Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



2021年11月24日を表示

湖東三山紅葉めぐり その5 比叡山延暦寺

 根本中度の横にある大講堂。大講堂は比叡山延暦寺東塔に位置する建物で、多くの法会(ほうえ)の舞台です。

 幾度も焼失してきました。現在の建物は昭和38年(1963)に讃仏堂を移築したもので、1634年の建立です。この建物は重要文化財に指定され、最初から数えて10代目の建築物です。



 特別公開の「戒壇院」です。天台宗僧侶の「受戒」の場です。僧侶達は生涯に一度この堂で、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)から直接、戒を受けます。この儀式を経て正式な僧侶となります。

 現在の建物は1678年に建立された物で、重要文化財となっています。

 内部は薄暗く神秘的な雰囲気でした。



 戒壇院からさらに西に位置する「法華総持院東棟」です。

 最澄は一万八千巻の経典を写し、全国の要所六カ所に宝塔を建立し納めようとしました。その「六所宝塔」の総塔が「法華総持院東棟」です。

 釈迦の教えである「法華」と密教の教えを示す「総持」の融合の建物です。

 最澄はこの融合を教えとしました。



 法華総持院東棟に廊下で繋がった、「阿弥陀堂」があります。

 この後、「国宝殿」を見学して終わりました。団体なので各場所で、住職からお話があり随分疲れました。



 今夜の宿泊は大津市の「琵琶湖ホテル」です。巨大な建物でしたが、レイクサイドビュー客室で、琵琶湖が綺麗に見えました。

 温泉も歩き疲れた身体に、良い感じでした。



2021年11月24日(水)15:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

湖東三山紅葉めぐり その4 びわ湖大津館から比叡山へ

 昼食は「びわこ大津館」の創作フランス料理でした。

 びわ湖大津館は、1934年(昭和9年)、外国人観光客の誘致を目的に県内初の国際観光ホテルとして建築された旧琵琶湖ホテルをリニューアル活用した大津市の文化施設です。

 旧琵琶湖ホテル時代には、湖国の迎賓館として昭和天皇を始め多くの皇族の方々、ヘレン・ケラー、ジョン・ウエイン、川端康成など多分野の著名人が宿泊しています。

 玄関横にヘレン・ケラー宿泊記念のちょっと元気のない木が有りました。

 建物の設計は、東京歌舞伎座や明治生命館等を設計したことで有名な岡田信一郎です。

 立派な建物で桃山様式と呼ばれる特徴的な和風の外観ですが内装は洋風です。

 フランス料理は団体の所為か、普通の味。やや建物に負けています。



 建物の裏は琵琶湖で展望台にもなっていました。ヨットが泊まり、オシャレな雰囲気です。


 これから比叡山延暦寺に向かいます。琵琶湖を見下ろす車内からの紅葉も綺麗でした。

 



 延暦寺は特別拝観中で「戒壇院」と「法華総持院 東棟」、「国宝殿」が特別拝観となっていました。

 初めに説明がありましたが、寒い中で延々と話が続き修行しているみたいな感じでした。



 一番有名な「根本中堂」は工事中でした。


2021年11月24日(水)11:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

湖東三山紅葉めぐり その3 旧竹林、日吉大社

 宿泊は琵琶湖マリオットホテルでした。景色も良く綺麗なホテルでしたが、団体だった所為かガイダンスが外国人の方で、説明が良く聞き取れないし、説明不足で苦労しました。

 部屋の電話にフロントの案内の番号表示が無く、浴衣はフリーサイズ一種類、Wi-Fiは特殊で不具合で繋がらず。部屋係とフロントの対応は最低でした。人手不足でまるで酷いホテルでした。電話で呼んでも15分ほどかかりやっと部屋に来る始末です。

 これもコロナ禍の影響かもしれません。



 旧竹林院は延暦寺の僧侶の隠居所で里坊(さとぼう)と呼ばれていました。

 1000坪の庭園には2つの茶室と四阿(あずまや)が有ります。



 とても綺麗な建物で、庭が見事です。


 今日も天気が良くて、良い旅行となりました。茶室は渋くて詫びさびの境地です。

 国の重要伝統的建造物で、庭園は国指定名勝庭園になっています。



 隣には日吉神社の総本山「日吉大社」が有ります。この大社も延暦寺の一部なのです。


2021年11月24日(水)10:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理


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