散り椿 |
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| 原作:葉室麟「散り椿」(角川文庫刊) 監督:木村大作
配役: 瓜生新兵衛 - 岡田准一 榊原采女 - 西島秀俊 坂下里美 - 黒木華 坂下藤吾 - 池松壮亮 瓜生篠 - 麻生久美子 篠原三右衛門 - 緒形直人 石田玄蕃 - 奥田瑛二
あらすじ: 瓜生新兵衛は、妻である篠と地蔵院に身を寄せていた。病気の篠は散り椿を眺めながら、故郷の散り椿がもう一度見たいと呟くが、その願いは叶わなく亡くなってしまいます。。
篠は亡くなる直前、自分が死んだあと夫に故郷に戻って、榊原采女を助けてほしいと頼みます。
不正を訴え出たが認められず、故郷・扇野藩を出た瓜生新兵衛が戻り、藩主が変わることになっていて、再び藩の不正の件が持ち上がり大きな争いとなります。
感想: 映像は素晴らしく、岡田准一扮する瓜生新兵衛の立ち回り、殺陣は素晴らしく見ごたえがあります。
残念ながら話は妻の結婚話を引きづっていたり、奥田瑛二扮する家老石田玄蕃と、西島秀俊扮する榊原采女のやり取りは、自ら罪を認めているようでどうにも納得できない話となっています。
できればお互いに藩を思う気持ちが同じでも、方針が違い争いになるような筋立てが良いと思いました。
単なる賄賂を取っている家老では話が単純すぎて、そもそも城代家老ともなれば禄高は高く、私腹を肥やす必要などありません。さらに城下町はとても閉鎖的な所ですから、そのような単純なことは出来るはずがありません。城代家老が商人に起請文など書くはずがありません。
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2018年10月1日(月)22:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 映画 ドラマ TV | 管理
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