殿様暮らし |
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| 将軍とは一体どんな食事をしていたのでしょう。実は八代将軍吉宗頃からは、とても質素だったのです。質素倹約を旨として改革したので、その後の将軍の食事は驚くほど質素になったのです。
朝食は一汁二菜、梅干しや煮豆、焼き味噌等でした。 昼食も、朝と同様一汁二菜でした。 夕食は、お酒が出ますが、ちょっとした煮物や、魚の焼き物が付く程度でした。更に代々の将軍の忌日があり、その日は精進料理でした。忌日は大奥に泊まることも禁止されていました。
宴会が有ればとても贅沢な食事となりますが、日頃はこのような物でした。大名でも財政難で、5年間豆腐ばっかり食べ続けた記録もあります。一般の下級武士も大変質素でした。
むしろ江戸の町人は、時代にも依りますが、文化文政頃からは外食産業が発達し、とても贅沢な食事をしていました。
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2009年9月8日(火)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
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