Cat Schroedinger の 部屋
 
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2006年8月22日を表示

スーパーマン リターンズ

スーパーマン リターンズ
2006年 アメリカ
監督・製作:ブライアン・シンガー
キャスト
ブランドン・ラウス、ケイト・ボスワース、ケビン・スペイシー、フランク・ランジェラ

 観てきました。今回は少し遅れましたが、今までのスーパーマンは封切りの日か、直後にすぐに観に行っていました。
 
 以前の作品では、封切りの日には、最後のスーパーマンの活躍のシーンには、映画館なのに拍手が客席から起こったのを覚えています。

あらすじ
 5年前、地球から忽然(こつぜん)と姿を消したスーパーマン(ブランドン・ラウス)は、自分の過去を探して宇宙を旅していました。しかし、故郷の惑星、クリプトン星が放射能に汚染された廃墟になっていると知った彼は、第2の故郷であるスモールビルのケント農場に帰還。そのころ、スーパーマン不在のメトロポリスでは犯罪が急増していました。
 
 おりしも永遠の敵レックス・ルーサー(ケビン・スペイシー)が、終身刑のはずが、スーパーマンが裁判に欠席したため、無罪となって釈放となり、未亡人をだまし巨万の財産を手に入れます。
 
 レックス・ルーサーは北極のスーパーマンの隠れ家に行き、スーパーマンの秘密や、その故郷であるクリプトン星の知識、技術を全て手に入れてしまいます。

 5年ぶりに、古巣の新聞社デイリープラネットに、スーパーマンが一般人に扮装しているクラークケントとして復職します。そこで嘗ては恋人でもあった、ロイス・レイン(ケイト・ボスワース)にジェイソンという子供があり、婚約者まであることを知って、愕然とします。

 気を取り直して、スーパーマンは地球の平和のため、次から次へと人々を助けます。

 レックス・ルーサーはクリプトン星の技術を使い、新しい大陸をアメリカの東海岸に作ろうと実験を重ね、さらにスーパーマン対策として、スーパーマンの唯一の弱みであるクリプトンナイトを盗みだします。

 ロイス・レインは不可思議な停電の原因の取材をするうち、偶然これから東海岸に新しい大陸を作ろうとしている、レックス・ルーサーの船に乗り込んでしまいます。恐ろしい計画に助けを求めようとしますが、船は既に出航し、ロイスとその子ジェイソン共々監禁されてしまいます。助けを呼ぶためファックスを送ったロイスが、危機一髪と言うとき、偶然かジェイソンが弾いていたグランドピアノが突然動き、間一髪で助かります。

 ついに大陸を作る水晶が海に打ち込まれ、津波が起こり東海岸は大騒動になります。もちろんスーパーマンが助けに行くのですが、レックス・ルーサーの用意したクリプトンナイトで作ったナイフで刺され、瀕死の重傷を負います。

 果たして地球は救われるのか・・・・

 最後は次回作を予測させるような、展開になります。

感想
 今までの全てのスーパーマンを観ているので、つながりも全て解りました。ロイスがもう少しおっちょこちょいだったのも、落ち着きが出ていて、ある意味自然でした。おとぎ話のようであった二人の関係も、大人の雰囲気でした。微妙な三角関係も現代的で、現実的でした。
 
 荒唐無稽な話だったのに、少し人間的すぎるような気もしましたが、大人にも受ける話になっています。

 クラークケントの時の間抜けな仕草や、ロイスに馬鹿にされる、お決まりのシーンが無かったのは少し寂しい気がしました。もう少し日常のクラークケントが出てきても良かったのではと、思いました。
 
 以前の作品に比べ、映像の凄さはもう比較になりません。リアルで圧倒的な迫力です。長い映画ですが、凄いシーンが時間を取りすぎていて、話の展開が早すぎるような気もしました。



2006年8月22日(火)00:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画  ドラマ TV | 管理


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