Cat Schroedinger の 部屋
 
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亀田の世界戦判定

 「亀田の世界戦判定は専門家の採点でも分かれた。今月2日のWBA世界ライトフライ級王座決定戦で新王者となった亀田興毅(19=協栄)の判定結果について、元世界王者らボクシング関係者80人にアンケートを実施した。42・5%が亀田の負けとしたが、内訳は会場での観戦の多い関東勢40人は亀田の勝ちが小差で多く、テレビ観戦の多い関西勢40人は半分が負けと見た。今回の採点が非常に難かったことを物語る結果となった。」という記事が出ていました。

 野球の試合もテレビで観ると、ダラダラやっているように見える事があります。実際に球場に行くともの凄いスピードに圧倒されます。

 救援投手が内野席の前で投げているのを観たことがあります。初めは、ゆるゆる投げていますが、仕上がってくると、恐ろしい位のスピードになってきます。さらに凄いのはキャッチャーが構えると、ほとんどの玉がそこに行きます。そのうちコーチが後ろに立って、球筋を見始めます。マウンドのピッチャーはピンチです。「ピッチャー交代」のアナウンスが流れ、その投手がマウンドに出て行きました。
 あれほど凄かったのに、あっという間にメッタ打ちにされてしまいました。そばで見ている時はもの凄いと思ったのに、さらにそれを打ち返すバッターが沢山いるのです。

 テレビは迫力がないように見えます。特に望遠レンズで撮っていると、距離が短く見えて、緩い玉に見えたり、ゆっくり走っているように見えたりします。また角度によっては全く違って見えます。

 スポーツはやっぱりそばで観ていないと、何とも言えない物だと心底思いました。審判の判定に文句をつけるのも、一番近くで見ているのですから、たとえおかしいと思っても従うのが原則です。
 
 スポーツに関して時に日本は勝負けるにこだわりすぎるようです。良い試合なら、負けても惜しみない拍手を送るべきです。それと、試合の迫力自体を楽しむことも大事です。

 判定を観に行ったわけでもないし、監督になるとか、審判になる勉強をしに行ったわけではありません。日本のプロ野球は特にそうです。解説者や、アナウンサーまで、まるで監督気取りの批評をしたりします。

 微妙な判定で勝ったからと言っても、本人には何の責任もありません。
 
 マスコミの取り上げ方もどうかと思うのですが・・・



2006年8月21日(月)23:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理


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