静岡県西部の道路事情 |
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| 「新東名高速道路」が出来て「旧東名高速道路」の渋滞は激減しました。その結果合流地点の「いなさジャンクション」は慢性的な渋滞です。この渋滞も計画では2014年末には「いなさJCT」から「豊田東JCT」まで開通予定で解消されるはずでした。しかし土砂崩れ、地盤沈下、重金属の発生などから2015年末開通となりました。
これが開通すると、「豊田東JCT」から「豊田JCT」に繋がりそこからは「旧東名高速道路」「湾岸自動車道」に接続し、渋滞は一気に解消するでしょう。
問題はそこから西です。四日市から先は複雑です。現在は「四日市JCT」「亀山JCT」辺りは慢性的な渋滞です。2018年には「新名神高速道路」は新たに「四日市北JCT」が出来て、「湾岸自動車道」に平行して走り「亀山西JCT」に繋がります。これでかなり渋滞は解消するでしょう。
亀山から「東名阪」「西名阪」は純粋には高速道路ではありませんが、大阪に行くにはこれが主要道路です。「新名神高速道路」が建設の必要性などで問題になり、複雑な道路になりました。結局「亀山JCT」は「名阪道路」と「伊勢自動車道」に繋がっているので、拡張工事が必要でしょう。
一般国道はまだまだ大変です。
2012年磐田バイパス小立野IC~三ヶ野IC間の7.2kmが立体4車線となりました。 2013年には三ヶ野IC~堀越IC間の2.6kmが4車線となりました。 2015年には堀越IC~国本IC間2.5kmも4車線になります。 これで袋井から浜松までのバイパスは全て4車線化となり、かなり渋滞は解消されます。
現在国本IC~掛川市の沢田IC間の4kmは平面を走っています。地元自治体など期成同盟会は国に、渋滞対策と事故防止のため平成18年から立体4車線での整備を要望してきました。 しかし今回、国から経費が安く施工期間が短い従来からの平面6車線で早期整備したい旨の打診があり6車線化に決まりました。2015年には堀越IC~国本IC間2.5kmの4車線化と同時に開通予定です。信号も多くてそれほど良くは成らないけれど、一応解決です。
資料によれば、立体4車線化案では概算事業費が約450億円で事業完了に概ね15年、平面6車線化案では、事業費は約15億円、用地も取得済みであり事業完了まで2年~3年とのことです。
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2015年1月5日(月)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 車の話 | 管理
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