吉野千本桜と春香る京都・奈良桜紀行4 |
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| 8日の最後は京都府田辺市にある小さなお寺「大御堂(おおみどう) 観音寺」でした。1300年前 白鳳年間(7世紀後半)
天武天皇の勅願により開基され、天平16年(744年)、東大寺初代別当の良弁が中興した由緒あるお寺です。古図によれば、諸堂13、僧坊20余を超える規模であったようです。
たびたびの火災で、現在は小さなお寺となっています。桜と往時をしのぶ建物は何も残っておりません。 ただ一つ、我が国有数の天平仏国宝「木心乾漆十一面観音立像」が無事に残っています。
参道の桜並木と菜の花が素晴らしいのですが、今回は桜はもとより、菜の花も咲かなくて何もありませんでした。
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| 鐘楼小さな慎ましいお寺です。
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| 天平仏の持つリアルな「木心乾漆十一面観音立像」は古いだけでなく、格調が段違いです。
流石に国宝に指定されただけのことはあります。良く無事に残ったと思いました。
桜、菜の花はダメでしたが、これには感動しました。
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2018年4月8日(日)16:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理
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