連日トランプ大統領の話題 |
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| とんでもない混乱が起こっています。政策の良し悪しはともかく、国を指定して入国禁止などとは正気の沙汰とは思えません。
フランス、ベルギーなど自国の人がテロを起こしました。国を指定して入国禁止がテロ対策になるとはとても思えません。勘違いもいいところです。
誰かが言っていた、メキシコの経済がよくなり、賃金が上がることが一番の国境問題解決。隣り合わせの国で賃金が数倍も違うことが、不法入国の原因です。もしメキシコにさらに工場が誘致され賃金が上がれば、普通の人はメキシコで働きます。
確かに企業も安く出来るからだけで、海外へ生産拠点移すのは反省しなくてなりません。労働環境、サプライチェーンなどの問題もあります。
海外移転を真っ先にやってきたのがアメリカです。その点では、トランプ氏の自国への生産拠点の回帰は説得力があります。しかしそれは相手の国が悪いのではなく、今までのアメリカの政策でした。
ちょうど日本の小さな小売店が、大企業のスパーに追いやられ、地方の零細な生産者も壊滅したのと同じです。
資本主義の申し子のようなトランプ大統領が目指している政策が、グローバリズムに疑問を投げかけているのは皮肉です。
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2017年2月2日(木)17:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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