青崩峠トンネル |
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| 長野・静岡の県境で、三遠南信道「青崩峠トンネル」の建設が再開して2023年4月、掘削率が99%になりました。
実は工事は一時期中断していました。あまりに掘削が進まないので、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所に電話したことがあります。
掘削の支持の高規格鋼製支保工を注文しているとのことでした。
発表によると静岡県側の施工を担う安藤ハザマによると、坑口から1770m以降の大土被りとなる区間は、高規格鋼製支保工と高耐力ロックボルトによる二重支保工を用いた特殊支保パターンを採用しているそうです。
これにより掘削時の地山からの押し出しによる吹き付けコンクリートのひび割れといった変状を予防でき、トンネルの安定を確保しながら掘削を進めているといいます。
今回初めて使われた超高強度吹き付けコンクリートは、一般的な吹き付けコンクリートの3倍の強度を有するそうです。
間もなく貫通です。その後覆工工事などがありますが、1年程度で通れるようになると期待しています。
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May.14.2023(Sun)20:05 | Trackback(0) | Comment(0) | 車の話 | Admin
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