丁稚のすすめ |
|
| 「丁稚のすすめ―夢を実現できる、日本伝統の働き方」 秋山 利輝 (著) 幻冬舎 (2009/12/20 出版)
内容 女も坊主。 起床は5時前。 携帯・恋愛もちろん禁止。 仕事で迷い、悩んでいるなら、かつて日本人が実践してきた、苦しくも実りある、この働き方に学んでみよう。
第1章 女も坊主。丁稚に課した10のルール(自己紹介がきちんとできないと入社できない;入社したら、男も女も全員坊主になる ほか)
第2章 不器用な人間ほど一流になれる(初仕事は家具の納品から;先輩が後輩を指導する ほか)
第3章 私が家具職人を目指した理由(秋山木工を設立した理由;貧しかった幼少時代 ほか)
第4章 一人前になったらクビにする(なぜ8年で辞めさせるのか;会社の命令系統の難しさ ほか)
第5章 真の職人になるために必要なこと(いまの時代には“一流の職人”が求められている;職人にとって大事なのは、技術ではなく人間性 ほか)
感想 この本を、プレゼントされました。
今の時代こういった物が歓迎されるのは有る程度認めますが、まるで軍隊です。指導者が独裁的なのは、良い面もあるでしょうが、問題です。職人の世界には個人指導が必要なことは沢山あります。しかし指導者の横暴に泣かされた人や、駄目になった人も沢山知っています。
やっぱり学校システムの方が、良いと信じています。学校が厳しいのは結構ですが、一人の個人の決めたルールが絶対なのは、どうにも受け入れられません。
生徒が先生を尊敬し、好きでやっているのなら、それはそれで良いのでしょうが、個人的には、苦手な本でした。
| |
|
2010年1月10日(日)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理
|