Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



越中八尾おわら風の盆

 バスは御殿場から順にお客さんを拾い、島田駅を最後に吉田インターから、豊田経由で東海北陸道に入りました。午前10時頃出発し休憩を取りながら、午後4時頃に富山のホテルにに到着しました。

 チェックインを済ませ富山駅から高山線で、「越中八尾駅」に向かいました。臨時列車が何本も出ているのですが、大変な混雑で電車に乗るにも整理券が必要でした。

 6時過ぎに越中八尾に到着、駅前から沢山の人が踊りの行われる街に向かいます。踊りは各町内単位で踊られ、おおよその時間が決まっていますが、曖昧で待っていると踊り出します。

 日にちは週末など一切関係無しで、9月1~3日の三日間です。そんなところも観光客に媚びることがない、潔さを感じます。

 街に向かう橋の上で踊りが始まりました。現地の人に聞いたのですが。踊り子は26歳くらいまでの独身女性とされているそうです。

 道理で踊り子はみんなほっそりとして、華奢な感じです。

 写真を撮るにも暗いし、動くし、観光客は禁止されているのにライトを当てたり、フラッシュを焚いたりで、なかなか旨く写真が撮れません。

 この写真も適当に加工しました。



 昔から「夜目、遠目、笠の内」と言われるように、照明はなく暗い中で、笠を深くかぶり踊る様はいやが上にも美しく見えました。


 三味線、太鼓に鼓弓が入る、哀愁を帯びた歌と踊りで、幻想的な感じさえします。

 流しと呼ばれる行進する踊りと、輪になって踊る輪踊りがあります。輪踊りは子供達も混じり、和やかな感じを受けました。



 駅前のメインロードの中央線には、小さな金属が埋め込まれています。これは冬の雪を溶かすために水が出る装置だそうです。

 



 踊りは11時頃までですが、各町内では深夜まで断続的に踊りが繰り広げられます。時間は全く不定期で気が向いたら踊るといった感じです。

 こんなに人気があっても大衆に媚びることなく、自分たちのために踊る気風も好感が持てました。

 この3日間は、臨時列車が深夜0時30分まで運行されます。観客も夜通し街を歩く人も結構あるそうです。また早朝にも送り踊りがあるそうです。


 かなり遅い時間の電車に乗り、富山に帰りました。



2017年9月3日(日)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気紛れ写真 | 管理

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