Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



西安の城壁

 西安は漢代に長安と命名され、前漢、北周、隋などの首都でした。唐代には首都として人口100万人の世界最大の都市に成長しました。

 唐代の長安は周辺諸民族が都城建設の模範とし、日本でも平城京や平安京は長安を模して作られました。日本では外敵が無く、朱雀門などは作られましたが城壁は作られませんでした。

 長安の城壁は 周囲13.7Km、高さ12m、旧都長安の都を守っており、現在ある城壁は唐の時代から明の時代に築かれました。東西南北4つの問があり、今回は西の門の安定門へ行きました。

 ぐるっと回るに13.7Kmでは徒歩ではとてもじゃないので、自転車の貸し出しがあります。



 城壁の上から見ると、城内の景色が一望です。メインの大通りは幅が100mもあります。

 当時の弓矢の到達距離は75mほどで、有効射程距離は50mでした。皇帝がパレードする時矢が届かない距離にしたのです。

 



 城壁の上の道幅も10mあり、当時は馬で巡回していました。


 門とは別に写真で見える櫓があります。高さがあり、まるで高速道路のようです。


 門の中でも西門はシルクロードの出発門でもあり、西からの商人の到着門でもありました。

 どれもこれも日本などとは桁違いの大きさです。遣隋使、遣唐使も私たちと同じように感銘を受け、日本に帰りこのような都を作りたくなったのでしょう。



 夕食の続きにナイトショーがありました。きらびやかですが、踊りの振りが日本人には同じように見えて今一つの評価でした。

 ホテルに帰ると寝不足であっという間に熟睡です。



2019年11月7日(木)16:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

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