Cat Schroedinger の 部屋
 
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2014年2月6日を表示

日本でのオープンカー

 今まで沢山のオープンカーに乗ってきましたが、必要性、実用性は殆どありません。

 昔のオープンは幌がバタバタする、雨が漏りる、リアーウインドウはナイロン製だと折れ曲がるため曇るし、熱線デフォッガーも入りません。雨の日のバックはとても大変でした。

 最近では幌も良くなり、リアーウインドウはガラスで熱線入っていますから問題はありません。
 車は剛性が悪くなるので強化が必要で、同じクーペに比べて重くなります。燃費、空調効率はもちろん悪くなります。

 ハードトップのオープンは、バタつきも無く快適ですが、当然剛性強化と、屋根を折りたたむ装置などで極端に重くなります。兎に角オープン化は車にとって大変な負担です。一番悪いのは車両価格が跳ね上がることです。

 外国、特に白人社会では未だに日焼けすることはステイタスであり、真っ白で日焼けしていないのは病的に見えるし、バカンスさえ取れない貧しさの表れと取られます。
 アジアでは色白が尊ばれ、日焼けは屋外労働者の代表と言う文化が在りました。特に江戸時代は色白が富める者の象徴でした。
 日焼けを尊ぶ国ではオープンカーは富の象徴です。日本ではオープンカーは日焼けに注意です。(笑)

 実際所有してみると、春、秋は日焼けに注意すれば快適です。自分の車の音以外に、トラックの轟音も容赦なく入ってきます。オープンで走れるときは快適ですが、場所によっては埃や排気ガスも全て直接です。

 今までで一番良かったのは、桜並木をオープンで走行、紅葉の中、長時間は疲れますが、海辺の海岸道路などは夏でもOKです。夜の走行も実際にやってみるとなかなかです。
 ところが4座となると前と後ろとでは風の具合も違うし、どちらかは快適と行きません。

 オープンの時の4座は意外と使用範囲が少ないのが現実です。季節の良い時ゆっくり走るぐらいです。4座のオープンは4人乗るときはクローズドで、オープン時は全席二人までです。

 夏はオープンで走っても凄く暑いし、日差しも凄いので日中は殆ど使えません。夜は結構使えます。もちろんクーラーの方が遙かに快適です。

 冬は当然メチャ寒く、着込んで、シートヒーターつけて、出来ればネックヒーター付きの車なら何とか乗れます。冬でも意外と日差しは強く、日焼けはします。冬の夜は不可能です。

 こうして考えると、日本でのオープンは所有するにも根性が必要です。私は街でオープンで走っているのを見たら、所有者の根性にいつも拍手を惜しみません。自分では値段の張るバイクと考えています。

 だからこそNew BMW4シリーズ カブリオレ欲しい~~



2014年2月6日(木)23:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理


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