「ファクターX」 |
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| 日本の新型コロナの感染者数が欧米と比べて少ないのは日本人特有の要因「ファクターX」があるのではないかと指摘されていました。
理科学研究グループはこの特定の白血球型「HLA-A24」がファクターXの1つである可能性もあると推定していました。
今回新型コロナウイルス表面のスパイクタンパク質を調べた。その結果、HLA-A24と結合してキラーT細胞を活性化するエピトープを見つけました。
さらにこのエピトープの類似部位が同じコロナウイルス仲間で風邪の原因となり、4種類ある従来型の季節性コロナウイルスにも存在すること、さらにこのエピトープはHLA-A24に結合してキラーT細胞を活性化することを突き止めました。
やはり季節性コロナウイルスに感染した結果、新型コロナウイルスに交差免疫を持つようです。
これはある程度想像されていましたが、今回証明されたことになります。
オミクロン株は感染しやすい反面、重症化率は少ないので大混乱にならなければ良いのですが、感染者が多くなれば結局重傷者は増えるので安心材料には必ずしもならないことが残念です。
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2022年1月5日(水)16:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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