「日本はみんなで貧しくなればいい」上野千鶴子氏の発言 |
|
| 社会学者でフェミニスト(女性解放論者)として知られる上野千鶴子氏の発言をめぐってネットで炎上騒ぎとなっているそうです。
皮肉めいた発言ととらえれば、納得できるところもあります。
先進国の中でもヨーロッパなどでは、国の予算の使い方が違っているように感じます。日本は人口減少問題に対しても、積極性が見られません。
地方再生と称して、高速道路、新幹線、地方空港など整備に余念がありませんが、そんな予算を使うより、保育所、教育費の無料化、奨学金の無返済制度、出産祝い金の増額、子供手当の増額など、直ぐに僅かな費用で出来ることさえ消極的です。
日本は細やかなサービス、公平性、均一性は素晴らしいのですが、行政の効率があまりにも悪すぎます。道路一つでも、国道、県道はともかく、農道という今では全く無駄なシステムがあります。
県道の横に、さほど必要もない立派な農道を造ったりしています。幼稚園、保育園も管轄が違って無駄ばかりです。誰も通らないような山奥まで、舗装道路にガードレール、豪華な橋、土砂崩れが起きれば莫大な費用を掛けて補修しています。
上野千鶴子氏が指摘するまでもなく、地方では次第に貧しくなってきています。もう地方によっては人口減少が著しく、若者が暮らせなくなっています。
もう物質的な豊かさを追うのではなく、頑張らなくても心豊かな生活を送れる国を目指すべきなのかもしれません。
| |
|
2017年2月26日(日)23:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
|