Cat Schroedinger の 部屋
 
                        雑談の部屋です。
 



大三元

 経済学者高橋洋一氏の話の中に、角谷正彦氏(かどたに まさひこ1936年2月14日--)の話が出てきました。

 初めて知りましたが、国家公務員採用上級試験(法律)首席合格、東大法学部首席卒業、司法試験首席合格のいわゆる三冠王と言われる人だそうです。優秀すぎてそれほど出世しなかったようです。

 藤木 英雄(ふじき ひでお、1932年2月20日 - 1977年7月9日)も三冠王です。



 中国は長期間「科挙」という制度がありました。貴族の子弟であれ、農民であれ試験に受かれば高級官僚が約束されました。

 試験制度は地方試験の「郷試」、事実上本試験の「会試」、最後に天子による直接口頭試験「殿試」からなります。


 この三回の試験で全て主席だった人を「三元」と呼びました。大変な名誉でした。これは、各試験での首席合格者を郷試で「解元」、会試で「会元」、殿試で「状元」と呼んだことに由来しています。

 麻雀の役万である大三元はこれに由来します。

 もっとも多くの場合「殿試」の成績は「会試」の成績順のことが多かったようです。
 
 成績が優秀は人は、一度読んだ本など一瞬にして記憶できる力(瞬間記憶)がある人が多いようです。しかし必ずしも創造性があるとは限らなくて、単に記憶力が優れているだけという場合もあるようです。

 先日東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」というツイートが話題になりました。

 アスペルガー症候群(アスペ)は自閉症の一種で、他人とのコミュニケーションや周りの空気を読むことを苦手とする一方で、高い集中力や優れた記憶力を持つ例も多いといわれる。

 言われてみれば、個人的にもそのような疑いのある人を何人か知っています。 



2016年3月12日(土)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 書籍 (短歌、漢詩) | 管理

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