巨大な惑星 |
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| 直径2.7キロの巨大な小惑星「1998QE2」が31日、衛星を伴って地球の近くを無事に通過しました。
NASAは米東部標準時間午後5時、短文投稿サイトの「ツイッター」上で小惑星が無事に地球を通過したと発表しました。
「1998QE2」は、地球から約580万キロの距離まで接近したが、それでも地球から月までの距離の15倍以上も離れていました。
この小惑星は、1998年8月19日に発見されたことから、1998QE2と名付けられました。「Q」は8月を意味する。直径約2.7キロと巨大で、さらに直径約610メートルの衛星を伴っています。
今年2月にロシアに落ちたもので、大気圏突入前の小惑星の大きさは約15mほどだったそうです。たった15mであの被害です。2.7㎞とは単純に考えても、本体で180倍、衛星で40倍合わせて220倍の大きさです。
もし衝突していたら、どれくらいの衝撃でしょうか?
地球の人口が、半分くらいになったかもしれません。衝撃だけでなく、舞い上がる粉塵のため地球に届く太陽光が遮られ、何年も寒冷化し、大飢饉になります。
ユカタン半島に、恐竜が絶滅した白亜紀/第三紀境界(K-T境界)のものとみられる直径180キロのクレーターが発見されています。
このクレーターを作った物体は直径10キロほどあったと推定されます。この時は地上の殆どの生き物が激減しました。
今回の小惑星は三分の一ですからとんでもないことになったでしょう。
しかし何時かは衝突する可能性があります。もし地球にぶつかるとしたら、ロケットを打ち込んで、ほんの少し軌道を変えるのが一番の策のようです。
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2013年6月1日(土)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 今日の出来事 | 管理
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