので、挑戦しました。



2011年6月22日(水)21:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

最後の忠臣蔵

最後の忠臣蔵

監督: 杉田成道
配役:
役所広司 (瀬尾孫左衛門)
佐藤浩市 (寺坂吉右衛門)
桜庭ななみ (可音)
山本耕史 (茶屋修一郎)
風吹ジュン (茅野きわ)
田中邦衛 (奥野将監)
伊武雅刀 (進藤長保)
ヨシ笈田 (茶屋四郎次郎)
安田成美 (ゆう)
片岡仁左衛門 (大石内蔵助)

あらすじ:
 赤穂浪士の中に、討入り後の使命を与えられた二人の生き残りがいた。一人は討入り後、切腹の列に加わることを許されず、大石内蔵助(片岡仁左衛門)から「真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよ」との密命を受けた寺坂吉右衛門(佐藤浩市)。

 そしてもう一人は、討入り前夜に忽然と姿を消した瀬尾孫左衛門(役所広司)である。孫左衛門は、まもなく生まれてくる内蔵助の隠し子を守り抜くという極秘の使命を内蔵助本人から直々に受けていた……。

 討入りから16年間、名誉の死を許されなかった二人は、それぞれの使命を果たすためだけに懸命に生きてきた。吉右衛門は赤穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩き、遂に最後の一人にたどり着く。一方、孫左衛門は武士の身分までも捨て素性を隠し、可音と名付けた内蔵助の忘れ形見を密かに育てあげる。やがて凛とした気品を備えた美しい娘に成長した可音(桜庭ななみ)は、天下の豪商・茶屋四郎次郎(笈田ヨシ)の嫡男・修一郎(山本耕史)に見初められる。


感想:
 赤穂浪士については詳しいので興味深く観られました。史実と違うけれど部分的には真実も入っていました。足軽と武士とでは全く違うので、武士である瀬尾孫左衛門と足軽の寺坂吉右衛門とは身分違います。瀬尾孫左衛門は浅野家の家臣ではなく、内蔵助の家来でしたが、内蔵助の信頼が厚く逃亡の後赤穂に戻ったという説もあり、わざと逃がした可能性はあります。

 寺坂吉右衛門については、逃げたのか意図的に逃がしたのか現在でも不明です。大目付仙石久尚の決定により一切の追っ手はかからず、無事に逃げることが出来ました。83歳で病死するまで生き延びました。大石内蔵助が「軽輩者だから構うな」と書き残していることからも、意図的に逃した可能性は十分あります。基の雇い主吉田兼亮の娘婿の伊藤治興に奉公しています。伊豆大島に遠島に処された兼亮の遺児吉田兼直にも忠義を尽くしています。

 大石内蔵助は赤穂時代にも妾腹の子供をもうけています。内蔵助の遊蕩は、りくの山科
在住中からすでに激しくなり、伏見はおろか大阪まで足を伸ばし家計が困窮、「ご主人様の遊びが激しく・・・」と、りくが実家に金子(きんす)を無心した手紙が残っています。

 山科生活でりくが実家に帰った後、内蔵助の遊女屋通いが一段とひどくなり、山科に帰らない日々もあったらしく、浪士の小山源五右衛門と進藤源四郎が、「側女を置けば、少しは乱行も収まるか」と世話した、のが可留です。

 可留は京都二条寺町の二文字屋次郎左衛門の庶子であったといわれています。当時可留は十八歳・内蔵助は四十四歳・主税は十五歳でした。

 可留が内蔵助のもとで暮らしたのは、わずか半年たらずでした。

 大石内蔵助は潮田又之丞・近松勘六らと江戸に向かって京都を発つ。三条大橋まで見送った可留はその時既に内蔵助の子を宿していました。映画とは違い男の子でしたので連座を恐れその後の消息は不明です。

 大石内蔵助は十一月二十五日付で大西坊証讃に送った手紙で、旧浅野家御典医の寺井玄渓や内蔵助の養子の大西坊覚運(内蔵助の叔父・小山源五右衛門の子であり、内蔵助の従弟である)に生まれ出る子の将来を頼んでいます。映画のように秘密ではありませんでした。
 「玄渓へ頼候二条出産之事も、出生申し候わば、金銀遣し、いずかたへなりとも、玄渓遣し申すべく………」と書きはじめ、男の子なら陰間、女の子なら私娼になっても仕方ないが、そのことが心にかかり、これからの志の邪魔になると述べ、後事を託しています。身重の可留と生まれてくる子供のことを気に掛けてはいました。


 映画としては面白くできています。けれど史実を曲げると、映画の影響力は大きいので、それが心配です。



2011年6月21日(火)23:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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