台南 |
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| 食事を終えて南下し台南に到着。
「赤嵌楼(せきかんろう)」は1653年にオランダ人に創設されたもので、もとはプロビンティア城(オランダ語で永遠の意味)と言われていましたが、のちに中国人に「赤崁城」、「番仔楼」、「赤毛楼」などと呼ばれるようになりました。
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| 明の時代、清の時代、日本統治時代と長い歳月を経ているものの、昔ながらの風貌がほぼ保たれています。
オランダ人により占拠されていた時代から行政要所とされ、1661年に鄭成功がオランダ人を駆逐した後、プロビンティア城を首府に制定しました。
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| 次は台南孔子廟(こうしびょう)です。1666年に創建された台南の孔子廟は国内初の孔子廟として知られます。
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| 清朝末期までは台湾政府の最高学府とされ、台湾の「儒学」の中心だったところです。
教育分野ではこれに匹敵するものはなく、「全台首学」と呼ばれていました。
孔子の位牌でたくさんの大きな扁額があります。清の康熙帝の時代に、歴代の皇帝が扁額を掛けるようになり、現在の総統も就任後、ここに扁額を掛けています。
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| 鄭成功縁の延平郡王祠
祠の中央には鄭成功(てい せいこう)の座像が祀られ、後殿には彼の母「翁太妃」の位牌が安置されています。
「翁太妃」は、長崎県の平戸生まれの日本人、「田川松」です。
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2023年9月17日(日)16:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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