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6/2(水) 20:07配信 テレビ静岡 の記事

 こうなることは知っていましたが、この記事を見て大変さに驚き、対応に感動しました。記事なので消える前にコピーして貼り付けました。


「介護施設クラスター50日間の闘い 過酷な現場 “誹謗中傷”も 静岡・西伊豆町」

 6/2(水) 20:07配信 テレビ静岡

 新型コロナのクラスターで、医療機関と並びとくに厳しい対応を迫られるのが「高齢者の介護施設」です。
静岡県西伊豆町の施設で起きたクラスターでは、終息まで50日を要しました。
 感染者への対応に誹謗中傷。介護現場の現実を考えます。

「感染者31人、50日間にわたる闘い」

 看護師「こちらのフロアもすべてレッドゾーンだったので、職員はPPE(個人防護衣)をナース室の前で着てそれぞれが仕事につく形でした」

 医療用ガウン、手袋、サージカルマスクなどを身に着けた看護師と介護士。新型コロナ陽性者の体調管理や介護にあたりました。

 看護師 「どうやって陽性者の方たちを対応していくのか」
 医師 「腹をくくって、この問題に立ち向かっていくしかない」
 町長 「誹謗中傷にならないように施策を組んでいく」  


 西伊豆町は人口7400人余り、観光が基幹産業の静かな町です。

 加藤洋司記者 「新型コロナウイルスの感染者や周囲の人と、どう接し、どう乗り越えていくか。地域が力を合わせた事例が西伊豆町にあります」

 50人の高齢者が生活する介護老人保健施設

 介護老人保健施設の「しおさい」。

 ここでは、長期と短期を合わせ50人の高齢者が生活していました。食事など日常生活で介助が必要な人、認知症の人は少なくありません。

 2週間のうちに感染者は25人に

 始まりは1月26日。1人の新型コロナ陽性が分かりました。

 翌日には新たに6人の感染が判明して県がクラスタ―に認定し、2週間のうちに利用者と職員の感染者は25人に上りました。

 病院の受け入れを前提とした体制は・・・
当初は病院の受け入れが難しく施設内で隔離

 新型コロナに対し施設は備えを進めていました。しかし・・・。

 介護老人保健施設 しおさい・山本成久事務長 「病院(の受け入れ)を前提にした体制を考えていましたので、いざ開けてみた時に『病院の受け入れがない』となった時はもう驚きですね」

 地域の医療機関では、対応できる病床の数や介護・治療の難しさ、広域搬送の問題から感染した高齢者の入院が困難な場合があります。しおさいの陽性者も当初医療機関に搬送されず、2階で感染者と濃厚接触者の治療や健康管理を行い、3階で陰性の入所者がそのまま暮らす施設内での隔離が進められました。
 
 ゾーニング、レイアウトを適宜変えていって何とか乗り越える

 西伊豆健育会病院の吉田英人医師はクラスタ―への対応、家族への説明などに追われました。

 西伊豆健育会病院・吉田英人医師 「医療資源の乏しい地域で医療をしていくのはすごく厳しいのを実感した」

 しおさいには対策本部が設けられ、県内の感染症専門医や災害派遣医療チームDMAT(ディーマット)医師などがチームを作り治療と療養、感染防止策に力を尽くしました。

 西伊豆健育会病院・吉田英人医師 「酸素であったり、あとは点滴、ステロイドという治療は施設内でもできるわけなので、ゾーニング、レイアウトを適宜変えていって何とか乗り越えていった部分はありますね」

「誹謗中傷も」

 看護師長の長嶋とも美さんは駐車場で過ごす夜もあったと話します。必要な対応に備えるためと家族への感染を防ぐためです。

 「職員は街を出歩くな」といった声、家族への差別もありました。



2021年6月3日(木)22:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理

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