パブリック・エネミーズ |
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| 「パブリック・エネミーズ」
監督:マイケル・マン
出演 ジョニー・デップ クリスチャン・ベイル マリオン・コティヤール
あらすじ 大不況時代の1933年、銀行強盗のデリンジャーは、不況にあえぐ庶民たちのヒーロー的な存在だった。ある日、シカゴのバーで、デリンジャーは一人の美しい女性に目をとめる。その女性ビリーをデリンジャーは食事に誘い、銀行強盗であることを打ち明ける。
その頃、FBIは敏腕捜査官パーヴィスをシカゴに送り込み、デリンジャーを「パブリックエネミー(社会の敵)」として逮捕をもくろむ。愛し合うデリンジャーとビリーだったが、ビリーの目の前でデリンジャーは逮捕。しかし彼は脱獄し、再び犯罪を繰り返す。
「庶民を傷つけず、奪うのは銀行の金」というデリンジャーは、おもな活動期間はわずか一年にもかかわらずアメリカでは“義賊”的な存在で、映画化も何度かされている。
その決定版と言える本作の監督は、クールでスタイリッシュな映像表現では随一のマイケル・マン。『ヒート』ではデニーロとアル・パチーノ、『コラテラル』ではトム・クルーズとジェイミー・フォックスと、がっぷり組んだ男の闘いを見せるのが得意な監督だ。
本作でデップに対するのは、FBI捜査官役のクリスチャン・ベイルだ。また、マリオン・コティヤール演じるデリンジャーの恋人ビリーとの恋愛模様の比重もかなり大きく、デリンジャーの人間的な側面を見せている。(goo 映画より)
感想 ストーリーも、映像も誇張が無くとてもリアルな映画でした。それだけに残酷なシーンや、恐ろしいシーンが沢山あります。映画からはさほど義賊という場面は有りません。簡単に殺人を繰り返します。
FBIの捜査も物語風ではなくて、実際の捜査そのものでした。映像自体は時代を見事に再現し、銀行のシーンはとても綺麗です。
話としては、次から次へと強盗シーンが現れ、それも際どい強盗ばかりで、何時も警察と銃撃戦です。練りに練った計画的な犯行は、映画の中の話で、実際に強盗をする人はそれほど下調べなどしないで、発作的な犯行を繰り返すのでしょう。それにしても、頭の悪い強盗に思えてしまいます。
長い映画ですが、ロマンスなのか、銃撃バイオレンス映画なのか、義賊の社会批判なのか、若者の刹那的な生き方を描こうとしたのか、今一つ焦点がない映画でした。 結論、あまり賢くないけど格好良い、ギャングのドキュメンタリー映画と言ったところでしょうか・・・
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2010年1月11日(月)23:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画 ドラマ TV | 管理
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