卑怯な解散 |
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| 解散の目的はただ一つ、今解散すれば自民党が議席を維持できるか、大して減らさないからです。
解散しなければならない理由はそれ以外に何もありません。じつにあざといというか、卑怯な解散です。消費税増税先送りの信を問うとか言っていますが、野党も先送りに賛成です。税金を上げて良いか信を問うならともかく、先送りの信を問うとは呆れてしまいます。
国民は税金を上げると言えば支持しにくいのは当たり前で、先送りと言えば支持を得られやすいのを見越した解散です。
そもそも安倍晋三首相のやった仕事は、黒田総裁の金融緩和だけです。その後はえらく外交熱心ですが、韓国とも、中国とも上手くやっていこうとしていません。右翼的な活動が目立ちます。第一の矢は上手く行きましたが、その後第二の矢も、第三の矢も全く放たれませんでした。
その結果せっかくの金融緩和による円安もその後がありません。8%の増税で、何もしなければ景気が悪くなるのは当たり前です。そのあげく消費税増税先送りとは、自身の無策の信を問う選挙です。
野党の体たらくをみれば、与野党逆転など決してありませんが、自民党にお灸を据えねば成りません。国会答弁でも多数を笠に着て、高圧的な答弁を繰り返し中国、韓国とも上手くやれない安倍を勝たせすぎる事だけは避けねば成りません。
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2014年11月15日(土)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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